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ジュニア達人の作品
NEC田んぼ作りプロジェクトでは、田植え、草取り、稲刈り…などの作業の合間に行う田んぼやその周辺の維持管理(苗作り、畦作り、竹林整備など)の作業を主体的に行う、「達人コース」があります。
この達人コースにご家族で参加頂いているお子さんを「ジュニア達人」と呼んでいます。
子どもの目線から見た体験をいきいきとした文章や、鮮やかな色遣いの絵で表現された作品をご紹介します。
竹内 麟太郎君、那由子さんの作品
タイトル:田んぼの一年
作文:竹内 麟太郎(11歳)

5月、「ピチャ、ピチャ、ピチャ」 この音は田んぼの田植えの音。ここから、田んぼの一年が始まります。膝まで泥に埋まりながら、一歩進むのも一苦労な田植えでした。
そして、7月、炎天下の中、草取りが始まります。少し、大きくなった稲を倒さないように気を付けながら、作業をしました。
10月、たくさんの穂を付けた稲を刈りました。稲刈りは、1つ1つカマで慎重に刈り取ります。刈った稲を束ね、オダにかけて天日にあて干します。
少し寒くなった11月、次は脱穀です。脱穀は昔ながらの道具を使い丁寧に活動しました。
とても寒くなった時期、2月、谷津田再生と味噌造りをしました。谷津田の再生では1.落ち葉集め、2.雑草をどかす、3.達人田んぼの道を切り開く、でした。僕は落ち葉集めの担当になりました。ボランティアとしてがんばりました。そのあと、場所を移動して味噌造りをしました。とても楽しかったです。美味しい味噌が出来上がればいいなと思います。
これで田んぼの一年は終わりです。去年はニホンアカガエルを見つけました。田んぼではヤゴ、メダカ、カブトムシ、ホタルなどたくさんの生き物を見ることができたり、面白い話を聞くこともできます。今年はとてもかわいいカヤネズミに触れることもできました。
一年で色々なことについて学ぶことができました。皆さんもこの田んぼに訪れてみたらどうでしょうか。
田中 勇輝君、伶奈さんの作品
タイトル:楽しい田んぼ、いい田んぼ
作文:田中 勇輝(11歳)

ぼくは、この田んぼプロジェクトに参加して思い出に残ったことは、田植えでしりもちをついてズボンのおしりの所がドロだらけになったことです。田植えをやっている途中に、ドロに足を取られて、バランスをくずして、ズボッとしりもちをつきました。ですから、今度の田植えは、ズボッといかないように気をつけたいと思います。
他に思い出に残ったことは、わら基地を作ったことです。脱穀した後のわらを集めて、わらをしいて、わらのかべを作って、完成させたものです。しかし、すぐにその後、アサザ基金の飯島さんに乗っ取られてしまったので、今、進めている、ツリーハウスは乗っ取られないようにしたいです。
今年はもっといろいろがんばって、かすみがうらの水をきれいにしていき、百年後にトキが来るのを待ちたいです。きっと百年後には生きていないので、もっともっとがんばってトキが来れるようにして、そのトキをぼくが生きているときに見てみたいです。
濱田 竜平君、小花さんの作品
タイトル:達人コースに参加して
作文:濱田 竜平(14歳)

ぼく達兄妹は、田んぼプロジェクトのイベントと達人コースに参加し始めて、8年目になります。ぼく達はその中でも達人コースが好きです。達人コースではイベントよりも自由に活動できます。
例えば、今年は竹林整備やあぜ整備、田んぼプロジェクトの今後の計画立案、踏耕(ふみこう)を行いました。踏耕を試験的に行ったときには、アサザ基金の飯島さんも驚くほどの成果を上げることができました。
田んぼプロジェクトの今後の計画立案で立案された翡翠(カワセミ)の住み家作りやカブト虫の産卵場所作りなど達人コースで実現されたものもあります。
今後もNEC社員さん達の力で谷津田の環境の改善に取り組んでいきたいです。
髙木 麻央さんの作品
タイトル:たくさんの生き物との出会い
作文:髙木 麻央(9歳)

牛久の田んぼに行くと、トンボやカエルなどの生き物に会うことができます。夏には家族でホタルを見に行きました。イネの間をたくさんのホタルがとんでいてとても感げきしました。
ホタルはきれいな水辺でしか生きられないそうです。わたしは多くのホタルが田んぼに住めるように、雑草をとったりしました。
これからも、牛久の田んぼにたくさんの種類の生き物が住める様にお手伝いできたらうれしいです。