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安全・安心な空のモビリティの利活用

空のモビリティでかなえる未来の自由

ドローン(無人航空機)はこれから社会のさまざまな分野で活用が期待されています。
政府その他関係機関においてもドローンの飛行に関して、安全な運用のための制度の制定や規制の緩和、それを支える仕組みの検討などが進められており、NECもそれらの活動に貢献し、ドローンの安全・安心な飛行のための取り組みを行っています。

時間や場所にとらわれず、人々が安全・安心に自分らしく暮らす未来に向けて。
空のモビリティがより身近な存在となり、さまざまな分野のサービスで人の生活に寄り添い、共に豊かな暮らしを創る。
そのような社会の実現を目指します。

NECの取り組み

NECでは、ドローン飛行の安全・安心と、ドローンの利活用の2つの側面から取り組みを行っています。

①ドローン飛行の安全・安心

安全・安心なドローン飛行・活用に向けて、政府では2020年の航空法改正により「無人航空機の登録制度」が施行され、さらには目視外飛行に向けて、2022年度には「機体認証制度」「操縦ライセンス制度」が施行されます。

NECはNEDOの「DRESS-PJ(ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト)」 (注1)に5年間参画し、有人航空機の管制システムで培った知見を活用した複数のドローンが安全に飛行するための運航管理システムや、遠隔からの機体識別を可能にするリモートIDの研究開発を行いました。

これらが社会実装されると、将来的には例えば以下のようなことが可能になります。

  • 飛行計画により、ドローン(無人航空機)同士、有人航空機とドローンの衝突を避けられる
  • 同一空域に複数事業者のドローンがたくさん飛行していても安全に飛行できる
  • 頭上を飛行しているドローンが、誰が飛ばしたもので、きちんと許可されているものか、がスマートフォンで分かる
  • 事業者は安心してドローンを活用したサービス提供が可能になり、市民も安心してサービスを受けることができる

NECではこのような国のプロジェクトでの成果のほか、画像解析やAIといったICT技術を活用し、各業種・業界のパートナー企業様と連携をしながら、さまざまな領域におけるドローン活用に貢献するような取り組みを進めていきます。

  • (注1)
    ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト
    Drones and Robots for Ecologically Sustainable Societies project (DRESS project)
  • (注2)
    遠隔からの機体識別および有人航空機との空域共有に関する研究開発
  • (注3)
    運航管理統合機能の機能拡張に関する研究開発

②ドローンの利活用(NECモビリティテストセンター ドローンフィールド開設)

NECは2022年2月にドローン飛行が可能なテストフィールドを静岡県御殿場市(注4)に開設いたしました。
ドローンの活躍が期待される点検や防災、警備等の領域で、ドローンの社会実装を加速するための技術検証を行ってまいります。
具体的には、インフラ点検の模擬環境を構築し、NECの画像解析などの技術を適用してインフラ点検領域での省人化や効率化などの課題解決に取り組みます。
2022年に施行されるドローンのリモートIDを用いたID管理等の運航を支える仕組みも検証していきます。

模擬電柱を撮影するドローンとID表示画面イメージ

今後NECではインフラ点検、防災、警備等の複数の領域で、各業種・業界のパートナー企業様と連携し、ドローンを活用した社会課題解決に取り組みます。

  • (注4)
    NECモビリティテストセンター ドローンフィールド
    静岡県御殿場市駒門1丁目150

News

プレスリリース(2019/10/30)
一般のドローン事業者も参画したドローン運航管理システムの相互接続試験に成功
―29事業者が飛行試験を実施―

NEDOは、ドローンの運航管理システムの開発プロジェクトを推進しており、今般、NEDO、日本電気(株)、(株)NTTデータ、(株)日立製作所、(株)ゼンリン、(一財)日本気象協会、宇宙航空研究開発機構は、福島県、南相馬市、(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構の協力のもと、10月23日から24日に、「福島ロボットテストフィールド」(福島県南相馬市・浪江町)において、ドローン事業者29者が参加した、同一空域で複数事業者のドローンが安全に飛行するための運航管理システムとの相互接続試験を実施し、1時間1平方kmに100フライト以上のドローンの飛行試験に成功しました。

関連記事(2018/9/28)
日本のドローン産業の未来を分かつ、国家プロジェクトにかける想い

空の産業革命と呼ばれるドローン。手軽に操縦できることから、農業、インフラ点検・整備、測量、物流、防災、警備・防犯監視など、様々な分野での活用が検討されています。将来的には、多くのドローンが空を行き交うことになるかもしれません。ただ、そうなった際に必要なのが安全・安心にドローンを飛行させる「空の道」に交通ツールをつくること。NECではその実現に向け、ある国家プロジェクトに参加しています。そのプロジェクトの概要と今後の展望について紹介いたします。