Japan
サイト内の現在位置を表示しています。
VISJNLCNV - 特長・機能
ファイル自動生成機能
出力ファイルのサブファイル名を自動で生成することが可能です。プレフィックスを指定して作成する方法と,サブファイル名の全てを自動作成する方法の2種類を提供します。
また,出力ファイルの1サブファイル内に出力するレコード件数の上限を指定し,その件数を超えた場合には,自動でサブファイルを分割する機能を搭載しています。
サブファイル名自動生成機能
通常の出力の場合,コマンド言語でSFNAMEパラメータを記述することにより,出力するサブファイル名を指定します。サブファイル名を自動で生成する場合,このSFNAMEパラメータを省略することで実現されます。
出力されるファイル名は,コマンド言語のPREFIXパラメータが指定された場合,その指定値+日時(出力対象となる先頭のレコードが持つ日時)から生成されます。 PREFIXパラメータが指定さなかった場合は,各レポートが持つ固定の接頭語(下記参照)+日時から生成されます。
接続語 | レポート名 |
---|---|
MNTR | モニタジャーナルレポート |
DBAA | データベースアクセス解析レポート |
DMLR | DMLレポート |
RQCL | RIQS DML情報CALL型レポート |
RQRW | RIQS DML情報READ/WRITE型レポート |
RQSQ | RIQS DML情報SQL型レポート |
出力サブファイル名の生成例
(※)入力データの最初の対象レコードが2003年4月1日10時20分のとき
- SFNAMEパラメータが指定された場合。
[コマンド言語] //EDIT REPORT=MONITOR, SFNAME=FILE01
[サブファイル名] FILE01 - PREFIXパラメータが指定された場合。
[コマンド言語] //EDIT REPORT=MONITOR, PREFIX=PRE
[サブファイル名] PRE0304011020 - SFNAMEパラメータ,PREFIXパラメータのどちらも指定されなかった場合。
(モニタジャーナルレポート時)
[コマンド言語] //EDIT REPORT=MONITOR
[サブファイル名] MNTR0304011020
出力ファイル自動分割機能
ジョブ制御言語およびコマンド言語のどちらでも指定可能なDIVCOUNTパラメータに,1サブファイルあたりの最大レコード件数を指定することにより,ファイルを自動的に分割することができます。
その際,出力ファイルは,サブファイル名の後ろに「_連番(数字5桁)」が付加されます。
ファイル転送を行なうため,ひとつの出力ファイルのサイズをあまり大きくしたくない場合や,PC側の表計算ソフトなどのツールで扱えるレコード数に制限がある場合などに有効です。
- ジョブ制御言語記述例
$VISJNLCNV INFILE=(VISJNLCNV.INFILE) OUTLIB=(VISJNLCNV.OUTLIB) DIVCOUNT=1000 COMFILE=VJC1; $INPUT VJC1; //EDIT REPORT=MONITOR $ENDINPUT; または, $VISJNLCNV INFILE=(VISJNLCNV.INFILE) OUTLIB=(VISJNLCNV.OUTLIB) COMFILE=VJC1; $INPUT VJC1; //EDIT REPORT=MONITOR DIVCOUNT=1000 $ENDINPUT;
出力サブファイル名の生成例 (指定例はコマンド言語でDIVCOUNTを指定した場合)
(※)入力データの最初の対象レコードが2003年4月1日10時20分のとき>
- SFNAMEとDIVCOUNTが指定された場合。
[コマンド言語] //EDIT REPORT=MONITOR, SFNAME==FILE01, DIVCOUNT=1000
[サブファイル名] FILE01_00001,FILE01_00002,・・・・ - PREFIXとDIVCOUNTが指定された場合。
[コマンド言語] //EDIT REPORT=MONITOR, PREFIX=PRE, DIVCOUNT=1000
[サブファイル名] PRE0304011020_00001,PRE0304011020_00002,・・・・ - SFNAME,PREFIXが省略され,DIVCOUNTが指定された場合。
(モニタジャーナルレポート出力)
[コマンド言語] //EDIT REPORT=MONITOR, DIVCOUNT=1000
[サブファイル名] MNTR0304011020_00001,MNTR0304011020_00002,・・・・