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PaPeRo
PaPeRoは、家庭で人々のパートナーとして共に暮らすことのできるロボットを目指して、研究開発が進められています。
PaPeRoは音声認識技術による人の声と雑音の聞き分けや言葉の認識、画像認識技術による人を見分けることのほか、人とやりとりした内容を記憶し、それによってふるまいが変化します。認識技術やセンサー技術に加え、キャラクターデザイン、動きやセリフ、声色の演出など、トータルでデザインしています。「チャイルドケアロボットPaPeRo」として2005年の「愛・地球博」で人気を集めるなど、様々な活動を進めています。

UD配慮のポイント
- 触ってみたい、話しかけたくなる魅力的なデザイン。そして人の生活に溶け込みやすい丸い曲線を活かしたやわらかな外観デザイン。
- 言葉でのやりとり、そして小さなお子様はタッチ反応でのやりとり、とユーザーフレンドリーなやりとりを提供。
魅力的で快適なデザインであること
利用するうえでの柔軟性
- 音声で、タッチセンサーで、IT機器との連携で、さまざまな手段でのコミュニケーション手段を提供。
様々な使用環境や状況への配慮
- 人が回りに居ない場合には、お話モードからお散歩モードになり、人が近づくまで待機する。
- ノイズキャンセリング効果により、周囲に多少雑音があっても、人が何を言ったかを聞き分ける。
また、聞き取りやすいように「ゆっくりお話して」と人とのより円滑なコミュニケーショのためのガイドをする。 - 顔認識の際に、ユーザーの顔がよく見えない時や距離・位置が好ましくない時は、自分から距離を調整したり「近すぎる」「暗すぎる」と人に伝えるガイダンスを行う。
- 音声認識中をお知らせするための耳LEDの点灯を、より見やすくするための色や輝度設定。
安全と安心への配慮
- 触れても怪我をしないよう配慮したハードウエアデザイン。
- 持ち上げられたり段差のある場所などロボットが危険な状態であることを感知し知らせるソフトウェア制御。