NEC、ブラジル リオ・デ・ジャネイロ市の水泳スタジアム向けICTインフラを受注
2015年10月16日
日本電気株式会社
NECは、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ市における、世界最大級の国際大会向け大型水泳スタジアム「Estadio Aquatico Olimpico(エスタディオ・アクアティコ・オリンピコ)」のICTシステムを受注しました。
スタジアムICTシステムは、館内の火災感知システム、監視カメラを用いた映像監視システム、音響・照明・空調などの各種制御システムなどを総合的に構築するものです。
NECは、ブラジルでサッカースタジアムを中心としたスマートシティ開発やスタジアムのICT化に関するプロジェクトについて、多くの構築実績を有しており、ここで培ったノウハウをベースに今回のプロジェクトを推進します。
NECは社会ソリューション事業に注力しており、先進ICTを活用したスタジアムシステムを提供することで、スタジアムのセキュリティ強化や効率的な運営、顧客サービス向上に貢献していきます。
Estadio Aquatico Olimpico完成イメージ図(外観)
Estadio Aquatico Olimpico完成イメージ図(内観)
背景
スタジアムのICTインフラは、異なるメーカが提供する複数のICTシステムで構成されます。そのため、ゼネコン/スタジアム所有者にとっては、必要なシステムを統合して提供するノウハウを持つICTインテグレータとの連携が必要となります。
NECは、ブラジルのみならず中南米地域において40年以上にわたり通信事業者を含む大手企業をサポートし、サッカースタジアムなどの豊富なシステム構築・プロジェクトマネジメントの経験を有しています。
今回NECはICTインテグレータとして、リオ・デ・ジャネイロ市における、世界最大級の国際大会向けの大型水泳スタジアムのICTインフラを受注しました。NECは、火災検知システムや映像監視システム、音響・照明・空調などの各種制御システムといった、複数メーカが提供するシステムを総合的に組み合わせて構築し、大規模なスポーツイベントにおける安全で快適なスタジアム運営に貢献します。
NECは今後、スタジアムのICTインフラの高度化に加え、スタジアムの収益増や顧客サービス向上に貢献する先進技術を活用した付加価値サービス領域についても、積極的な提案活動を行っていきます。
また、世界約40ヶ国に導入実績を有するセーフティの他、IoT/ビッグデータ、センサ・認証技術、スマートエネルギーなどのソリューションを活用し、新興国を中心に計画が進んでいるスタジアムICTプロジェクトやスマートシティ構想に対して、地域のニーズに即した提案活動を展開していきます。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
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今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
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