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NECのSocial Value Design
Social Value Design
ソーシャルバリューデザインは、お客様のビジネスや未来の社会に「イノベーション」を提供するために、人の体験価値の向上を考える「ユーザーエクスペリエンス」と、社会のあるべき姿を考える「ソーシャルエクスペリエンス」の2つの視点から価値を創出するNECのデザインポリシーです。

ユーザーエクスペリエンス
NECのユーザーエクスペリエンス
人が商品・サービスを利用する過程を重視し、人の体験価値の向上を考えて、魅力的で使いやすい商品やサービスを提供します。
複雑さを簡単に
NECの社会ソリューションシステムは、専門的な業務や高度な技術を対象にした、複雑なITシステムやサービスが大半です。それらのシステムを、人の利用環境や習熟度に合わせて、使いやすく、わかりやすくデザインします。

より多くの人々・さまざまな環境
グローバル化や高齢化が進むなかで、ユーザーの様々な特性や(外国人、高齢者、障がいの有無など)に配慮し、多様な環境や状況(室内が暗い、周囲がうるさいなど)でも使えるようにデザインします。

感動・魅力
商品やサービスには、「利用できる」「使いやすい」だけでなく、「使いたくなる」新しい経験や価値を提供することが求められています。新しい商品やサービスに対する、感動や魅力をデザインします。


ソーシャルエクスペリエンス
NECのソーシャルエクスペリエンス
個人の視点だけでなく、社会のあるべき姿を描いて、社会を構成する複数の立場の人にとって最適解となる商品やサービスを提供します。
社会課題の解決・都市のビジョン作成
デザインの対象は、ものからサービスへと変遷しています。環境やエネルギーなどの社会課題の解決や、都市インフラや災害対策などの都市のビジョン作成を目的にデザインします。

ステークホルダーと共創
社会課題をとらえるために、地域住民や行政などステークホルダーと共創してデザインします。

円滑に運営
社会や組織全体が、滞りなく運営され、調和と循環をもたらすようにデザインします。


イノベーション
イノベーションの創出にむけて
個人が生きるために望ましいことが、全体として「豊かな社会」につながっていくように、人の視点と社会の視点のバランスをとり人と社会の「未来の姿」を描くことで、イノベーションを創出します。
社会やビジネスのビジョン
社会やビジネスの変化を捉え、課題を発見し、新しいビジョンやコンセプトを生み出します。

未来のスタイル
ICTで社会や生活を変える、未来の生活スタイルや業務スタイルを生みだします。

新しい商品・サービス
社会を構成する人々が幸せになる新しいサービス・商品を生み出します。


Social Value Designを実現するための手段
システムやサービスに関わる人々が共創し、デザイン思考や人間中心設計のプロセスで課題発見からアイデア創出を進めます。
共創(チームと手法)
- お客様とのコラボレーションを通じて、お客様と目標やアイデアを共有し、新事業の構想イメージやサービスアイデアを創出します。
- 社会に関わる人々(自治体、住民)に対する現場観察やインタビューやペルソナなどのデザイン手法によって、社会課題を抽出し、ソリューションアイデアを創出します。
- 人の行動や心理を分析する専門家と、技術や業務の専門家がユーザー体験、アイデア創出、プロトタイプ開発のフェーズを共有することで、人の視点にたったシステムやサービスを設計・開発します。


人間中心設計とデザイン思考(プロセス)
人間中心設計(Human Centered Design:HCD)は、ユーザーが心から満足する製品・サービス・ソリューションを提供するために、常に企画・開発の中心にユーザーをおいて、ユーザー視点で設計をするプロセスや手法のことです。
人間中心設計のプロセスは、 国際規格(ISO9241-210)として定義されています。
デザイン思考(Design Thinking)は、市場創造、ビジネスモデル・新サービス企画など「新しいものを生み出す」ために、ビジネスにデザイン手法を活用することです。デザイン思考は、理解・観察・視覚化・評価と改良・実現の5つのステップからなる方法論ですが、基本的にデザイン思考と人間中心設計は同様のプロセスになっています。
NECのソーシャルバリューデザインは、人間中心設計やデザイン思考を組み合わせて、社会やお客様のビジネスに新しい価値を創出しています。
対象となるユーザを特定して理解すると共に、市場の規模、競合商品など、市場の状況やユーザの利用状況を把握します。
ユーザが何を求めているかを明確にして、企業の戦略や現在持っている技術や人員などを全て踏まえ、ユーザを満足させるための要求仕様や設計目標を設定します。

Step3で視覚化したプロトタイプをユーザー視点による評価を行い、フィードバックする。このように設計と評価を繰り返し問題点を修正します。
ユーザーの要求事項を設計によって視覚化して解決します。目標が本当に正しいかどうかを検証するために簡単なプロトタイプを作ります。