NEC、フランス ブイググループのColas社と道路交通システムの高度化で協業
~画像認識・解析技術を活用し、乗車人数検知プロジェクトを共同で実施~
2015年10月5日
日本電気株式会社
NECは、多角的に事業を展開するフランスの大手企業 ブイグ(Bouygues)グループの道路建設会社であるコラス社(Colas SA、注1)と、道路交通システムの高度化に関して協力する基本合意書(MOU)を締結しました。
本合意により、両社は、NECの画像認識・解析技術などを活用し、フランス国内の道路のカーシェアリングレーン(注2)において各車の乗車人数を効率的に把握する「乗車人数検知プロジェクト」を共同で行います。本プロジェクトは、複数人乗車の効果的な普及促進を通して、CO2の削減、交通渋滞の緩和、事故の低減などに貢献するものです。両社は今後、パリで実証実験を行う予定です。
さらに両社は、「乗車人数検知プロジェクト」のほか、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)分野など社会ソリューション事業における協業の拡大を検討していきます。
(左から)
ブイグアジア 社長 Pierre MUSTIERE氏
Aximum(COLAS社の子会社) 社長 Joseph GANDOLFO氏
フランス 経済・産業・デジタル大臣 Emmanuel MACRON氏
NEC 代表取締役執行役員社長 遠藤信博
NEC 執行役員常務 西村知典
NECとコラス社は本プロジェクトを通じ、NECが有する世界トップレベルの画像認識・解析技術と、コラス社が有する交通システムの知見・実績を融合することにより、CO2排出削減といった環境に貢献しながら、フランスの道路交通システムの高度化・効率化に貢献していきます。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
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