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2019年 大会結果

優勝 穴井 詩 選手

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 優勝 穴井 詩 選手
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日の様子

トーナメント最終日 8月18日(日)

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日の様子

天候:晴れ時々曇り、気温:27.0℃、風速:3.1m/s
大会最終日は、首位と3打差の8位タイからスタートした穴井詩がこの日のベストスコア65をマークして、イミニョンとのプレーオフに突入。1ホール目にパーセーブした穴井が今季初優勝を飾った。また、全英女子オープン優勝後、日本ツアー1勝目を狙った渋野日向子は、最後まで優勝争いを演じ、通算13アンダー・3位タイで今年の『ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞』受賞者となった。ベストアマチュア賞には、70・69・69と3日間アンダーパーの安定したプレーを見せて14位タイに入った、大手前大学1年の安田祐香が輝いた。

3日間累計来場者数21,844人。アメリカツアー帰りの宮里藍参戦で話題となった2009年大会(21,428人)を越え、北コース開催になった1998年以降としては最多ギャラリー数を記録した今大会。全英女子オープン優勝で一躍時の人となった“スマイルシンデレラ”こと渋野日向子が巻き起こした「シブコフィーバー」は、ここ軽井沢でも衰えを知らず、その人気に恥じないプレーは最後まで観客を魅了した。最終18番、5メートルのバーディーパットを沈めれば優勝というチャンスに、18番グリーンをぐるりと埋め尽くしたギャラリーが固唾をのんで見守ったが、惜しくも外れて2メートルオーバー。返しを決めてプレーオフに、と誰もが思ったパーパットだったが、まさかのボギー。プレーオフ進出も叶わず、3位タイで大会を終えた。

渋野と同じ最終組で回った原英莉花や、首位と2打差の好位置でスタートした勝みなみなど、若手の活躍に注目が集まる中、その勢いを一刀両断したのは実力者の猛チャージだった。首位と3打差でスタートした穴井詩は、前半の3番で2メートル、4番で7メートルを立て続けに決め流れを掴むと、後半も12番からの3連続で一気にリーダーボードを駆け上がった。自身初めてのプレーオフに「元々緊張しいなので、初めてのプレーオフで手足がガクブルしてました」と振り返るも、しっかり2打目でグリーンをとらえてファーストパットをしっかり寄せ、イミニョンがボギーとした後、落ち着いてウイニングパットを沈めた。
「中々現実味がなかったですけど、本当に勝てたのかなという感じで、未だに実感がわかないです」と飄々と語る様は何とも彼女らしい。
今季ここまで未勝利ながら安定感のある成績で賞金ランキング10位につけていた穴井だが、この優勝で一気に4位までジャンプアップ。また、この時点で既に自身の年間獲得賞金最高額を更新。好調を維持し続けている今シーズンの目標を「1億円をこえたいなと思っています」と語った。キャリアハイ必至の勢いに乗る32歳が、若手が席巻する女子ゴルフ界の主役にひとつ名乗りを挙げた。

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント イミニョン選手

イ ミニョン 選手のコメント

通算14アンダー2位
「ショットの調子が良かったので、優勝できるかもしれないと少し期待しましたが、あと一歩のところで、決めきれず残念でした。来年リベンジしたいと思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 渋野日向子選手

渋野 日向子 選手のコメント

通算13アンダー3位タイ (※ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞 受賞)
「最後(18番)以外は良かったかなと思います。ボギーにしてしまって台無しですね。緊張してしまって手が動かなくなってしまいました。ですが、今日は良いプレーがたくさんあったので、また良いプレーをして、目標の年間獲得賞金1億円突破ができるように頑張りたいです」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 濱田茉優選手

濱田 茉優 選手のコメント

通算13アンダー3位タイ
「最後のパットを入れたかったのに、ショートしてしまったのが悔しいですね。今日は優勝をしたいと思っていたのですが、普段通りを心がけてプレーしていました。最終日の優勝争いの中でアンダーパーのノーボギーで回ることができたので、それは今後に向けて自信に繋がったと思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 安田 祐香 選手

安田 祐香 選手のコメント

通算8アンダー14位タイ (※ベストアマチュア賞 受賞)
「今日は2~3メートルのパーパットが3,4回ありましたが、全部決めることができましたし、バーディーパットも結構決めることができました。今週はミスショットをしても、そのリカバリーはできていたかなと思います。ティーショットが全体的に良かったので、安定してきたのかなと思います」


トーナメント2日目 8月17日(土)

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目の様子

天候:晴れ、気温:27.6℃、風速:2.8m/s
北コース開催となった1998年以降としては最多となる9,481人のギャラリーが訪れた大会2日目。天候に恵まれたのはもとより、この盛況を生み出した立役者はなんといっても渋野日向子だ。首位と3打差の7位タイからスタートしたこの日も、7バーディーを奪うバーディー率の高さで観客を沸かせ、4つスコアを伸ばして1打差の2位につける猛チャージ。全英女子オープン後の日本ツアー1勝目に向け、絶好の位置で最終日を迎える。渋野を迎え撃つのは、初日に続き単独首位をキープした濱田茉優。この日も体調が万全ではないなか70でまとめ、完全優勝での初載冠を見据える。また、渋野と同組で回った原英莉花が68をマークして通算9アンダーの2位、35位からスタートした勝みなみがこの日のベストスコア66で通算8アンダーの3位と続き、1998年度生まれの“黄金世代”の選手たちの奮起が目立ち、フレッシュで勢いある顔ぶれが並ぶ大会最終日を迎えることとなった。
NEC所属プロの原江里菜は、初日の出遅れを巻き返すべくアンダーパープレーの71をマークしたものの、カットラインに1打及ばずトータルイーブンパーで無念の予選落ち。
通算1アンダー、46位タイまでの52名(プロ49、アマ3)が決勝ラウンドに進出した。

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 濱田茉優選手

濱田 茉優 選手のコメント

通算10アンダー1位
「初日と違って我慢のゴルフだったんですけど、我慢しきれたので最後にバーディーも来たのかなと思います。体調は良くないんですけど、初日よりは良くはなってきてると思うので、しっかり休んで最終日に備えたいと思います。やっぱり黄金世代の子たちは強いので、私もその勢いに乗っていけたらと思いますし、いつまでも『いい勉強を』と言ってられないので、決め所でしっかりと決められるように頑張りたいと思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 渋野日向子選手

渋野 日向子 選手のコメント

通算9アンダー2位タイ
「今日の前半は、バーディーの後にボギーが来てとなかなか伸ばせない展開でしたが、最終的に4つスコアを伸ばせたのは明日に繋がると思います。優勝を狙える位置だと思いますし、優勝するためには、パー5でしっかりバーディーが獲れないといけないと思うので、ショットとパッティングが重要になってくると思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 原英莉花選手

原 英莉花 選手のコメント

1通算9アンダー2位タイ
「渋野さんが凄くギャラリーを沸かせるプレーをしていて、私も伸ばしたい気持ちが強かったです。しっかり冷静にプレーをすることができ、上りの4ホールで3つスコアが伸ばせたのは、最終日に繋がると思います。自分の中では“渋野さんだけじゃないぞ”という気持ちが強くあるので、今季2勝目も挙げたいのですが、渋野さんにもしっかり勝ちたいと思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 勝みなみ選手

勝 みなみ 選手のコメント

通算8アンダー4位タイ
「全英女子オープンに行く前の調子が悪かった時期に比べたら、ショットが良くなってきていますが、まだ距離感が合っていなかったので、2日目は70点くらいのラウンドだったと思います。自分の良かった頃のスイングをお手本に、練習ラウンドから試しているのが少しずつ掴めていると思うので、最終日は調子が悪い中でも、心から楽しむことを忘れずに、今季3勝目を狙っていきたいと思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント NEC所属プロ 原江里菜選手

原 江里菜 選手のコメント

通算イーブンパー 53位タイ NEC所属プロ
「一日を通じてパッティングが良くなかったので、スコアを伸ばすことができず、とても悔しいです。台風予報も外れて、また全英女子オープンで勝った渋野日向子ちゃんも出場して、ギャラリーが多かったことは本当に嬉しい。でもその中で私は結果を出すことだけを考えてプレーをしたのですが、結果を出すことができず、今は非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです」


トーナメント1日目 8月16日(金)

『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』が開幕!

夏の軽井沢の風物詩・LPGAツアー『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(8月16~18日)が、今年も長野県北佐久郡の軽井沢72ゴルフ北コース(6,705Yards,Par72)で開幕した。

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日の様子

天候:曇り時々雨 気温:24.2℃ 風速:1.3m/s
大会初日は、10バーディーを奪い大会コースレコードに1打まで迫る64をマークした濱田茉優が単独首位発進を決めた。1打差の2位には、7バーディー、ボギーなしと安定したプレーを展開した2011年の覇者・アンソンジュがつけ、6アンダーの3位にはアマチュアの大田紗羅ら4人が続いている。海外メジャー・AIG全英女子オープンを制し、一躍時の人となった“スマイルシンデレラ”こと渋野日向子に注目が集まった今大会、朝方の雨模様にもかかわらず、早朝から大勢の観衆が詰めかけ、渋野の行く先々には大ギャラリー団が形成された。初日としては昨年比2,448人増となる5,577人が、世界一のプレーに熱視線を送るなか、その期待に応えるかのように6つのバーディーを重ね、5アンダー、7位タイの好スタートで会場を沸かせた。NEC所属プロの原江里菜は、1オーバーの69位タイで初日を終えた。

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日の様子

濱田 茉優 選手のコメント

8アンダー、1位
「夏風邪なのか、昨日から風邪気味で喉をやられてるんですが、64は自分の試合のベストスコアですし、逆に何も考えずにできたのが良かったのかなと思います。プレーの調子自体は悪くないので、明日以降もマネジメントをしっかりして、決め所でしっかりパットを決められたらと思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日の様子

アン ソンジュ 選手のコメント

7アンダー、2位
「久々に自分のゴルフができたという感じです。先週まで、なかなか5~6メートルが入りませんでしたが、今日獲ったバーディー7つのうち4つが5~6メートルだったので、神様がご褒美をくれたのかなと思います。初日に良いプレーができたことに感謝して、明日からも良いプレーができるように頑張りたいと思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日の様子

@大田 紗羅 選手のコメント

6アンダー、3位タイ
「今日はフェアウェイを1回しか外さなかったドライバーが良かったです。最近はショットが安定してきたことで、セカンドショットでグリーンに乗せることができてきているので、バーディチャンスが増えてきました。気持ちの面でも余裕がでてきたので、そんなに焦らずできるようになりました。このコースはフェアウェイキープが大事かなと思うので、明日以降もフェアウェイキープを意識していきたいです」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日の様子

渋野 日向子 選手のコメント

5アンダー、7位タイ
「今朝は雨が降ってたのでどんな感じかなと思ってましたけど、1番からバーディーが獲れたので、今日は良いのかなと思ってました。優勝狙うからには初日これぐらいのスコアじゃないと、かなりビッグスコア出していかないといけないので、1日目にしてはしっかり伸ばせたかなと思います。明日以降は天気も良くなって、暑くなると思うので、伸ばし合いになる大会ですし、明日もしっかり伸ばしきれたらなと思います」

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日の様子

原 江里菜 選手のコメント

1オーバー、69位タイ NEC所属プロ
「ショットはここ最近の中で悪くありませんでした。パッティングがいまいちでした。しっかり決めていかないといけない1.5メートルぐらいが入りませんでした。(明日は)出したことのないスコアを出さなければいけないわけではないので、これから調整して明日に臨みます」


NECの顔認証技術を応用した「笑顔パワーゲーム」を女子プロ選手が体験!

8/15(木)クラブハウスに設置した笑顔度を測定する「笑顔パワーゲーム」に、トーナメントに参戦するNEC所属の原 江里菜 選手や渋野 日向子 選手などが笑顔を見せた。

渋野 日向子 選手
NEC所属 原 江里菜 選手
  • トーナメント開催期間中、ギャラリープラザでも笑顔度を測定する「笑顔パワーゲーム」を実施予定。