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「未来をつくるパーパス都市経営」が不動産協会賞を受賞
NECスマートシティ日本電気株式会社(本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO:森田 隆之、以下 NEC)が執筆協力し、NECグループのシンクタンクである株式会社国際社会経済研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長 松木 俊哉、以下 IISE)より発刊した「未来をつくるパーパス都市経営」が、第14回不動産協会賞を受賞いたしました。本書は日本電気株式会社(以下、当社)が執筆協力を行っております。
本書の概要
「パーパス都市経営」とは、「パーパス経営」と「都市経営」を併せ持つ言葉として本書で新しく定義しました。
パーパス都市経営が目指すのは幸せが続くまちであり、ウェルビーイングが高いまちです。この言葉は、まちのパーパス(存在意義)となる「ウェルビーイングの向上」に向け、民間企業の行動原理である経営の視点を取り入れ、まちの経営を持続的に回していくことを示しています。
実現にあたっては、「データ活用」「スマートシティ」「都市OS」「投資と回収への意識」などの要素がカギを握ります。これらの活用に加えて、自治体や民間企業をはじめとしたステークホルダーとの連携による新たなビジネス創出と、これら一連の営みによるウェルビーイングの向上について記載しております。
不動産協会賞について
不動産協会賞は一般社団法人不動産協会の社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物の中から、世の中の多くの方々に読んでいただくことにより、幅広い課題を理解いただくのに資する著作物を表彰しています。
選考委員の方々からは以下の講評コメントをいただきました。
「日本を取り巻く現状から地域の課題について、スマートシティという切り口からウェルビーイングを高める重要性について書かれており、まさに現在の社会課題に対して真っ向から向き合った一冊であった」
「NECの多くの社員が共同で書き上げた作品であり、それを包み隠さずに一人一人の名前を巻末に収録したことがとても印象的である」
ウェルビーイングという考え方をまちづくりに取り入れることの重要性について選考委員の方々からもご賛同いただき、加えて当社の取り組み姿勢についても評価をいただきました。
パーパス都市経営の実践
当社では、パーパス都市経営に共感いただいた自治体様と協働の取り組みを進めております。
●自治体A様との取り組み
ウェルビーイングを成長戦略として位置づけている自治体A様との取り組みでは、住民の方々からアンケートを収集し、ウェルビーイングにつながる要素とその因果関係を導出、これらにもとづいたロジックモデルの作成と施策設計を進めております。
●自治体B様との取り組み
都心から車で一時間ほどの豊かな自然が印象的な自治体B様につきましては、ウェルビーイングに関する自治体職員様向けの研修を実施し、自治体様と住民のウェルビーイングについて理解を深めながら、まちの総合計画及び施策策定を推進しております。
今後の取り組みについて
当社では「パーパス都市経営」の考えに基づき、行政並びに民間領域にてウェルビーイングに関する取り組みを推進しております。まちのウェルビーイングの向上をめざしてビジネス検討を行うことで、明るい未来のまちや社会づくりに貢献してまいります。
参考
- 本書「未来をつくるパーパス都市経営」の詳細はこちら
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