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日本電気株式会社(経営ダッシュボード)
dotData 導入事例
NECの挑戦が示す、データドリブン経営の進化
dotDataで実現した、高精度な業績予測と要因分析とは
情報サービス業
課題背景
- データドリブン経営に予測値を取り込み、先を見据えた手を素早く打てるようにしたい
- 予測モデルの安定性と精度を高めたいが、手作業で複数のモデルを構築し、比較するのは現実的ではない
- 予測値を“当たり外れ”の視点で見るのではなく、思考を促し、改善のヒントにつなげたい
成果
経営ダッシュボードを通じて業績予測値を公開
経営者から社員まで、誰でも業績予測値を見ることができる。精度の高さも証明されており、早い段階で変化に気付き、さまざまな選択肢を検討して、次の手を打てる環境が整った。
高い精度の予測モデルを自動で構築し、迅速な意思決定を可能に
AI(dotData)により、手作業では実現に半年かかっていた予測モデルの構築を自動化。迅速な意思決定を支えうる高い精度も実証。
現場主導のデータ活用を促進。予測や要因分析により次のアクションを検討
専門知識がなくても予測モデル構築や要因分析が可能に。営業利益率への影響要因や、メンバーのエンゲージメントと利益の相関といった新たなインサイトを抽出できた。
※ダウンロードには、My NEC会員登録が必要です
導入ソリューション

導入前の背景や課題
業績予測でデータドリブン経営の成果を拡大

データ&アナリティクス統括部 第三データアナリティクスグループ
山田 哲寛
データ利活用基盤に全社のデータを集約し、ファイナンス・人事・セキュリティなど、目的に応じて用意している約90種類の経営ダッシュボードを通じて、経営層から現場の社員まで、全員が同じデータを見る。現在、NECは、経験や勘ではなく「ファクト」に基づいて意思決定を行う、データドリブン経営を実践しています。議論や意思決定の質が高まっただけでなく、多くの社員が全社の業績を「自分ごと」としてとらえるようになり、一体感のある文化の醸成など、多くの成果につながっています。
成果をさらに高めるために、経営ダッシュボードに「業績予測」を取り込む新たな挑戦に取り組みました。「実績値だけでなく予測値があれば、先を見据えた手を素早く打つことができると考えたのです。例えば、年度末が迫った段階で業績が目標に届かないことがはっきりしても、打てる対策には限りがありますが、早い段階で予測できていれば、選択肢は増えます」とデータ&アナリティクス統括部で経営ダッシュボードのプロジェクトを推進する山田 哲寛は話します。