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IR資料

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アニュアル・レポート

アニュアル・レポート2013

2015中期経営計画

2013年4月、NECは2016年3月期までの3ヵ年計画として、「2015中期経営計画」を発表しました。ICTを活用して高度な社会インフラを提供 する「社会ソリューション事業」によって、人が豊かに生きるための安全・安心・効率的・公平な社会の実現に貢献するとともに、中長期的な事業の拡大と収益 性の向上を目指します。

  • (3)安定的な財務基盤の構築

経営戦略

3つの中期経営方針に沿った具体的な戦略は次のとおりです。

(3)安定的な財務基盤の構築

ここまで、社会ソリューション事業への注力やグローバル展開についての考え方をご紹介してきましたが、これらの成長戦略を実現するためには、より一層のコ スト競争力の強化が不可欠です。当社はこれまでも製品・サービスごとの継続的な原価低減によりコスト競争力の強化に努めてきましたが、当年度はこれに加え て構造改革を完遂し、利益体質への転換を果たしました。今後は、激化するグローバル競争に勝ち抜いていくため、その対象領域を広げ、グローバルSCM(サ プライチェーンマネジメント)体制の拡充による調達力強化や最適生産、中国・インドを中心としたオフショア活用の拡大、グループ共通経費の集約化、プロ ジェクトマネジメントや品質管理の一層の強化などを実行していきます。これらの施策により2016年3月期には、当年度比で300億円のコストダウンを実 現する計画です。

また、前年度に大きな損失を計上したことをふまえ、当社にとって最重要課題の1つと言える財務基盤の強化にも取り組んでいきます。財務体質を改善するため には、当期純利益とキャッシュ・フローの確保が基本となります。キャッシュ・フローについては、営業キャッシュ・フローで着実に利益を積み上げるととも に、現在全社を挙げて取り組んでいるキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)圧縮活動をさらにきめ細かくグループ全体に展開して運転資金の効率化 を追求し、年間1,000億円以上のフリー・キャッシュ・フローを安定的に生み出せる収支構造を構築していきます。このほか、2013年5月に実施したハ イブリッド・ファイナンスによる1,300億円の資金調達も含め、不測の事態に対応できる財務余力を確保すると同時に、SDNエネルギーなど注力領域への先行投資を行っていきます。。

社会ソリューション事業へ集中、海外売上高比率25%を早期実現
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