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大会レポート


2025年 大会結果
優勝 柏原 明日架 選手


2025年 大会レポート
34回目を迎えた本大会。夏の軽井沢の風物詩・JLPGAツアー『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(8月15日~17日)が、今年も長野県北佐久郡の軽井沢72ゴルフ北コース(6,625Yards,Par72)で開催された。
3,785人のギャラリーが駆け付けた大会初日は、7月にJLPGAツアー初優勝を挙げた内田ことこ、ささきしょうこ、ペソンウの3人が、6アンダーで並んで首位に立った。
大会2日目は、ルーキーの寺岡沙弥香が66をマークし、柏原明日架と並び、通算10アンダーで首位へ浮上した。


予選2日間を終えて、通算3アンダー、37位タイまでの53名が決勝ラウンドに進出。NEC所属の原江里菜は、通算イーブンパーの68位タイ。史上4人目の2週連続優勝と大会2連覇を狙った河本結は、通算3オーバーの91位タイで予選落ちを喫した。


同じく首位タイからスタートしたルーキーの寺岡沙弥香は、11番までにスコアを3つ伸ばし、通算13アンダーで一時単独トップに躍り出たが、その後スコアを伸ばせず、2位に終わった。その寺岡が、ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞を獲得。

ベストアマチュア賞には、トップ10フィニッシュした福岡第一高校1年生の廣吉優梨菜が輝いた。なお、NEC所属の安田祐香は、4バーディー、2ボギーの70をマーク。通算5アンダーの32位タイで大会を終えた。
柏原 明日架 選手のコメント
通算14アンダー、優勝
「6年ぶりの優勝ですが、6年以上経っていると思うぐらい長く感じました。その間、コロナもあり、無観客の大会もありました。そういったこともあったなかで、よく頑張ってこられたなと思います。今日の優勝争いもとても緊張していましたが、応援団の皆さんや今週ずっとサポートしてくれた父の顔を見ていると、緊張なんかしてられないなと思って、最後まで戦うことができました。シードを落とした時期は、すごく苦しかったです。自分でも這い上がっていけないのではないかなと思った時期もありました。そのなかで、コーチとの出会いがあったり、その出会いを後押ししてくれた父の言葉だったり、いま思い返すと、その6年のなかで誰か1人でもかけていたら、この優勝は成し遂げられなかったと思います。他にも、たくさん感謝したい人たちがいっぱいいます。その人たちのためにも、もっともっとこれからも頑張っていきたいなと思います」

寺岡 沙弥香 選手のコメント
通算13アンダー、2位 ※ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞受賞
「優勝に1打届かなくて残念でしたが、最終組でも崩れずにちゃんとスコアを伸ばせたことはよかったなと思います。やっぱり、最終ホールのバーディーパットを入れるのが、強い選手だなと感じました。大王製紙エリエールレディスオープンまで出場できると思うので、あと10試合以上チャンスがある。次は勝ちたいので、また優勝争いができるように頑張ります」

廣吉 優梨菜 選手のコメント
通算9アンダー、8位タイ ※ベストアマチュア賞受賞
「今日は、もったいないボギーもありましたが、ショットはよかったですし、バーディーをたくさん取れたのもよかったです。トップ10フィニッシュとベストアマを取れたのは、素直にうれしいですね。今後の一番の目標は、日本女子アマを獲ることです。試合に出させていただけることに感謝しながら、成長していきたいなと思います」

安田 祐香 選手のコメント
通算5アンダー、32位タイ
「最終日は、結構酷いゴルフでしたが、折り返しの18番ホールで、チップインバーディーが取れて、いい流れで後半にいけたのはよかったです。予選通過できたのはよかったですけど、もうちょっといいゴルフをしたかったですし、毎年ですけど悔いはあります。うまく調整して、後半戦に向けていい流れでいけたらなと思います」

原 江里菜 選手のコメント
通算イーブンパー、68位タイ
「2日目の後半は、少し疲れが出ましたね。前半、すごく気を張ってプレーしていたので、スコアもよかったけど、後半の方で、集中できない場面が何回かあって、ドライバーも曲がっていたので、それがそのままスコアになってしまったのは、残念です。今週、ドライバーを替えたんですけど、思いのほか飛距離が伸びていて、これはいけるかもと思いました。あと2、3歩足りなかったですね。でも、最後に気持ちよくバーディーパットが取れたことはよかったです」
