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アニュアル・レポート

アニュアル・レポート2013

2015中期経営計画

2013年4月、NECは2016年3月期までの3ヵ年計画として、「2015中期経営計画」を発表しました。ICTを活用して高度な社会インフラを提供 する「社会ソリューション事業」によって、人が豊かに生きるための安全・安心・効率的・公平な社会の実現に貢献するとともに、中長期的な事業の拡大と収益 性の向上を目指します。

  • 2015中期経営計画の骨子

2015中期経営計画の骨子

このような市場環境および長期展望をふまえ、当社はICTを活用した社会インフラの高度化に対する需要を積極的に取り込んでいくこととし、今後3ヵ年の中期経営方針として次の3つを定めました。

まず、1つめは「社会ソリューション事業への注力」です。中期経営計画の策定にあたり、NECグループが今後大きな力を発揮しうる成長領域、貢献領域につ いてマネジメント層で議論を重ねてきた結果、新興国を中心としたICTによる社会インフラの効率化・高度化事業に経営資源を集中するべきであるとの結論に 達しました。当社は今後、企業活動をとおしてエネルギー領域も含めた社会課題を解決し、人々に対して安全・安心・効率・公平といった価値を提供することに よって自らも成長していく「社会価値創造型企業」への変革を進めていきます。

2つめは、「アジアへの注力」と「現地主導型ビジネスの推進」です。現在、売上高の約84%を占める国内事業をしっかりと維持していくことはもちろんです が、今後の成長のためには、グローバル競争に勝ち抜くための体制が必須となります。社会インフラの高度化に対する需要が旺盛なアジアの新興国や発展途上国 を中心として事業の拡大をはかるとともに、現地ニーズに対する感度を高め、現地が主体となってスピーディーな事業展開ができる体制を整備することで、長期 的なグローバル成長を支える基盤をしっかりと固めていきます。

3つめは、「安定的な財務基盤の構築」です。グローバル成長に不可欠なコスト競争力の強化を進めるとともに、利益構造の改善による当期純利益の確保、年間 1,000億円以上のフリー・キャッシュ・フロー(FCF)を創出する収益構造の確立、ハイブリッド・ファイナンスの実行による財務基盤の強化などによ り、環境変化に対応できる財務余力を確保していきます。

これらの経営方針をふまえ、当社は2016年3月期の売上高3兆2,000億円、営業利益1,500億円、当期純利益600億円、フリー・キャッシュ・フ ロー1,000億円、ROE10%を中期経営目標として設定しました。加えて、営業利益率5% 、海外売上高比率25%の早期実現を目指して事業に取り組んでいきます。

当年度の実績と2016年3月期の経営目標
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