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SORTKIT - ファイル形式

SORTKITは、OS標準のsortコマンドで扱うことのできるテキストファイルの他に、固定長ファイルや索引順編成ファイルなど、様々なファイル形式のファイルをソート・マージすることができるコマンドやAPIなどを提供します。

ここでは、SORTKITのコマンドやAPIなどで扱うことのできる以下のファイル形式についてご説明します。

各製品の各ファイル形式のサポートの有無についてはこちらをご覧ください。

テキストファイル (可変長レコード形式)

可変長レコード形式では、1行を1レコードとして扱います。レコードの切れ目は、改行で表されます。改行コードはLinux版では0x0A、Windows版では0x0D0Aとして扱います。

テキストファイル

順編成ファイル

  • NEC COBOL、Micro Focus COBOL (固定長レコード形式)

    レコード形式とは異なりレコードの切れ目がありません。レコードはレコード長で分割されていて、レコードデータ以外の情報は含まれていません。

    順編成ファイル

  • IFASPRO (固定長レコード形式)

    ファイルアクセスエンジンとしてIFASPROを使用します。

  • Micro Focus COBOL (可変長レコード形式)

    Micro Focus COBOLに準拠した順編成ファイル形式です。

  • RAF(固定長レコード形式/可変長レコード形式)

    ファイルアクセスエンジンとしてrefamを使用します。ファイルにレコード長などの属性情報を持つ、順編成ファイルです。

行順ファイル

  • NEC COBOL (可変長レコード形式)

    改行コードを区切りとしたASCIIテキストファイルです。改行コードはUNIX版/Linux版では0x0A、Windows版では0x0D0Aとして扱います。SORTKITでは先頭から一定のバイト数を固定長フィールドとして扱います。
    (固定長フィールドの位置は、指定したキー、オプション機能のバイト位置から決まります。)

  • Micro Focus COBOL (可変長レコード形式)

    Micro Focus COBOLに準拠した行順ファイル形式です。SORTKITでは先頭から一定のバイト数を固定長フィールドとして扱います。
    (固定長フィールドの位置は、指定したキー、オプション機能のバイト位置から決まります。)

索引順編成ファイル (固定長レコード形式)

  • ISAM (固定長レコード形式)

    ファイルアクセスエンジンとしてISAMを使用します。キー定義ファイル、キーファイル、データファイルからなります。

  • IFASPRO (固定長レコード形式)

    ファイルアクセスエンジンとしてIFASPROを使用します。インデックスファイルとデータファイルとからなります。

相対編成ファイル

  • NEC COBOL (固定長レコード形式)

    レコードはレコード本体と以下の2バイトのレコード存在フラグで構成されています。
    0x3131 : レコードが存在する。
    上記以外 : レコードが存在しない。

    相対編成ファイル

  • IFASPRO (固定長レコード形式)

    ファイルアクセスエンジンとしてIFASPROを使用します。ファイル内のレコードを相対レコード番号によって識別し、ダイレクトにアクセスすることが可能です。

  • Micro Focus COBOL (固定長レコード形式)

    Micro Focus COBOLに準拠した固定長レコード相対編成ファイル形式です。

  • Micro Focus COBOL (可変長レコード形式)

    Micro Focus COBOLに準拠した可変長レコード相対編成ファイル形式です。