NEC、インドのグルグラムにおいてスマートシティプロジェクトを受注
~AIを活用した交通監視システムと市中監視システムにより、地域の安全・安心に貢献~
2019年5月8日
日本電気株式会社
NECのインド現地法人であるNEC Technologies India Private Limited(本社:インド共和国・ニューデリー)は、同国のグルグラム都市圏開発公社(Gurugram Metropolitan Development Authority:GMDA)から、スマートシティ実現に向けた交通監視システムや市中監視システムなどの構築プロジェクトを受注しました。本システムは、首都デリーの衛星都市であるグルグラムと近接するマネサールの200箇所以上の交差点などを監視対象としており、2019年中に順次稼働を開始する予定です。
NECは、2018年12月に同国のフブリ・ダールワッド市のスマートシティプロジェクトを受注しており、本プロジェクトとあわせて引き続き同国のスマートシティへの取り組みに貢献していきます。
今回受注した交通監視システムは、200箇所以上の交差点に合計約1200台の高解像度カメラを設置し、映像をAIで分析することでナンバープレートの自動認識や信号違反の検知を行い、違反者を発見するものです。本システムを罰金徴収に役立てることで、交通秩序の向上に貢献します。
また市中監視システムは、市中カメラの一部にNECのリアルタイム顔認証ソフトウェア「NeoFace Watch」を導入し、不審者の検知や特定人物の発見を実現します。
NECは2020年度までの3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」においてセーフティ事業をグローバルでの成長エンジンに位置づけています。本プジェクトの受注は、「NEC Safer Cities」(注1)実現に向けたソリューションやサービスの開発を加速・強化するものであり、安全・安心な街づくりに貢献していきます。
以上
- (注1)NEC Safer Cities:
生体認証や映像解析を含むAI、IoT関連の先端技術を活用して、安全・安心で効率・公平な都市の実現を支えるNECの事業領域。人々がより自由に、個人の能力を最大限に発揮して豊かな生活を送ることのできる社会の実現に貢献。
https://jpn.nec.com/safercities/index.html
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