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適応ファイナンス

適応ファイナンスコンソーシアム

適応ファイナンスへの取り組み

「適応ファイナンス」のためのICT

近年、深刻化する気候変動への対策が喫緊の課題になっています。しかしながら、温室効果ガスの排出を抑制する緩和策の進展に対して、気候変動の影響を低減する適応策は十分ではなく、適応価値の透明化とそれによる資金導入が国内外で期待されています。

そこでNECでは、デジタル技術の応用により適応策導入の価値となる減災効果や環境効果の見える化を行い、それらの価値を基にした適応ファイナンスのアプローチを社会実装していくことを目指しています。

「適応ファイナンス」の基本的なアイデア

コンソーシアム活動

自然災害の激甚化など、高まる気候変動リスクに対する課題を共有するNECと三井住友海上は2024年3月、災害リスクを低減し、強靭で持続可能な社会の実現に向けて、適応ファイナンスの市場拡大を牽引するために「適応ファイナンスコンソーシアム」を設立しました。本コンソーシアムでは、デジタル技術を応用して適応価値(減災効果・環境効果)を予測分析し、定量的にわかりやすく投資家に提供することで、仕組みを構築し、様々な適応策、価値評価手法に基づく保険や債券、融資スキーム等の金融商品組成を会員の皆さまやグローバルパートナーと推進していきます。