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WebSAM Rakuform - Web帳票印刷 Rakuform WebPrintModule

Webアプリケーション化が進む各業務システムからの帳票印刷に対応

Rakuform WebPrintModuleは、Rakuform FormEditorで作成した帳票フォームと印刷データ(CSVファイル)を利用して、クライアントのWebブラウザから帳票のプレビューや印刷を行うことができるソフトウェアです。Webアプリケーションと連携して、HTMLコンテンツに帳票印刷の各種コントロールを記述することが可能で、クライアントからの操作により印刷やプレビューに必要なモジュールや帳票フォーム/印刷データを自動的にダウンロードします。クライアントにあらかじめプログラムをインストールする必要が無いため、プログラムのバージョンアップ等、各クライアントのメンテナンスが不要です。

WebPrintModuleには、以下の2つの方式があります。

システム構成

機能:ActiveXコントロールの利用

ActiveX で自動ダウンロード

必要なモジュールは、ActiveXコントロールによって、自動的にダウンロードされます。クライアントにはWebブラウザがあれば、専用のプログラムをインストールする必要はありません。

クライアントでフォームオーバレイ

クライアントからの要求により、必要な帳票フォームと印刷データを自動ダウンロードし、クライアント上で印刷イメージを生成します。 サーバ側でオーバレイ処理を行わないので、複数クライアントから同時に要求が集中した場合でも、サーバリソースに負荷をかけることはありません。また、ネットワークを流れるのは、フォームデータとCSV形式の印刷データなので、印刷イメージデータ(PDF等)を転送する場合と比較して、転送データ量も軽減できます。

画面イメージ

情報セキュリティの対応

SSL暗号化通信に対応していますので、印刷データの回線上での漏えいを防止できます。また、ダウンロードした帳票フォームと印刷データはファイルとしてクライアントに残さないため、共有クライアントでもセキュアな運用が可能です。

システム導入

Webページ作成方法

Rakuform WebPrintModuleを使用して、クライアントで印刷/プレビューを行うためには、下図のようにActiveXコントロールの配置用タグ部の後に制御スクリプト部を含むWebページを作成します。

Webページのイメージ図

このWebページをクライアントのブラウザ(Internet Explorer)で表示すると、配置用タグの記述に従って、ActiveXコントロールが自動的にインストールされ、制御スクリプトによって、帳票のプレビュー/印刷が行えるようになります。

動作説明

ActiveXコントロールを使用したWebクライアントの印刷/プレビュー動作について説明します。

動作説明図

  1. クライアント端末のブラウザから、Webサーバにプレビュー/印刷ページの要求を送信する。
  2. Webサーバは、ActiveXコントロールの配置用タグ部と制御スクリプト部を含むWebページをクライアント端末に返信する。
  3. クライアント端末は、返信されたWebページをブラウザで読み込み、まず配置用タグ部の解析を行う。
  4. ブラウザは、読み込んだWebページの配置用タグ部を解析し、ActiveXコントロールをダウンロードする。
    (ActiveXコントロールがインストール済みの場合、ダウンロードしない)
  5. ブラウザは、ダウンロードしたActiveXコントロールをシステムにインストールし、ActiveXコントロールをWebページ内に配置する。
  6. イベントにより制御スクリプトを起動する。
    (イベントには、Webページに配置したボタンのクリックによるOnClickや、Webページの読み込み完了時に発行されるOnLoad等を利用する)
  7. 制御スクリプトは、どのファイルをプレビュー/印刷するかを指定してActiveXコントロールを起動する。
  8. ActiveXコントロールは、制御スクリプトから指定された帳票ファイルをWebサーバから読み込む。
  9. ActiveXコントロールは、帳票ファイルの読み込み完了後、制御スクリプトから指定されたデータファイルをWebサーバから読み込む。
  10. ActiveXコントロールは、読み込んだ帳票ファイルとデータファイルをオーバレイして、ブラウザ上にプレビュー出力する。
  11. ActiveXコントロールは、読み込んだ帳票ファイルとデータファイルをオーバレイして、プリンタに印刷出力する。

機能:RakuformViewerの利用

クライアントへのインストール

RakuformViewerインストーラを予めクライアントにインストールする必要があります。

システム導入

Webページ作成方法

RakuformViewerを使用するには、JSライブラリの配置用タグ部と、Viewerの制御スクリプト部を含むWebページと、Viewerに引き渡すJSON情報を生成するためのWebAPIを実装したサーバスクリプト作成します。

イメージ図
動作説明

RakuformViewerを使用したWebクライアントの印刷/プレビュー動作について説明します。

動作説明図

  1. 予め、RakuformViewer をクライアント端末にインストールする。
  2. 業務システムで用意するJavaScriptからJSライブラリが提供するメソッドを呼び出してプレビュー/印刷の指示を行う。
  3. JSライブラリは、「2」の呼び出し内容を JSON(JavaScript Object Notation) 形式でWebサーバ上のWebAPIに通知する。
  4. WebAPIは、JSON データを引き渡すためのURLをJSライブラリに返却する。
  5. JSライブラリは、「4」のURLを引数として RakuformViewer を起動する。
  6. RakuformViewer は、「5」で渡されたURLでWebAPIにアクセスし、JSONデータを要求する。
  7. WebAPIは、保持していたJSONデータをRakuformViewerに返却する。
  8. RakuformViewer は、JSON データを解析して「2」の指示内容を取得し、Webサーバから必要な帳票/CSVをダウンロードして指示に従ってプレビュー/印刷を実行する。

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