Express5800シリーズ

高可用性サーバ

1台のサーバとしてシンプルに導入できる高可用性サーバ

1台のサーバとしてシンプルに導入できる高可用性サーバ

ミッドレンジモデル
R32Aa
フル冗長で無停止保守可能なミッドレンジモデル

2025年2月受注開始予定

エントリモデル
R32Ba
コストパフォーマンス重視のエントリモデル

  R32Aa R32Ba
形状 2Uラック
プロセッサーファミリー 第4世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー・ファミリー
プロセッサー数 最大2
メモリ DDR5-4800 Registered ZDIMM DDR5-4800 Registered DIMM
メモリ最大容量 1TB 2TB
内蔵ドライブ NVMe SSD HDD : SAS
SSD : SAS
拡張スロット PCI Express 4.0 PCI Express 5.0
拡張スロット数 5 7
  R32Aa[2025年2月受注開始予定]

単体サーバでの可用性を追求した高可用性サーバ

スペックの高度化に伴い処理能力が飛躍し、PCサーバがビジネスに果たす役割も拡大し続けています。一方、高度な処理を行うためにサーバの構成パーツには多大な負荷がかかり障害発生の確率も高まっています。
「Express5800/高可用性サーバ」は、単体サーバでの可用性を追求した高可用性サーバ。システム停止につながる障害の原因となりやすいサーバのハードウェアを二重化して格納*。リアルタイムに同期させることで万一のハードウェア障害でも停止しない高可用なシステムを実現します。

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    R32Baモデルでは一部非冗長部分あり

既存の業務アプリケーションやミドルウェアをそのまま利用可能

Express5800/高可用性サーバは、システム上は1つのOSが稼働する1台のサーバです*。そのため、システム構築の際にも二重化されたハードウェアを意識する必要はなく、通常のサーバと同様に行えます。ミドルウェアやアプリケーションに特別な設定を要さずに、そのまま利用可能。通常のサーバからExpress5800/高可用性サーバに置き換えるだけで、システム全体の可用性を向上させることができます。

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    仮想化に対応したモデルでは仮想化による複数OSの稼働が可能
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    Express5800/高可用性サーバは主要ハードウェアコンポーネントを二重化していますが、稼働は1つのOSで行われます。このため、ソフトウェアの障害時は高可用性サーバ自体が停止する可能性があります。システム構築の際は、ソフトウェアの可用性対策もあわせてご検討ください。

シングルサーバ感覚で導入・運用

  • ネットワーク上では通常の1台のサーバとして存在し、二重化を意識することなく利用可能
  • アプリケーションの二重化設定は不要、利用アプリケーションの制約もほとんど無し
  • シングルサーバのように運用できるので管理は容易かつ低コスト

ソフトウェア障害に配慮した、さらなる可用性向上も可能

SAN対応ディスクアレイ装置「iStorage Vシリーズ」との組み合わせによる高可用なデータベースシステムとしての活用はもとより、ソフトウェア障害時にも「業務の継続」を可能にするクラスタシステムの構築にも対応できます。
Express5800/高可用性サーバでは、 NECのクラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO X」を用いて、共有ディスク型のクラスタシステムの構築が可能*。ハードウェア障害時は、高可用性サーバ内で障害モジュールを切り離し連続運転。ソフトウェア障害により特定サーバの連続稼働が不可能な場合には、他ノードのサーバにフェイルオーバして業務継続を支援します。一般的なIAサーバでの構成と比較して、ハードウェア障害時のノード間切り替えによるシステム停止時間が無く、より堅牢で高可用な運用が可能。基幹業務システムなど高い可用性、信頼性が求められる用途におすすめです。

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    iStorageのみ対応可能

保証・保守

無償保証
・3年オンサイト保守サービス(月~金、9:00~18:00、翌営業日対応、祝日および年末年始等のNEC指定日を除く)
・3年パーツ保証
・24時間365日アラームを監視。ハードウェアの障害をいち早く検出し、直ちにお客様へ連絡をする 「エクスプレス通報サービス」1年間無償付

有償保守
・24時間365日、当日2時間以内の出張修理に対応する保守サービスをご用意
・出張修理サービス、パーツ保証、エクスプレス通報サービスを5年まで延長可能