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InfoCage 不正接続防止 - V5.4 強化ポイント

InfoCage 不正接続防止 V5.4

InfoCage 不正接続防止 V5.4の販売を開始いたしました。
本バージョンでは、連携対象システムの追加、NetworkAgentのWindows対応、タイムゾーン対応、休日・定時間外アラートなどの機能強化を行いました。
主な強化内容は以下の通りです。

他システム連携

「Palo Alto PA/VM」「FortiGate」「ActSecure セキュリティ異常検知サービス(ASI)」が検知したマルウェア感染端末を自動的にネットワークから遮断できるようになりました。

  • 連携対象は「Palo Alto V8.1」「FortiOS V5.6系」「ASI(すべてのバージョン)」です。
  • センサーはInterSec/NQ30c,dおよびLinux版NetworkAgentのみサポートしています。
    InterSec/NQ30a,bおよびWindows版NetworkAgentはサポート対象外です。
  • スイッチ連携はサポート対象外です。
  • 「Palo Alto」はPalo Alto Networks社の登録商標です。
  • FortiGateはFortinet社の登録商標です。

NetworkAgentのWindows対応

InterSec/NQ30の代わりに、NetworkAgentをインストールしたWindows端末をセンサーとして使用できるようになりました。

  • 対象OSは以下です。

  • Windows 7 SP1 (32/64bit) (Professional/Ultimate/Enterprise)
  • Windows 10 (32/64bit) (Pro/Enterprise)
  • Windows Server 2008 R2 SP1 (Standard/Enterprise)
  • Windows Server 2012 (Standard/Datacenter
  • Windows Server 2012 R2 (Standard/Datacenter)
  • Windows Server 2016 (Standard/Datacenter)

タイムゾーン対応

ホスト情報一覧などに表示される時刻を現地時刻で表示できるようになりました。

休日・定時間外のネットワーク接続を検知・アラート

休日や定時間外のネットワーク接続を検知・アラート通知できるようになりました。
働き方改革の推進にお役立ていただけます。

検知だけでなく、遮断の対象とすることも可能です。

サーバーなど、常に稼働している必要のある端末は対象外とすることができます。

盗聴端末検知

ネットワーク内に存在する、プロミスキャスモード(自分宛でないパケットも受信)でNICを動作させている端末を検知・アラート通知できるようになりました。

バックアップ機能の改善

マネージャのサービスを停止せずにバックアップを実行できるようになりました。

InfoCage PC検疫との連携機能の強化

InfoCage PC検疫がインストールされていない端末を遮断するまでに、従来は最低30分の猶予期間がありましたが、猶予期間なしで即時遮断できるようになりました。

  • ただし、Windowsのみを遮断対象としている場合、機種判別が完了するまでは遮断されません。

ホスト情報の更新機能の強化

ホスト情報一覧画面から、ワンクリックで最新のホスト情報を取得できるようになりました。

Linux版NetworkAgentの64bitネイティブ対応

32bitライブラリを別途インストールする必要がなくなりました。

注意事項

V5.3以前のバージョンではNetworkAgentライセンス・VLAN追加ライセンスのシリアル番号をマネージャに登録する必要はありませんでしたが、V5.4から、マネージャへの登録が必要になりました。
登録ライセンス数を超えてNetworkAgentやVLANを使用している場合、製品の使用を継続することができません。
90日間の猶予期間の後、動作が停止するのでご注意ください。

特に、V5.3以前の環境からバージョンアップする際は、事前にライセンスが適正になっているかご確認をお願いします。
なお、マネージャのバージョンアップ時、インストールを開始する前に、登録が必要なライセンスの一覧が表示されます。

冗長化機能の強化イメージ図