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NEC デジタルワークプレイス(DWP)とは
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響などにより世界規模でのデジタルシフトが進み、社会、個人の価値観も大きく変化しています。誰もがオフィスに出社し、同僚と顔を合わせて働く――新型コロナウィルス禍を契機に、こうしたワークスタイルはもはや当たり前ではなくなりました。
NEC デジタルワークプレイスは、新しい働き方を前提とし、社員が「ウェルビーイングである状態のもと、自律的に働きながら 創造性を発揮」しつつ、「圧倒的な生産性を維持しながらより高い成果を創出」して、「イノベーションを起こし社会課題 を解決していく」基地としての機能を整備しています。
これからの時代にふさわしい働き方改革のためのソリューションをご紹介します。

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【ウェルビーイング】
「ウェルビーイング」は肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態を意味し、広い意味での“良好さ”を包含しています。この言葉が注目されている背景には生き方や価値観の多様化があげられます。企業には、人手不足や人材の流動性の高まりへの危機感があり、デジタルテクノロジーを活用して効率的・効果的に新たな価値を生み出したいというニーズがあります。
また、働き方改革の一環としてウェルビーイングに取り組むケースが増えています。デジタル技術による長時間労働の是正やチームの生産性向上、作業負担軽減のためのAI活用などがあげられます。AIをはじめとしたデジタル技術の活用には、組織変革や人材教育が必要です。 -
【生産性】
労働人口の減少を踏まえて、企業は労働の質と生産性の向上に取り組んでいます。最近では、働き方改革を背景として、仮想デスクトップなどの導入や業務のペーパーレス化が進んでいます。
その他にも知的生産性の高い活動に注力するためのAI・RPAの活用や、従来とは全く異なる概念のセキュリティ対策であるゼロトラスト、客観的なデータに基づいて経営判断を下すデータドリブン経営などにも注目が集まっています。 -
【共創イノベーション】
新しい価値を創造するために、多くの企業が共創イノベーションに取り組んでいます。近年は、業界の内だけでなく、外に競合が出現するなど、従来のやり方では優位性を保てなくなってきました。そこで企業は、業種や業界の壁を越えて共創イノベーションに挑むことで、競争力の強化や企業の成長につなげようとしています。
この取り組みを成功させるには、小規模な計画・開発・実装・テストを重ねながら開発する「アジャイル開発」、多様な人々とコミュニケーションを取りやすくするオフィス改革が重要です。
デジタルワークプレイスが注目される理由
01 働き方改革の推進
2019年4月より、働き方改革関連法が順次施行されています。
この背景には、
- 少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少
- 育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化
デジタルワークプレイスは、近年の多様な働き方のニーズ、生産性向上など、新たな働き方やビジネスを生み出す場所として注目されています。
02 リモートワークの浸透
新型コロナウイルス感染症の影響により、近年のテレワークの実施率は上昇しています。
パーソル総合研究所の「第七回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する調査」によると、正社員のテレワーク実施率は
2020年3月(第1波):13.2%
2020年11月(第3波):24.7%
2021年7月(第5波):27.5%
2022年7月(第7波):25.6%
とコロナ禍以降テレワークが定着していることがわかります。
テレワークが浸透したことで出社の意義も見直され、いつでもどこでも同じように働けるデジタルワークプレイスが「働く場所の1つ」として想起されるようになったと考えられます。
出典:パーソル研究所「第七回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する調査」https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/telework-survey7.html
03 技術の進歩
前述のように新型コロナウイルス感染症拡大を契機としてテレワークの実施率が増加したことで、近年ではさまざまなデジタル技術やツールを活用して働き方改革を加速しようとする企業も増加しています。
例えば、下記のようなものが挙げられます。
- AI
- RPA
- 5G
- クラウド
- 各種ツール(ビデオ会議ツール、コミュニケーションツール、電子署名など)

デジタルワークプレイスを働き方改革に取り入れることで、
今後、多様な働き方を推進でき、
従業員の満足度向上、生産性向上を図ることができます
デジタルワークプレイスによって実現できること
時間・場所を問わない働き方
リモートワークを安全に行えるようになれば、自宅やサテライトオフィス、旅行先でも業務が可能に。多様な働き方が推進されます。

適切なコミュニケーション
電話やメール、チャット、Web会議など様々なツールを適切に使いわけることで、迅速な情報共有・伝達だけでなく、チームワーク向上にもつながります。

省人化や自動化を促進
AIやRPAを活用することで、競争力を高めるための労働の質向上、多様な働き方への対応、長時間労働の是正等、生産性向上を実現できます。

デジタルワークプレイス活用を推進するうえで考慮すべきこと
セキュリティ対策にも新しい考え方が重要
ワークプレイスが企業内に閉じなくなったことで、企業システムにおけるセキュリティの考え方も見直しが必要になっています。これまではファイヤーウォールによって境界を設定し、社外と社内を分けて、社内をセキュアな環境にすることを目指してきました。しかし、テレワークによって人とデバイス・情報が、さらにはクラウドによってシステムまでもが境界の外へと展開されるようになったことで守るべき境界そのものがあいまいとなり、従来と比べ組織による管理がしづらくなってきています。そこで注目されているのが「暗黙の信頼をおかない」という考えに立った「ゼロトラストモデル」という考え方です。
コミュニケーション不足を補う
多様な働き方を推進する際、従業員同士のコミュニケーションが不足する事があります。
上司への業務上の細かな相談やプロジェクトメンバーへの質問など、テレワーク以前の通常のオフィスワーク環境下では問題なく行えていたコミュニケーションを気軽に取ることが難しくなります。
そのためテレワーク下でも社員一人ひとりの業務内容を見える化し、お互いの業務状況を把握して積極的に連携を取りあう環境を作ることが重要です。

デジタルワークプレイスの導入事例
イベント・セミナー
- 2023年1月31日~2023年2月28日
- 2023年1月10日
- 2022年8月23日
関連リンク
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