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2013年4月、NECは2016年3月期までの3ヵ年計画として、「2015中期経営計画」を発表しました。ICTを活用して高度な社会インフラを提供 する「社会ソリューション事業」によって、人が豊かに生きるための安全・安心・効率的・公平な社会の実現に貢献するとともに、中長期的な事業の拡大と収益 性の向上を目指します。
今後のICT市場環境について、国内市場は政府の経済政策による活性化が期待でき、消費財を中心に活況が戻りつつあります。しかし、公共投資や各企業の設 備投資はまだ少し回復に時間がかかるものと推察され、この3ヵ年での高い成長は期待できないと考えています。一方で、海外市場については欧州経済の停滞に よる不透明感は残るものの、新興国の 経済成長は今後も継続すると考えています。
長期的には、今後2050年にかけて、世界の人口が現在の70億人から90億人に増加するとともに、都市に住む人口の比率が50%から70%へと高まり、 一層の都市化が進むと予想されています。これに伴い、エネルギーや食糧、水などの需要は人口増を上回るペースで高まり、急速な経済成長が期待されます。世 界経済は新興国を中心に発展が続き、先進国と新興国の経済規模は2032年頃には拮抗し、2050年には世界全体で現在の約4倍にもなると見られていま す。こうした経済成長の一方で、都市化や人口増に伴う社会課題の発生も見込まれており、持続可能な社会の構築のためには、安全・安心な暮らし、効率的な資 源活用などを実現する新しい社会インフラ、つまり、都市部を中心とした人口増を支えることのできる効率的な社会インフラがますます重要になってくるものと 考えています。
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