NEC、南アフリカのICTソリューション企業XON社に資本参加
~ 社会ソリューション事業をアフリカ地域で拡大 ~
2015年7月22日
日本電気株式会社
NECは、ICTを活用して社会インフラを高度化する「社会ソリューション事業」をアフリカ地域で拡大するため、EMEA(注)地域の統括会社NECヨーロッパ社を通じて、南アフリカ共和国のICTソリューション企業XON Holdings Proprietary Limited(本社:南アフリカ共和国ミッドランド市、社長:Carel Coetzee、以下 XON社)に資本参加しました。
XON社は1996年に設立され、通信事業者向けネットワーク構築事業や、セキュリティを中心とした政府・自治体向けITシステム構築事業、アウトソーシング事業などを展開しており、近年急速な成長を遂げています。
サハラ砂漠以南のサブサハラ・アフリカ地域は、人口増加や政情安定化を背景に今後の高い経済成長が期待されています。こうした中、通信・セキュリティ関連など社会インフラの整備が加速する見込みです。
NECは1960年代にアフリカ地域に進出し、同地域における通信・放送インフラの整備に寄与してきました。また、2011年には南アフリカ共和国にサブサハラ・アフリカ地域を統括するNECアフリカ社を設立し、通信事業者向けネットワーク構築事業や、生体認証技術などを活用したパブリックセーフティ事業を重点事業と位置付け、同地域での事業展開を強化しています。
NECは、今回のXON社への資本参加により同社との強固な協業関係を構築し、両社顧客に対する相互販売や、製品・技術の相互補完、XON社が有する豊富な高度IT技術者の活用などを推進することで、サブサハラ・アフリカ地域を中心にアフリカ地域での「社会ソリューション事業」の拡大を目指します。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
http://jpn.nec.com/profile/solutionsforsociety/index.html