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Veeam Backup & Replicationによるクラスタ環境のバックアップ編 システム構築ガイドを公開しました!(Linux)
CLUSTERPRO オフィシャルブログ ~クラブロ~はじめに
VMware vSphere環境(以降、VMware)および、Microsoft Hyper-V環境(以降、Hyper-V)環境において、CLUSTERPROとバックアップソフトウェアであるVeeam Backup & Replicationのソフトウェア連携ガイド(以降、連携ガイド)の第4版を2024年8月に公開しました。
- Linux > バックアップソフト > Veeam Backup & Replication
Veeam Backup & Replicationのご紹介
Veeam Backup & Replicationは、仮想・物理・クラウドを問わず幅広いプラットフォームのデータ保護製品です。
Veeam Software様が提供し、効率的かつ信頼性の高いバックアップと復元で重要なビジネスデータを包括的に保護するソフトウェア製品です。 データの安全性、復元性、コンプライアンスへの対応を維持し、全世界45万社以上のお客様から信頼されています。
詳しい製品紹介はVeeam Software様のホームページをご参照ください。
連携ガイドのご紹介
第4版では、2024年8月時点の最新バージョンであるCLUSTERPRO X 5.2/CLUSTERPRO X SingleServerSafe 5.2とVeeam Backup & Replication v12を使用し、VMware環境のVM上で共有ディスク型HAクラスターを構築しています。
本連携ガイドでご紹介する方法は、オンプレミス環境やVMware等の仮想化環境を想定しています。
Amazon Web Services(AWS)等のクラウド環境での方法は、以下をご参照ください。
- その他 > CLUSTERPRO X環境のVeeamによるバックアップリストア検証 on AWS
HAクラスター構成
HAクラスター構成は仮想化環境上に作成した共有ディスク方式になります。
Veeam Backup & ReplicationはHAクラスターとは別に作成したVM(バックアップサーバー)上に導入し、同じVM上に導入したCLUSTERPRO X SingleServerSafeにより実行するジョブの切替を行います。
Veeam Backup & Replicationに登録するジョブの構成例は以下の通りです。
- ①1号機のシステムバックアップ
- ②2号機のシステムバックアップ
- ③1号機側でマウントしている共有ディスクに対してのファイルバックアップ
- ④2号機側でマウントしている共有ディスクに対してのファイルバックアップ
1号機と2号機どちらかが現用系であるかで、ジョブを切り替えてバックアップを取得します。
1号機が現用系の場合は、以下のようなイメージになります。
- CLUSTERPRO X SingleServerSafeの設定例
- -WebManger
- ■クライアントIPアドレスのよって接続を制御する:オン
- ・接続を許可するクライアントIPアドレス一覧
- - クライアントサーバー
- - バックアップサーバー
- - クラスターを構成するサーバー (1号機・2号機)
- CLUSTERPRO Xの設定例
- -ハートビートリソース
- ■DISK方式
- ・デバイス名:/dev/sdc1
- -フェールオーバーグループ(failover)
- ■ディスクリソース (disk)
- ・デバイス名:/dev/sdc2
- ■EXECリソース (switch_backupjobs)
- ・開始スクリプト:start.sh (バックアップサーバーに対してコマンド実行)
参考
CLUSTERPRO試用版
Veeam Backup & Replicationとの連携を検証する際にご活⽤下さい。
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