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世界のネットワークを支えるNECの海底ケーブルシステム [02:52]
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NECはMeta社と欧州と米国を結ぶ超大容量光海底ケーブルのシステム供給契約を締結し建設を開始しました。
NECは過去50年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダーです。
今回はMeta社とのプロジェクトでNECとして初めて手掛ける北大西洋横断ケーブルの建設に関わっている皆さんにお話を伺いました。
NEC
グローバルビジネスユニット
海洋システム事業部
宇賀神 上総:
近年世界中のネットワークのデータトラフィック量が急激に増加しているという背景もあって海底ケーブルシステムとしてもさまざまなお客様から大容量化といった要望をいただいています。
NECとしても大容量化に向けてさまざまな技術の開発を進めているんですけれども
その中の一つとしてケーブルの中に収容するファイバーの数を増やすという多芯化という技術があるんですけれどもそれを今回適用するといった形になっています。
海底中継器をはじめとする海底装置の特徴として25年間故障してはいけないというところで1つの脆弱性も見落とさないっていうところが必要なところになってくるのが難しい点です。
実験室に行ってさまざまな視点から何度も評価をすることで高い信頼性を持った装置の開発を実現しています。
NEC
グローバルビジネスユニット
海洋システム事業部
Richard Delanglez:
私はMeta社と欧州と米国を結ぶ超大容量光海底ケーブルのシステム供給契約を締結した
本プロジェクトのプロジェクトマネージャーを担っています。
これは欧州と米国につながるものでNECとして初めて手掛ける北大西洋を横断する海底ケーブルです。
またこのような長距離で24ファイバーペアの高いファイバー数を業界で初めて採用しました。
私はすべての分野の専門家ではありません。
ですから実際に私が活用できる最善の知識は人々から情報を取得しそれを適切な人に伝え調整しまとめる方法なのです。
そこには私の技術的なの専門知識は実際にはあまり役に立たないのです。
私が理解している事実は役に立ちますが専門家は私が協力しているチーム全員を指します。
ですから私の役割は全員が同じ方向に協力できるようにすることでした。
NEC
グローバルビジネスユニット
海洋システム事業部
小笠原 梓:
いろんな国の人たちが手と手を取り合ってひとつのシステムの実現に向けて
助け合うっていうような状況がこの海底ケーブルのシステムを作るときに見れる光景なんですけれどもそれを見るともう本当にこんなに平和的な授業ないなっていうので
もうそれだけでこう胸を打たれるというか、ワクワクするものがあるなと思ってます。
Orchestrating a brighter world
NEC
概要
NECはMeta社(※)と欧州と米国を結ぶ超大容量光海底ケーブルのシステム供給契約を締結し建設を開始しました。(※Facebookは米国時間10月28日、社名を「Meta(メタ)」に変更しました)
NECは過去50年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダーです。
今回はMeta社とのプロジェクトでNECとして初めて手掛ける北大西洋横断ケーブルの建設に関わっている社員の皆さんにインタビューを行いました。
(2022年4月13日)