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NEC、防衛省 陸上自衛隊通信学校のサイバーセキュリティ人材を育成する部外委託教育を受託
~高度な最新技術教育およびサイバー演習を実施~2023年7月25日
日本電気株式会社
NECは、防衛省 陸上自衛隊通信学校にて実施するサイバーセキュリティ人材育成のための「部外委託教育」を受託しました。
本教育はサイバーセキュリティで重要なペネトレーション技術(注1)演習やログ解析演習、インシデントレスポンス(注2)演習など実践的なサイバーセキュリティ演習を実施します。本教育は2024年1月までに集合制で計2回(各8日間)開催し、第1回は本年7月26日から開催します。
本教育の概要
- ・実施時期:2023年7月~8月、2024年1月の計2回(各8日間)
- ・受講者数:集合制で各50名程度
(陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の隊員を対象) - ・教育内容:①前半4日間
ペネトレーション技術演習やログ解析演習などを実施し、最新のセキュリティ技術を修得させる。
②後半4日間
前半に習得した技術を活用してグループで討議しながら実践的なサイバー演習を体験し、セキュリティインシデント対処要領を修得させる。 - ・備考:本教育は日本電気通信システム株式会社、NECネクサソリューションズ株式会社、NECマネジメントパートナー株式会社と連携して実施

近年、社会のデジタル化が急速に進展する中、重要インフラに対するサイバー攻撃の脅威が高まるとともに、その攻撃手法も高度化・複雑化しており、サイバーセキュリティに関する対応能力の強化が日本全体の課題となっています。
NECは、2019年度から陸上自衛隊通信学校向けに部外委託教育を提供しており、2022年度までに高度サイバーセキュリティ教育を計8回開催するなど、防衛省・自衛隊のサイバーセキュリティ人材の育成に貢献してきました。
NECは今後も、防衛省をはじめ国内外の政府機関や重要インフラ企業などへのサイバー防御の演習、製品・サービスの提供を通じてサイバーセキュリティ能力の向上に貢献します。
以上
- (注1)ペネトレーション技術:
様々な手法やツールを使用して、システムやネットワークの脆弱性を検査し、攻撃者が利用する可能性がある脆弱性を探し出す。検査結果から改善策を提案し、システムやネットワークをより堅牢な状態に保つ。 - (注2)インシデントレスポンス:
セキュリティ問題が発生した場合に、迅速に事態を収束し被害を最小限に抑えるための対応プロセスや手順。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC NSインテリジェンスソリューション統括部
E-Mail:cyber_nec@nss.jp.nec.com

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誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
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