NEC、AI領域でのベクトル型コンピュータ活用に向けた研究を加速
2018年10月26日
日本電気株式会社
NECは、新しいベクトル型コンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」(注1)を用いたAIの研究を進めるために、米国Stanford大学のDAWN Project(注2)に参画し、「SX-Aurora TSUBASA」を提供致しました。
近年、AIを用いた様々な応用が提案されています。しかし、AI処理は膨大な計算処理を必要とするため、実応用への適用の障害となるケースがありました。この問題を解決するために、今回NECは米国Stanford大学のDAWN Projectに参画し、4台のSX-Aurora TSUBASA A300-4を提供いたしました。「SX-Aurora TSUBASA」はNECの最新のベクトル型コンピュータであり、デスクトップから大規模スーパーコンピュータまで対応、AI処理を加速することができます (注3)。
今回の参画により、Projectの研究開発の加速とともに、AI領域の研究の進展とベクトル型プロセッサのAI領域での活用を推進し、本成果を社会に還元していきます。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
- (注1)プレスリリース「NEC、デジタル産業革命の進展を加速させる新プラットフォーム「SX-Aurora TSUBASA」を発売」
https://jpn.nec.com/press/201710/20171025_01.html - (注2)DAWN Project :https://dawn.cs.stanford.edu/
- (注3)NEC、ベクトル型コンピュータに適した機械学習向けデータ処理技術を開発
https://jpn.nec.com/press/201707/20170703_02.html
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