NEC、三好市に顔認証を活用したスタンプラリーサービスおよび観光アプリを提供
~先進ICTの活用による観光産業の活性化に貢献~
2017年9月25日
日本電気株式会社
NECは、徳島県三好市に、ラフティング世界選手権2017(開催日:10月3日~9日、競技場所:四国吉野川中流域)にあわせて同市を訪れる観光客を対象とした顔認証を活用したスタンプラリーサービスおよび観光アプリを提供します。
三好市は、同選手権の競技場所であり国の天然記念物に指定されている大歩危峡、日本三奇橋の一つである祖谷のかずら橋、山村の原風景が広がる落合集落など、地域の魅力ある資源を活用した体験型観光地づくりに取り組んでおり、外国人観光客が近年急増しています。NECは今回の提供を通じて、三好市における観光客の回遊促進や地域の一層の魅力訴求を支援します。
NECは社会ソリューション事業に注力しており、今回の実績も踏まえ、今後も2020年とその先を見据えて先進ICTの活用による地域の観光産業の活性化に貢献していきます。
今回の提供概要
- 顔認証を活用したスタンプラリーサービス
観光客の回遊を促すため、世界No.1(注)の認証精度を有するNECの顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用したスタンプラリーサービスを提供。
登録した顔画像と、スタンプラリー実施場所にてタブレット端末で撮影した顔画像を照合することで、顔をかざすだけでスタンプラリーが可能。また、参加者総数や参加者のスタンプ収集状況をリアルタイムで把握することや不正の防止も可能。なお、照合にはクラウド環境を利用することで、実施場所での必要設備の簡素化を実現。 - 観光アプリ
観光客へのおもてなしの一環として、ラフティング世界選手権2017の大会概要や出場選手の情報、および位置情報に応じて三好市のおすすめ観光スポットを紹介するスマートフォン向け観光アプリを提供。(日本語・英語対応)
アプリのインストール時に登録する性別・年代・国籍など利用者の属性情報と、利用者の位置情報や閲覧した観光情報、スタンプラリー利用情報などを組み合わせて分析することで、今後の観光施策の立案につなげることが可能。
三好市長・黒川 征一氏のコメント
三好市では日本で初めてのラフティング世界選手権を開催することとなりました。開催を通じて三好市の魅力を世界に向けて発信することで地域振興につなげたいと考えております。
今回ご提供いただく顔認証を活用したスタンプラリーサービスおよび観光アプリでは、世界選手権に参加する選手や観戦客の皆様に大会情報や三好市の魅力である観光情報の提供を行い、このことが周辺観光地への周遊を促し、多くの皆様に三好市の魅力に触れていただくツールとして大いに期待しております。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
- (注)NEC、米国国立機関による動画顔認証の性能評価で第1位を獲得
http://jpn.nec.com/press/201703/20170316_01.html
ラフティング世界選手権2017ホームページ
NECは、社会ソリューション事業を推進する
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今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
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