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新型ATMが2022年度グッドデザイン賞を受賞

~ユーザーの立場に立ったデザインを総合的に実現している点について高く評価~

2022年10月7日
株式会社セブン銀行
日本電気株式会社

株式会社セブン銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松橋 正明、以下 セブン銀行)と日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:森田 隆之、以下 NEC)は、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)において、新型ATMが「グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。

今回応募した新型ATMは、顔認証による本人確認やQRコード(注1)の読み取りなど、多様なニーズにお応えするサービスプラットフォームとしての機能を拡充しています。様々な利用者や利用シーンを想定し、「誰一人取り残さない」デジタル社会の実現に向けて機能の拡充のみならず安全性や操作性に配慮するとともに、利用者におもてなしを感じさせるユニバーサルデザインを追求した新しい時代のATMです。今回の受賞では、ユーザーの立場に立ったデザインを総合的に実現している点が高く評価されました。

今回の受賞を励みに、これからもセブン銀行とNEC はATM を通じて安心・安全な生活インフラを提供するとともに、社会の変化に対応した新しい価値を提供し続けてまいります。

グッドデザイン賞審査員の評価コメント

コンビニエンスストアは多くの地域で住民生活の基盤となっており、店舗におけるATMには非常に多様な機能が求められる。しかも情報システムやセキュリティ技術の目まぐるしい進化に速やかに対応する必要もあることから、ATMの開発は困難が予想される。本製品はそれらの多様な要求に応えながら、インタフェースの操作性やユニバーサルデザインの要素など、ユーザーの立場に立ったデザインを総合的に実現している点が高く評価された。

新型ATMの特長

新たな価値の提供
  • 顔認証や確認書類の読み取りによるスムーズな本人確認
  • コード決済や情報読み取り機能の追加で実現する操作の簡易化
  • Bluetooth機能によりスマートフォンとATMの情報連携が可能
さらに使いやすく
  • より大きな画面・文字で、見やすさ・使いやすさを向上
  • 各種操作の位置下げや荷物置き・杖掛けの設置など、ユニバーサルデザインを追求
  • テンキーの色や画面内の配色について視覚障がい者の方にも配慮
  • ハードウェア・画面UIのいずれもカラーユニバーサルデザイン認証(注2)を取得
安全・安心の追求
  • 包み込むような曲面バイザーによるプライバシー空間の拡大
  • ATMにおける金融犯罪を自動で検知する防犯対策
環境負荷低減
  • 開発時から消費電力を意識した設計・部材選定により、消費電力・CO2排出量は現行ATM対比約40%低減
  • AI・IoTによる有人オペレーション運営の効率化

新型ATMの詳細はこちらをご覧ください。
new windowhttps://www.sevenbank.co.jp/oos/adv/tmp_192.html

  • (注1)
    QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
  • (注2)
    CUD認証は特定非営利活動法人カラーユニバーサルデザイン機構が行う、色覚の多様性に対応している製品だと認定する認証です。

グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
new windowhttp://www.g-mark.org/

以上

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誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
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