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PC起動時にRTCやCMOSエラーが発生した場合の対処方法
パソコンを初回起動、または長期間使用しない状態だったパソコンを起動した場合など掲載日:2023.12.28
パソコン起動時にRTC(リアルタイムクロック)のエラーが表示された場合、システム情報保持用のバッテリーが枯渇している可能性があります。
パソコンを初回起動した場合、または長期間使用しない状態だったパソコンの電源を入れた場合に「WARNING! RTC is broken」や「CMOS Date/Time Not Set.」のようなRTCやCMOSに関するエラーが表示されることがあります。
(例)
WARNING!! RTC is broken.
Press F2 to Enter BIOS Setup.
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CMOS Date/Time Not Set.
Press F2 to Enter BIOS Setup.
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CMOS Battery Failure.
Press F2 to Enter BIOS Setup.
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0271:Check Date and Time Setting
Press Esc to continue or F2 to enter Setup
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CMOS Date/Time Not Set.
Press Volume <-> or F2 to Enter BIOS Setup
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0271:Check Date and Time Setting
0251:System CMOS Checksum bad – Default configuration used.
Press Esc to continue or F2 to enter Setup
このような画面が表示された場合は、次の手順をお試しください。
また、本現象は搭載しているシステム情報(年月日や時計など)を保持する電池が枯渇している場合に発生します。
手順にしたがいBIOS上より年月日や時間を設定したのちにパソコンが起動しましたら、そのままメインバッテリが充電されるまではAC電源をつないだままにしてください。システム情報を保持するための電池も充電されます。
なお長期間使用したパソコンでは電池自体の寿命が来ている場合も考えられます。
AC電源を接続したままにして充電を行っても、またRTCエラーが表示される場合は、修理窓口までご相談をお願いいたします。
手順概略
次の手順は例としてVersaPro タイプVD、タイプVX、タイプVL、タイプVA、タイプVG、タイプVC、タイプVNでの場合を記載しています。
起動時のメッセージや本手順のメニュー名が記載と異なる場合は、パソコン添付マニュアル「はじめにお読みください」をご覧ください。
本体添付のマニュアル「はじめにお読みください」
→「セットアップ中にトラブルが発生した場合」
→「セットアップの画面が表示されない」
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AC電源に接続し、PCの電源をONにする。
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NECロゴまたはエラーメッセージが表示されている画面で【F2】を押す
BIOSセットアップユーティリティが表示されます。 -
「Main」の「System Time」を選択する
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【Tab】キーや【Enter】キーで項目を移動し、時間(24時間形式)、分、秒を設定する
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「System Date」を選択する
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【Tab】キーや【Enter】キーで項目を移動し、月、日、年(西暦)を設定する
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【F9】を押す 確認の画面が表示されます。 中止したい場合は【Esc】キーを押してください
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「Yes」または「YES」が選択されていることを確認し、【Enter】キーを押す 工場出荷時の設定値を読み込みます。
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【F10】キーを押す
確認の画面が表示されます。 -
「Yes」が選択されていることを確認し、【Enter】を押す 設定値が保存されて、BIOSセットアップユーティリティが終了し、本機が起動します。
※ メインバッテリの充電が100%になるまでAC電源はつないだままにしてください。
マニュアルを電子版でご覧になりたい場合
PC検索システムからパソコンの型番を検索いただくことで、マニュアルを含む各種情報をご覧いただけます。
【ビジネスPC 情報検索サイト】
「PC検索システム」
現象が再発する場合
BIOSから日時を入力したのちにしばらくAC電源を付けたままにしても現象が再発する場合は、電池の寿命である可能性があります。修理窓口までお問い合わせ願います。
【修理依頼および故障診断】
「ビジネスPC修理受付センター」
お問い合わせ