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CLUSTERPRO MCシリーズ - 特長/機能

バージョン別機能強化ポイント

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.9 の新機能

1. ProcessSaver、StorageSaver、RootDiskMonitor : 情報採取ツールの提供

保守情報を採取する情報採取ツールを提供することで、お問い合わせ時のお客様の手間を削減することが可能になりました。

2. ApplicationMonitor : CRS監視機能強化

クラスター内の各ノードのCRSの状態を総合的に判断し、CRS障害の監視精度が向上しました。これにより、複数ノード同時障害時の全ノードダウンの回避が可能となりました。

3. ApplicationMonitor : 対話形式での監視表の作成

監視表の作成を対話形式で行うことが可能になりました。

4. ApplicationMonitor : Oracle Database Standard Editionサポート

Oracle Database Standard Edition環境に対応しました。

5. ProcessSaver : 同名プロセス最小個数監視機能の機能制限解除(Linux)

同名プロセスの最小個数監視機能において、主プロセス終了時に無条件で(同一名プロセスの個数に関係なく)障害と判定する機能制限を解除します。 これにより、主プロセス消滅時に従プロセスを主プロセスとして補うことで、構成を維持することが可能となります。

6. StorageSaver : 監視ディスクのデバイスファイル再解決機能(Linux)

OSによるディスクデバイスファイルの再割り当てに対応し、再割り当て後もディスクの監視が可能になりました。

7. StorageSaver : 設定ファイル自動生成コマンドのサポート構成の拡充(Linux)

Multiple Devicesを使用したソフトミラー環境において設定ファイルの自動生成が可能になりました。

8. RootDiskMonitor : HW-RAID監視機能のURU対応(Windows)

URU(Universal RAID Utility)と連携することで、URUを導入したExpress5800サーバーでもHW-RAIDシステムの監視が可能になりました。

9. RootDiskMonitor : 設定ファイル自動生成コマンドのサポート構成の拡充(Linux)

Device Mapperを使用したソフトミラー構成において設定ファイルの自動生成が可能になりました。

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.8 の新機能

1. MCシリーズ共通 : コードワード保守ツールの機能強化

コードワード保守ツールに診断機能を追加することで、ライセンスエラーの原因確認と適切な対処が可能になりました。

2. ApplicationMonitor : PDB監視機能強化

PDBのOracle Clusterwareリソース化に対応しました。
これにより、PDB単位でCLUSTERPROとの連携が可能になりました。

3. ApplicationMonitor : 監視表作成手順の簡略化

監視表の作成手順について、7手順必要だったものが2手順に簡略化しました。

4. ApplicationMonitor : 障害時動作検証機能

ユーザーによる障害時動作の確認を容易にするために、障害時の検証機能を実装しました。

5. ApplicationMonitor : ローカルディスク容量監視機能のASM対応

ディスク容量監視をASMディスクに対応させました。

6. ApplicationMonitor : ステータス表示コマンドの多重化

管理コマンドによる監視ステータス表示コマンドの同時実行を可能としました。

7. ApplicationMonitor : 監視しきい値の二段階化

監視しきい値を二段階にすることで、容量不足検知前の、ワーニング通知を可能としました。

8. StorageSaver : 仮想サーバーによるI/Oパス監視機能のサポート範囲拡大

vSphere対応版、およびVMware vCenter Server対応版の物理I/Oパスのリソース監視機能が、Red Hat Enterprise Linux 8以降、Oracle Linux、Windows Server 2016以降に対応しました。

9. StorageSaver : iStorage Vシリーズ対応

iStorage Vシリーズが接続されたシステムにおいて、iStorage VシリーズのI/Oパスの監視が可能になりました。
また、iStorage Vシリーズを用いて構築されたSANブート環境においてルートディスクの監視が可能になりました。

10. StorageSaver : 設定ファイル自動生成の対応環境拡充

マルチパス管理製品でデバイス名がデフォルトから変更されていても設定ファイルを自動生成可能になりました。

11. RootDiskMonitor : NVMe SSDブートディスク搭載Express5800シリーズ対応

NVMe SSDブートディスクを搭載した、Express5800シリーズサーバーに対応しました。 新たにNVMe SSDへ対応することで、同ディスクをルートディスク(OSディスク)とした Express5800シリーズサーバーについてもルートディスクの監視をサポートします。

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.7 の新機能

1. ApplicationMonitor : PDB監視機能強化

PDB未オープン状態を障害と扱うかを、設定で指定可能になりました。

2. ApplicationMonitor : ASMリスナー監視機能追加

ASM管理用のリスナーの障害監視が可能になりました。

3. ProcessSaver : Oracle VM対応

Oracle VM環境においてプロセス監視を行うことが可能になりました。

4. StorageSaver : 障害検知および障害検知時のアクションの高速化

障害検知および障害検知時のアクションを高速化しました。

障害の監視間隔等をチューニングすることにより、従来の障害検知精度を維持しつつ、より短い時間での障害検知を実現し、システムの停止時間の最小化を実現しました。
また、TestI/Oでの監視結果の種別を細分化することで、致命的なエラーが発生した場合に、従来にくらべ、迅速に障害を検出することが可能となりました。

5. RootDiskMonitor : 障害検知および障害検知時のアクションの高速化

障害検知および障害検知時のアクションを高速化しました。

障害の監視間隔等をチューニングすることにより、従来の障害検知精度を維持しつつ、より短い時間での障害検知を実現し、システムの停止時間の最小化を実現しました。
また、TestI/Oでの監視結果の種別を細分化することで、致命的なエラーが発生した場合に、従来にくらべ、迅速に障害を検出することが可能となりました。

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.6 の新機能

1. ApplicationMonitor : 冗長構成のネットサービス監視機能追加

複数リスナーで構成されたネットサービスの監視が可能になりました。

2. ProcessSaver : OpenShift対応

OpenShift環境のコンテナ監視に対応しました。

3. StorageSaver : マルチパス管理ソフトウェア対応強化

Veritas InfoScale Storageに対応しました。それに伴い、マルチパス管理ソフトウェアとしてVeritas Dynamic Multi-Pathingをサポートしました。

Device Mapper Multipathの管理パスに対して、障害時アクション(パス閉塞)の実行が可能になりました。

4. RootDiskMonitor : マルチパス管理ソフトウェア対応強化

Veritas InfoScale Storageに対応しました。それに伴い、マルチパス管理ソフトウェアとしてVeritas Dynamic Multi-Pathingをサポートしました。

5. RootDiskMonitor : SANブート環境対応強化

SANブート環境において、障害時アクション(パス閉塞)の実行が可能になりました。

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.5 の新機能

1. ApplicationMonitor : Oracle Database 19cに対応

Oracle Database 19c、Oracle Real Application Clusters 19cのデータベース障害の検知・自動復旧が可能になりました。

2. ApplicationMonitor : 間欠障害検知機能を強化

データベースインスタンスの間欠障害の検知が可能になりました。

3. ApplicationMonitor : データベース高負荷における障害の誤検知防止

時間帯によってシステムが高負荷になる状況において、負荷に応じた最適な監視設定をスケジュールできるようになりました。

4. ProcessSaver : ハングアップ監視機能強化

作りこみを不要としたプロセスのハングアップ監視も利用可能になりました。

5. StorageSaver : 障害の予兆検知機能を強化

仮想化基盤が保持する統計情報を用いてディスク障害の予兆を通知します。

6. RootDiskMonitor : 動作環境の拡大

Smart Storage Administrator(SSA)に対応しました。

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.4 の新機能

1. MCシリーズ共通 : 統合運用管理製品との連携

障害検知時にSNMPトラップで通知することが可能になりました。

2. MCシリーズ共通 : インターネット配信製品を追加

製品出荷リードタイムを短縮できるインターネット配信製品(I配信製品)の提供を開始しました。

3. ApplicationMonitor : Oracle Database 18cに対応

Oracle Database 18cのデータベース障害の検知・自動復旧が可能になりました。

4. ApplicationMonitor : Oracle SCANリスナー対応

Oracle SCANリスナーの監視が可能になりました。

5. ProcessSaver : リモート監視機能追加

リモートサーバーに対するプロセスの稼働監視を実現することで、代表サーバーによる監視の一元化が可能になりました。

6. StorageSaver : 対応ストレージの拡大

ネットワーク接続ストレージ(iSCSI接続ストレージ、NAS)の監視が可能になりました。

7. StorageSaver : 動作環境の拡大

記憶域プールを構成している環境におけるストレージ装置の監視に対応しました。

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.3 の新機能

1. ApplicationMonitor : Oracle Database 12c Release 2に対応

Oracle Database 12c Release 2のデータベース障害の検知・自動復旧が可能になりました。

2. ApplicationMonitor : マルチテナント構成におけるPDB(*)単位の監視機能強化

特定のPDBで発生した単独障害を契機とした、CLUSTERPROへの障害通知・フェールオーバーが可能になりました。

  • *
    PDB = プラガブル・データベース

3. ProcessSaver : VMware vMotion対応

稼働中の仮想マシンがほかの物理サーバーへ移動した際にも、プロセスの稼働監視の継続が可能になりました。

4. ProcessSaver : コンテナ監視機能追加

Linuxコンテナ(Docker)、Windows Serverコンテナを対象とした障害の検知・自動復旧が可能になりました。

5. StorageSaver : VMware vMotion対応

仮想マシンの仮想ディスク監視について、稼働中の仮想マシンがほかの物理サーバーへ移動した際にも、設定を変更せずに継続して監視が可能になりました。

また、物理I/Oパス監視について、vCenter管理下にあるホストの物理I/Oパスを一括監視することで、仮想マシンが稼働中のホストを意識しない物理I/Oパスの監視が可能になりました。

6. RootDiskMonitor : VMware vMotion対応

稼働中の仮想マシンがほかの物理サーバーへ移動した際にも、内蔵ディスク監視の継続が可能になりました。

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.2 の新機能

1. ApplicationMonitor : マルチテナント構成におけるPDB(*)単位の監視機能強化

特定のPDBで発生する局所的な障害の検知と、PDB単位の復旧動作が可能になりました。

  • *
    PDB = プラガブル・データベース

2. ProcessSaver : プロセス自動監視機能追加

定常的に稼働している常駐プロセスを自動的に死活監視の対象とすることで、想定外のプロセスに対する障害を検知することが可能になりました。

3. StorageSaver : 監視機能強化

サーバーからアクセスできないタイミングがあるストレージ装置(レプリケーションボリューム等)についても障害検知が可能になりました。

4. RootDiskMonitor : パトロールシーク機能強化

ディスクの負荷を考慮してメディアエラーの検査を行うことで、業務に影響を与えることなく検査を実行することが可能になりました。

5. RootDiskMonitor : S.M.A.R.T.(*)情報監視機能追加

S.M.A.R.T.情報を定期的に採取・蓄積することで、障害の予兆監視が可能になりました。

  • *
    S.M.A.R.T. = Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.1 の新機能

1. ApplicationMonitor : インスタンスのハングアップ監視機能強化

Oracleバックグラウンドプロセス単位の監視において、Oracleの待機イベントの発生状況を考慮したハングアップ判断が可能になりました。

2. ProcessSaver : 同一名プロセス数の監視機能強化

同一名プロセス数の下限監視に加え、上限監視も可能になりました。

3. ProcessSaver : リソース情報収集機能

監視対象プロセス単位でCPU使用率等のリソース使用推移をCSV形式で出力することが可能になりました。

4. StorageSaver : Oracle ASM(*)の監視機能

Oracle ASMのデータの冗長性を考慮した障害検知が可能になりました。

  • *
    ASM = Automatic Storage Management

5. RootDiskMonitor : パトロールシーク機能強化

パトロールシーク機能をスケジューリング(例: 月に1回だけ全ディスク検査を実行)することが可能になりました。

CLUSTERPRO MCシリーズ 2.0 の新機能

1. ApplicationMonitor : Oracle ASM(*)の監視機能

ASMインスタンスの障害を監視することが可能になりました。障害検知時にはASMインスタンスを強制停止し、Oracle Clusterware/Oracle Restartによる再起動を促したり、HAクラスタリングソフトウェアと連携して業務をフェールオーバーすることも可能です。

  • *
    ASM = Automatic Storage Management

2. ApplicationMonitor : Oracle Database 12c インメモリデータベース対応

Oracle Database 12cのインメモリデータベース構成に対しても、通常のデータベースと同等の監視が可能になりました。

3. ProcessSaver : リモート制御機能強化

外部の運用端末などから監視の一時停止、再開の制御に加え、監視対象の業務(プロセス)を同時に停止、再開することが可能になりました。

4. StorageSaver : 周期の短い間欠障害の検知

Linux版で対応していた周期の短い間欠障害の検知がWindows版でも検知可能になりました。

5. StorageSaver : オートコンフィグレーション機能強化

SANブート環境でもオートコンフィグレーション機能が使用可能になりました。

6. RootDiskMonitor : パトロールシーク機能強化

パトロールシーク機能による検査の中断、および中断したセクターからの検査の再開が可能になりました。

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