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2011年 大会結果

アンソンジュ

2日間首位を守ったホステスプロの福嶋、2打差のアン ソンジュに4打差の横峯さくらという、記録が残る2003年以降では初となる歴代賞金女王3人の熾烈な優勝争いとなった。一進一退の攻防を続けるが、後半に入るとアン ソンジュが猛チャージをかける。10番、11番を連続バーディーとし福嶋を逆転すると、これで勢いに乗り14、16番でもバーディーを奪った。逆に追いかける立場になった福嶋も13番からの4ホールで3つのバーディーを奪い、再びアン ソンジュに追いつく。手に汗握る試合は18ホールでは決着がつかず、そのまま勝負はプレーオフへと突入した。

プレーオフ2ホール目、アン ソンジュ、福嶋共にティーショットは、フェアウェイの中央へ。しかしアンのボールはディボット跡にあり、非常に難しいライ。「とにかくグリーンのどこかに乗せようと思いました」というセカンドショットはピン奥約11mに。続く福嶋のセカンドショットはピン手前約6mのカラーに。アン ソンジュの3打目「ラインは最初スライスで、最後はフックするライン」と放ったボールは曲線を描き、カップに吸い込まれた。続く福嶋のバーディーパットは惜しくもカップの右をそれ、二人の熱き戦いは終止符を打たれた。

アン ソンジュ(韓国)は、今季3勝目ツアー優勝、通算7勝目とし、今大会の新人選手の最上位者に与えられる『ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞』も同受賞した。

氏名 1R 2R 3R 合計 スコア 順位 開催コース名
アン ソンジュ 68 66 66 200 -16 優勝 軽井沢72G北コース
福嶋 晃子 66 66 68 200 -16 2 軽井沢72G北コース
金 ナリ 70 69 67 206 -10 3T 軽井沢72G北コース
横峯 さくら 71 65 70 206 -10 3T 軽井沢72G北コース
藤本 麻子 69 69 69 207 -9 5 軽井沢72G北コース