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2026年9月4日

NEC、特許分析調査会社が実施した「生体認証」と「映像識別」の日米における特許総合力ランキングで第1位の評価を獲得

このたび、株式会社パテント・リザルト(注1)が同社の特許分析ツール「Biz Cruncher」(注2)を用いて実施した、「生体認証」および「映像識別」技術に関する日米特許の調査において、NECは第1位の評価を獲得しました(2026年3月時点)。
本調査では、特許の注目度を数値化した「パテントスコアの合計値(質)」と「有効特許件数(量)」の双方で首位となり、NECが当該分野で強固な特許ポートフォリオと高い競争優位性を持つことが客観的に示されました。
NECは、DX価値創造モデル「BluStellar」の中核をなす「生体認証」や「映像識別」といった技術を活用した事業の拡大に取り組んでいます。今回の評価は、事業戦略と一体となった知的財産活動が、質の高い特許ポートフォリオの形成に結実したことを示すものです。

分析結果

ポジショニングマップは、横軸に「特許の量(有効特許件数)」、縦軸に「特許の質(パテントスコア総合力)」を取り、競合他社と比較した特許ポートフォリオの相対的な強みを示したものです。
NECは、生体認証・映像識別の両技術分野において、日本・米国の双方で他社を大きくリードするポジションを確立していることがわかります。

  • 各図における「A社」「B社」等の表記は説明用の仮称です。

・生体認証
母集団は、「BluStellar」の技術群に含まれる生体認証技術領域を定義しています。
図1. 生体認証(国内):国内特許の「量」と「質」の両指標で第1位を獲得。国内競合に対し、明確な優位性を示す強固なポートフォリオを確立しています。
図2. 生体認証(米国):米国特許の「量」と「質」の両指標で第1位を獲得。グローバルな競合と比較しても、高い優位性を保持しています。

国内特許の量・質ともにトップ、確固たる地位を確立

図1. 生体認証(国内)ポジショニングマップzoom拡大する
図1. 生体認証(国内)ポジショニングマップ
図2. 生体認証(米国)ポジショニングマップzoom拡大する
図2. 生体認証(米国)ポジショニングマップ

・映像識別
母集団は、「BluStellar」に関連する映像識別技術領域を定義しています。
図3. 映像識別(国内):国内特許の「量」と「質」の両指標で第1位を獲得。映像識別技術における、国内市場での揺るぎないリードを証明しています。
図4. 映像識別(米国):米国特許の「量」と「質」の両指標で第1位を獲得。グローバル市場での高い競争力を示す結果となっています。

国内有効特許件数・パテントスコアともに首位、特許の量と質の両面でリード

図3:映像識別(国内)ポジショニングマップzoom拡大する
図3:映像識別(国内)ポジショニングマップ
図4:映像識別(米国)ポジショニングマップzoom拡大する
図4:映像識別(米国)ポジショニングマップ

(参考)パテントスコア総合力の推移:継続的なポートフォリオ強化の成果

パテントスコア総合力の年次推移からは、NECが戦略的に特許ポートフォリオの質を向上させてきた軌跡が確認できます。  

・生体認証
図5 生体認証(国内)推移:2018年に国内第1位となり、以降他社との差を拡大。顔認証を核とした多様な分野での出願活動が質的価値の向上に寄与。
図6. 生体認証(米国)推移:2018年頃からスコアが上昇し、2021年以降に加速。海外事業の拡大を見据えた特許権利化戦略が奏功。

図5:生体認証(国内)スコア年次推移zoom拡大する
図5:生体認証(国内)スコア年次推移
図6:生体認証(米国)スコア年次推移zoom拡大する
図6:生体認証(米国)スコア年次推移

・映像識別
図7. 映像識別(国内)推移:2019年以降、国内第1位の座を維持し、近年その差を拡大。「NEC 映像分析基盤」の展開と連動した出願活動が価値向上に貢献。
図8. 映像識別(米国)推移:2020年以降、スコアが加速的に向上し、グローバルで第1位水準に到達。海外展開を視野に入れた米国出願の強化がポートフォリオの質を大きく向上。

図7:映像識別(国内)スコア年次推移zoom拡大する
図7:映像識別(国内)スコア年次推移
図8映像識別(米国)スコア年次推移zoom拡大する
図8映像識別(米国)スコア年次推移

今後もNECは、本調査で示された優れた技術力と特許ポートフォリオを基盤に、更なる特許出願・権利化活動を推進し、事業競争力の強化とグローバルな成長に貢献していきます。

  • (注1)
    パテント・リザルト社について:new window https://www.patentresult.co.jp/
  • (注2)
    Biz Cruncherとは、自社のみならず、他社の技術力を整理・分析し、的確な判断を下すために開発された特許分析ツール

パテントスコア総合力について

本分析では、パテントスコアをベースに、権利者ごとの相対的な強みや特徴を評価しています。
パテントスコア総合力とは各企業が出願した特許群の総合的な強さを反映した指標で、出願件数が少なくても、注目度の高い特許を多く保有していれば、縦軸の高スコア領域に表示されます。
なお、パテントスコア総合力の算出に際して、パテントスコア50未満の特許は集計対象外としています。このようにすることで、単純に件数が多ければ総合力(縦軸)が上がる、という効果を緩和しています(パテントスコア50未満の特許も、件数の集計には反映しています)。

分析対象について

本件の分析は、以下に示す条件に基づき抽出した。

  ◆生体認証技術
<母集団定義>
NECのDX価値創造モデル「BluStellar」の技術群に含まれる生体認証技術(顔認証を含む多様な生体認証)を定義。

◆映像識別技術
<母集団定義>
NECのDX価値創造モデル「BluStellar」の技術群に含まれる映像識別技術(行動監視、シーン分析等)を定義。