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InfoCage SiteShell - 特長/機能

InfoCage SiteShell とは

  • Webアプリケーションに渡されるデータをチェックし、攻撃とみなしたアクセスをブロックします。
    これにより、通常のファイアウォールやIDS/IPSでは防ぎきれないWebアプリケーション層への攻撃を防ぎます。
  • お客様の環境・要件に合わせて、様々な導入形態を用意した「ソフトウェア型WAF」です。
  • 攻撃を検知するための最新の脆弱性対策パッケージ(ブラックリスト)をNECから随時提供します。

防御可能な攻撃一覧

バッファオーバフロー クロスサイトスクリプティング
SQLインジェクション クロスサイトリクエストフォージェリ
セッションハイジャック/リプレイ パラメータ改ざん
強制的ブラウズ パストラバーサル
OSコマンドインジェクション エラーコード
パスワードリスト攻撃  

InfoCage SiteShell は、PCI DSS 要件6.6で必要とされるWAFの機能を提供しています。

  • Webサーバにインストールするソフトウェア型WAFのため、ネットワーク構成の見直しは不要です。またテストモードによる導入時影響調査を行うことにより、1、2週間での導入が可能です。
  • 製品に標準添付の「運用管理コンソール」を使ってGUI画面上から誰でも簡単に管理可能です。(コマンドラインでも運用可能)
  • NECの更新サービスセンターにて、多様な情報源から最新攻撃情報を収集/分析し、サイバーセキュリティの知見とWebサーバ開発により培った技術を基に、各攻撃対策に必要なルールを適宜提供しています。
  • クレジットカード業界のセキュリティ基準「PCI DSS」に準拠。PCI DSSで対応が推奨されているOWASP TOP10へ対応しています。
  • 定期配信される脆弱性対策パッケージは、自動適用され、新たな攻撃への防御が強化されます。 (脆弱性対策パッケージは手動適用することも可能です。)
  • 年間ライセンスで60万円(サーバ1台あたり)から導入が可能
  • InfoCage SiteShellの導入によりアプリケーションの修正を減らすことができるため、Webアプリケーションのセキュリティ対策コストを低減します。

Webサーバ監視オプション/Web改ざん防止とは

Webコンテンツの改ざんを検知し、管理者への通知や自動復旧を行う機能です。
Webサーバ上のデータの本来あるべき最適な状態を記録しておき、変更されたことを検知することで、データの整合性を保証するソフトウェアです。
4種類のハッシュ値を比較する検出機能により、ファイル変更はもちろん、ファイルサイズ、アクセスフラグ、書き込み時刻などのシステムアトリビュートの変更まで監視可能です。
Windowsサーバのみを対象としており、ファイルの他、レジストリ、アカウント、サービスの変更検知、自動復旧も可能です。

Webサーバ監視オプションとは

機能概要

監視機能 ファイル、フォルダの改ざん
レジストリの改ざん
ユーザ、グループの追加・削除
サービスの追加・変更
自動復旧機能 ファイル、レジストリの自動復旧
サービス、アカウントの無効化
自動防御機能 ネットワーク切断、IIS停止
指定プログラム実行
通知機能 改ざんファイルの保存
ログファイル、イベントログ出力
管理者へのEメール通知
運用支援機能 ファイル、レジストリ監視のテンプレート
ファイルの正規更新機能
GUI操作での簡単監視設定

Gumblarタイプの攻撃への対策として有効

Gumblarタイプの攻撃では、Webページの一部に悪意のあるスクリプトが埋め込まれることでユーザへの被害が発生します。
InfoCage SiteShell Webサーバ監視オプションではそういったWebコンテンツ改ざんを自動検知し、必要に応じて自動復旧することで、被害を食い止めることが可能です。