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南三陸町復興支援ボランティア活動レポート(3)
2012年2月23日~25日、NECグループ20社から集まった43名が、「戸倉復興支援団」と協働で、南三陸町の復興支援ボランティアに参加しました。
南三陸の復旧・復興・再建を中長期的な視点におき、継続し末永く微力ながらも力になりたいとの思いを持つ参加メンバーは3班に分かれ、瓦礫撤去や整地、薪割りなどを行いました。
近隣に住む皆さんの集会所として使われている、「戸倉の小屋っこ」では、ストーブを囲みながら、地元の皆さまとお話させていただくことができました。
戸倉小学校の体育館があった場所を指し、「あそこの体育館は震災の10日前に引渡しを終えたばかりだったんだよ」と教えていただき、一同、被害の大きさに言葉を失ってしまいました。
「戸倉の小屋っこ」が、地元のみなさんのさらなる憩いの場になることを願って、1月の活動の際に考案した、間伐材を利用してのベンチ作りにも挑戦しました。
このベンチには、参加メンバー全員の復興への祈りを込めたメッセージを書き込みました。
また、活動最終日の2月25日はオープンしたばかりの、「南三陸さんさん商店街」に立ち寄り、地酒の試飲をしたり、お土産を購入したりして、地元のみなさんの笑顔に出会うことができ、逆にたくさんの「元気」をいただくことができました。




参加した社員の声

- 高台にある戸倉中学校を見学した際、隣接している仮設住宅で生活していると思わる小学校3年生くらい男の子が校舎の隣でボール遊びをしていました。「こんにちは」と声を掛けると元気な声で「こんにちは」と返してくれました。
南三陸町の子どもたちと、ほんのわずかに触れ合えたわけですが、とてもたくましく感じられ、明るい希望を感じることができました。 - 私が参加したことにより、周りも興味を持ってくれました。
どんなことをしたのか、なぜ参加したのかをたくさんの方に聞かれました。
やはり考えているだけではなく、「行動する」ことが大切だと実感しました。 - 福興祭での住民の方との会話では、参加している方々が皆さん笑顔であることに驚き、また勇気をいただきました。
NECグループは、これからも一丸となって支援を続けていきます。
東北復興支援を共に。We are with you!