NEC、社会ソリューション事業を支えるソフトウェア開発体制を強化
~ソフトウェア子会社2社を統合~
2016年11月28日
日本電気株式会社
NECは、社会ソリューション事業を支えるソフトウェア開発体制を強化すべく、ソフトウェア子会社2社を2017年4月1日付で統合することを決定しました。
具体的には、NECグループの中核ソフトウェア会社である「NECソリューションイノベータ」と、NECグループの社内システム開発・運用を担う「NEC情報システムズ」を統合します。
今回の統合により、AIやIoTなどの成長領域に経営資源を集中し事業競争力の強化を図ると共に、両社が有するソリューションやノウハウの融合による事業拡大、エンジニアリング施策や開発基盤の共通化による生産性向上を目指します。
NECは、2014年4月にソフトウェア子会社7社を統合し、社会ソリューション事業を軸とした成長戦略の実現を担う中核ソフトウェア会社としてNECソリューションイノベータを発足するなど、ソフトウェア開発体制の強化を段階的に進めてきました。今回の統合はこうした取り組みの一環です。
統合会社の強化方針は以下のとおりです。
- AI、IoT、セキュリティ、クラウドなど今後一層の市場成長が見込まれ、かつ高度な技術が求められる領域の専門要員を集結し、NECグループの事業競争力の強化を図る。
- NECソリューションイノベータが有する業種ソリューションと、NEC情報システムズが有するシステム開発から運用・保守までのライフサイクル全般にわたるサービス提供ノウハウを融合し、各業種におけるLCM(Life Cycle Management)型のサービス事業を拡大する。また、NEC情報システムズがNECグループ向けのプロジェクト対応で培った大規模SIノウハウを展開し、大規模プロジェクトへの対応力を強化する。
- エンジニアリング施策や開発基盤の共通化による生産性向上、要員管理・人材育成の一元化による成長領域への要員シフトや迅速なスキル強化に取り組む。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
【別紙】統合会社および統合する子会社の概要
以上
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
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