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2014年 大会結果

最終日トピックス「イボミ選手優勝」
氏名 1R 2R 3R 合計 スコア 順位 開催コース名
イ ボミ 69 64 70 203 -13 優勝 軽井沢72G北コース
菊地 絵理香 69 68 66 203 -13 2T 軽井沢72G北コース
大山 志保 68 67 68 203 -13 2T 軽井沢72G北コース
アン ソンジュ 70 69 66 205 -11 4T 軽井沢72G北コース
山城 奈々 66 70 69 205 -11 4T 軽井沢72G北コース
最終日トピックス「イボミ選手」

大会最終日

天候:曇り、気温:22.0℃、風速:1.6m。2日目に続きスコアを伸ばす選手が多く、バーディー合戦となった最終日。この日ベストスコアタイとなる66をマークした菊地絵理香が通算13アンダーでフィニッシュ。同じく13アンダーとした大山志保、イボミとともに4年連続となるプレーオフに突入した。プレーオフ1ホール目で見事バーディーを奪ったイボミが今シーズン3勝目、ツアー通算8勝目を挙げた。ホステスプロの原江里菜(NEC所属)は、後半4連続バーディーを含む6バーディー1ボギーの67、通算10アンダー9位タイで大会を終えた。

2位と2打差を付けてスタートしたイボミは1番でボギーを叩くと、同組の金田久美子と大山志保がバーディーを奪い、通算10アンダーで並び、いきなりリードがなくなった。それでも「私が2位だと思っていこう」と、プラス思考でそれ以降はボギーもなく、後半スコアを3つ伸ばした。終盤の16番、17番でチャンスを外しプレーオフに突入したが、1ホール目で3メートルのバーディーパットを沈め、見事今季3勝目を飾った。これで4戦全勝とプレーオフには無敵の強さを誇るイボミだが、「キャディさんが本当に強いと思います。リラックス出来て自分のプレーに集中出来るし、クラブの選択も上手いと思います」と、謙遜しキャディを褒め称えた。この優勝で生涯獲得賞金も3億円を突破。「すごくうれしいです。でも、賞金より私は韓国人なのに日本の方たちがたくさん応援してくれる事が本当にうれしいです」。86試合目での達成はLPGA史上3番目のスピード達成となった。

また、今年の『ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞』には通算11アンダー4位タイでフィニッシュした山城奈々が獲得。今大会から日本で初めて導入された弾道測定器・フライトスコープも多様なデータを瞬時に解析、画像表示し、ギャラリーに好評を得ていた。

最終日トピックス「大山志保選手」「菊地絵理香選手」

大山志保選手のコメント

13アンダー 2位タイ
最後の方でアイアンがブレて残念でしたけど、この3日間良いプレーだったし、アプローチが良かったし、グリーン外してもリカバリーでパーを拾って、バーディーもあったし、すごい良い内容の1週間でした。良いゴルフが出来たのでそんなに悔いはないです。精一杯出来たので。まだアプローチも下手だし、パッティングもここぞというところで決められないし、足りないものがまだあるけど、まだまだ成長出来るかな。

菊地絵理香選手のコメント

13アンダー 2位タイ
(優勝を逃して)しょうがないなって感じです。プレーオフより正規で回っている残り3~4ホールの方が緊張したかもしれない。(速報)ボードも一切見ていなかった。上がってからトップなんだーって。14(アンダー)にしとけば良かったって。カメラマンさんが来たので、2位とか3位なのかなって思ったけど、でも今までボード見てよかった事なかったので(笑)。まだ優勝は難しいですね(笑)。今週はあまり調子が良くないのに、こうしてプレーオフまで進めた。(今後は)もうちょっと全体的に底上げして、アイアンの精度も上げたい。

最終日トピックス「原江里菜選手」

ホステスプロ・原江里菜(NEC所属)選手のコメント

10アンダー 6位タイ
大事な試合で最終日のバックナインでスコア伸ばせたし、今日の目標スコアは2ケタ(アンダー)に行くことだったので、良かったと思います。ショットの調子はずっと良かったので、昨日パッティングが入らなかったのは残念です。
(ホステスプロとして3日間終わって)もっと欲を言えば、後ろの組で回りたかったですし、まずこの大事な試合に良い状態で入って来られたのは良かったと思います。その中でスコアを出せなかったのはこれからの改善点ですね。

2日目トピックス「イボミ選手」

大会2日目

天候:曇り時々雨、気温:23.4℃、風速:1.1m。
午前中は降ってもぱらつく程度の雨だったが、昼過ぎから雷雲が接近。雷雨のため13時10分から3時間3分中断したが、16時13分には再開し、無事17時49分に全組ホールアウトした。雨にもかかわらず、スコアを伸ばす選手が多く、64を叩き出した韓国のイボミが通算11アンダーで単独トップに立った。2打差の通算9アンダー2位タイには、ホールインワンを達成した金田久美子、一昨年の覇者・吉田弓美子、2006年優勝者の大山志保が続いている。ホステスプロの原江里菜(NEC所属)は、スコアをひとつ伸ばしたが通算5アンダー23位タイに後退した。

2日目トピックス「金田久美子選手」

単独トップのイボミは「今日はショットもパットも良かったので、スコアが出たと思います」と、自己ベストタイとなる64をマーク。「昨日からドライバーがすごくいい感じで、ドライバーが良いからパッティングも入ってと思ったけどなかなか入らなかった。昨日もちょっとパッティングが入らなかったから、パッティングの練習をしました。昨日は向きたいところより左に向いていたので、それを直しました」と、8バーディーノーボギーのラウンドも、まだまだのびしろがありそうな雰囲気だ。今シーズンは既に2勝を挙げ、出場18試合中ベスト10フィニッシュ12回と圧倒的な強さを誇るイボミ。「明日はフェアウェイキープが大事になるのでフェアウェイをキープして、セーフティーなホールはセーフティーに、攻められるところは攻めていきたい」と今シーズン3勝目を目指す。

2日目トピックス「原江里菜選手」「大山志保選手」

大山志保選手のコメント

9アンダー 2位タイ
昨日よりショットが良かった。パッティングもここってとこを決められたので、全体的に良かった。練習場で今日の方がフィーリング良かったので、自分の中で期待してました。(明日は)最終組でプレッシャーかかると思うけど、その中でどういうスイングが出来るか、アプローチもいいので楽しみです。

吉田弓美子選手のコメント

9アンダー 2位タイ
(18番は)良いところについたので、ここまで来たらバーディーを取って帰りたいと思いました。夏は私の時期と自分自身に言い聞かせて、今日もコースに助けられたけど、明日もコースに一礼して、とにかく最後まで良いゴルフが出来ればと思います。

金田久美子選手のコメント

9アンダー 2位タイ
(3番のホールインワンは)メッチャいいショットしました。本当にナイスショットしなきゃ届かない距離で、本当にナイスショットしました。入るところはあまり見えなかったけど、ギャラリーの人達が“入った”と言ったので分かりました。試合では2回目です。
※なお、NECグループからホールインワンを達成した金田選手に賞品として「LaVie Tab E」が贈呈された。

ホステスプロ 原江里菜選手(NEC所属)のコメント

5アンダー 23位タイ
途中、中断入ったけど、それまでの流れが良くなかったので、逆に良い休憩出来たと思いました。前半チャンスあったけど、もうちょっと早い段階で決まってくれれば良かったかな。ショットはスタートした時から良かったので、パッティングがもったいなかったかな。もうパッティングだけなので、パッティングだけ調整して頑張りたい。明日はとにかく上だけを見て、スコアを一つでも伸ばせるように頑張ります。

1日目トピックス「原江里菜選手」

『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』が開幕!

軽井沢の夏の風物詩LPGAツアー『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』が、今年も8月15日(金)〜17日(日)までの3日間、長野県北佐久郡の軽井沢72ゴルフ北コース(6,555Yards,Par72)で開催。

今年で23回目を迎えた本大会には、ディフェンディングチャンピオンの成田美寿々をはじめ、ホステスプロの原江里菜や本大会4勝を挙げている福嶋晃子、現在賞金ランキングトップのアンソンジュなど総勢108名が集結し、爽やかな夏の軽井沢で白熱した戦いが繰り広げられた。

1日目トピックス「金ナリ選手」「山城奈々選手」

大会初日

天候:曇り、気温:24.8℃、風速:1.9m。
涼しさも暑さも感じられた初日は、韓国の金ナリが7アンダーの65で単独トップに立った。1打差の6アンダー2位タイには、『2014ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞』対象選手の山城奈々、今年のアース・モンダミンカップで優勝者の酒井美紀が続いている。さらに1打差の5アンダー、4位グループには大会4勝を挙げている福嶋晃子など5人が付けている。ホステスプロの原江里菜(NEC所属)は、4アンダー9位タイとディフェンディングチャンピオンの成田美寿々と並び首位と3打差の好位置に付けた。

単独トップの金ナリは、「ショットも良いし、パットも良かった」と、この日バーディーを量産。「チャンスに付いたのはほとんど決められた」と、9つもバーディーを奪った。センチュリー21レディスで予選落ちしてから、この試合に臨むにあたり「休みの2週間何が足りないか考えてトレーニングした」と、金を復調させた要因はピラティス。「バランスとか全体的にインナーマッスルを鍛える意味でやってます。前はヨガをやっていたけど、ヨガはストレッチ、ピラティスは筋力をつける感じ。身体は強くなったかなと思います。(明日も)ショットもパットもいい感じなので、それをキープして頑張りますと、昨年のスタジオアリス女子オープン以来の優勝へ向け好スタートを切った。

1日目トピックス「福嶋晃子選手」

4位スタートの福嶋晃子は本大会21回目の出場。優勝4回、2位5回、予選落ちなしと相性抜群の軽井沢に今年は母親となって帰ってきた。「練習量も少なくなっているし、あまり自分に期待してないですね(笑)」と言いながらも9番ホールでは、産休復帰後初となるイーグルを奪った。「ショットひとつずつはそんなに良くないんですけど、パッティングが良かったのかな。ショットは良かったり悪かったりの繰り返しで、(ピンに)付いたチャンスだけ取っていこうと。ドライバーはちゃんと当たったのがいくつあるかなーって感じで、当たりが悪かったんですけど、大きな曲がりもなかった。コースで使ったのは今日が初めてで、どんだけ飛ぶかわからないし、どうせダメなら替えてみようと思って。ちょっと右にいくぐらいであまりミスにならなかった」とラウンドを振り返った。母親として復帰4戦目となる今週は、初めて子供を妹に預かってもらい試合に臨んでいるが「(子供がいないと)寂しいですね。だから早く寝ます(笑)。いなくても習慣で夜1、2回は起きますね。家族が気を使って預かってくれて、今週だけはラクさせてもらっています。」と家族の支えもあっての好結果となった。

ホステスプロ 原江里菜選手(NEC所属)のコメント

4アンダー 9位タイ
今日は、前半良い距離のパットが決まってくれて、1.5~2mを取りこぼすことなく出来たし、その中でバーディーも取れていけたので、今日1日の流れが作れたかなと思います。

ホステスプロとして緊張感はありましたし、昨日の時点で状態もあまり良くなかったので、緊張プラス不安もありましたけど、今朝の練習で良いフィーリングだったので、そのままスタート出来ればと思っていました。前半はパーオンあまり出来なかったけど、後半は最近の良い状態のプレースタイルで回れたと思うので、明日に繋がるかなと思います。
位置的には伸ばして行かなきゃいけない位置ですし、明日次第ですけど、やはり優勝が欲しいので頑張っていきたい。