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WebSAM Rakuform - FAQ(Rakuform WebPrintModule)

システム導入

Q1対応プリンタを教えてください。
A1

Windowsのプリンタドライバを利用して印刷するため、Windows用のプリンタドライバが用意されているプリンタであれば出力可能です。

Q2対応するWebブラウザを教えてください。
A2

以下のWebブラウザをサポートしています。

対応Webブラウザ: Internet Explorer 6、Internet Explorer 7、Internet Explorer 8

※Internet Explorer 8については、Rakuform WebPrintModule Ver4.4.0以降でサポートしています。
なお、Windows Vista以降のOSで、Internet Explorer 8からActiveXコントロール(固定帳票ファイル用)を利用する場合、Internet Explorerの保護モード設定を無効にする必要があります。
セキュリティの観点から、インターネットオプションのゾーン設定にて、WebサイトのURLを「信頼済みサイト」に登録して利用することをお勧めします(「信頼済みサイト」は、既定値で保護モードが無効に設定されています)。

Q3マルチコアプロセッサ搭載サーバで必要なライセンス数を教えてください。
A3

マルチコアプロセッサ搭載サーバにおける必要CPUライセンス数は、サーバの総コア数の半分の数のCPUライセンスが必要となります。
(例)
CPU数: 1
CPUあたりのコア数: 2 ⇒ 必要CPUライセンス数: 1
[計算式: 1 x 2 / 2 ⇒ 1]

CPU数: 2
CPUあたりのコア数: 4 ⇒ 必要CPUライセンス数: 4
[計算式: 2 x 4 / 2 ⇒ 4]

※小数点以下は切り上げとします。

Q4一度に何頁ぐらい印刷が可能ですか?
A4

最大印刷ページは、100頁前後を想定しています。

Q5外字を印刷することはできますか?
A5

クライアント端末上に外字が登録されていれば、外字の印刷も可能です。

Q6画像ファイルをオーバレイ印字することができますか?
A6

CSVデータとして、画像ファイルのURL(フルパス)を入れて頂くことで、画像のオーバレイが可能です。

Q7PDFファイルを生成することができますか?UNIX/Linuxサーバ環境で利用できますか?
A7

Rakuform WebPrintModuleでPDFファイルを生成することはできません。
Rakuform SkyPDF for Server と、以下のどちらかの製品の組合せでPDFファイルを生成することができます。

  • Rakuform spoolernet(Windows)
  • Rakuform PrintModule for Server(Windows)
なお、PDFファイルの生成は、Windowsサーバ環境である必要があります。
Rakuform WebPrintModuleであれば、UNIX/Linuxサーバ環境でも利用でき、Windowsクライアント端末のブラウザ上で、プレビュー/印刷が行えます。

システム運用

Q1出力するログファイルはありますか?
A1

ログファイルは出力されません。

Q2Windowsサービスや常駐プロセスはありますか?
A2

Windowsサービス/常駐プロセスはありません。

Q3印刷実行でRakuformWeb.Overlayが-52エラーとなります。
A3

RakuformWeb.AddFormInfoで指定した帳票ファイル名が参照できません。
パス名が正しいか確認してください。
帳票ファイル名を絶対パスで指定した場合、ServerURLプロパティに空文字列("")を設定する必要があります。

Q4印刷実行で以下のようになります。何が原因でしょうか?
  • JavaScriptのエラーが表示される。
  • 白紙画面が表示される。
A4

  • JavaScriptの構文が正しいかを確認してください。
  • ActiveXコントロールがインストールされていない可能性があります。以下を確認してください
    1. ブラウザのセキュリティ設定
      「コントロールパネル」から「インターネットオプション」を起動し、「セキュリティ」タブでActiveXを無効にしていないかを確認してください。
    2. ウィルスチェックソフトのセキュリティ設定
      ウィルスチェックソフトをご利用の場合、ウィルスチェックソフトのセキュリティ設定でActiveXを無効にしている可能性があります。ウィルスチェックソフトのマニュアルを参照して設定を確認してください。
    3. ブラウザのアドオン設定
      ブラウザの「アドオンの管理」を起動し、ActiveXを無効にしていないかを確認してください。

Q5問い合わせをするときに必要な情報はありますか?
A5

お問い合わせ時には、早期解決のため以下の情報を採取してください。

  1. 製品名と製品バージョン
  2. OS名と適用しているサービスパック
  3. ブラウザ(Internet Explorer)のバージョン
  4. 使用しているプリンタ名、ドライバのバージョン
  5. メソッド/プロパティの種類(固定帳票、可変帳票)
  6. 発生している現象の内容、エラーコードなど
  7. 再現性の有無と再現手順
  8. 特定の環境でのみ発生するか
  9. 帳票ファイルと現象が再現するお客様情報を含まないCSVファイル

Q6クライアント環境にインストールされているWebPrintModuleのバージョンはどこで確認できますか?
A6

以下の手順で確認することができます。

  1. クライアントで「コントロールパネル」の「インターネットオプション」を実行します。
  2. 「インターネットのプロパティ」ダイアログの「全般」タブで「インターネット一時ファイル」または「閲覧の履歴」の「設定」をクリックします。
  3. 「オブジェクトの表示」をクリックし、「Downloaded Program Files」フォルダでバージョンを確認します。
    可変: 「RakuformWebControl Class」または「RakuformWeb.ocx」
    固定: 「RakuPreviewControl Class」または「RakuPreview.ocx」
             「RakuPrintControl Class」または「RakuPrint.ocx」
なお、Windows 7の場合、初期状態ではバージョン情報が表示されていません。
Windows 7でバージョン情報を表示するには、以下の操作を行います。
  1. 「Downloaded Program Files」フォルダで、列のタイトルバーを右クリックする。
  2. ポップアップメニューから「その他」を選択する。
  3. 「詳細表示の設定」ダイアログで、「ファイルバージョン」を選択しOKをクリックする。

Q7ファイル名に2バイト文字がある帳票ファイル、データファイルを利用できますか?
A7

[WebPrintModule Ver4.4より前のバージョン]
Internet Explorer 7では、ActiveXコントロールに指定するURLパスに2バイト文字を使用できません。
2バイト文字があるURLパスを指定する場合、業務APでURLエンコード/デコードを行ってください。

[WebPrintModule Ver4.4.0以降のバージョン]
WebPrintModuleにてURLエンコード(Shift-JIS)を行いますので、業務APでURLエンコードを行う必要はありません。

なお、JSPやASP.NETなどを使用してデータファイルを動的に生成している場合、URLのパラメータ部に2バイト文字などの本来URLとして扱えない文字を含めるには、業務APでURLのパラメータ解析時にURLデコードを行い、元の文字列に戻す必要があります。

例) WebPrintModuleからWebサーバへのリクエスト要求時

http://Server/RakuformWeb/Data.jsp?Param=文字列
↓ WebPrintModuleにて、URLエンコード(Shift-JIS)を行いURLとして利用可能な文字に変換する
http://Server/RakuformWeb/Data.jsp?Param=%95%B6%8E%9A%97%F1

業務AP(Data.jsp)でのパラメータ解析時

Paramの値:%95%B6%8E%9A%97%F1
↓ 業務AP(Data.jsp)にて、URLデコード(Shift-JIS)を行い元の文字列に戻す
Paramの値:文字列

Q8Internet Explorerで以下のエラーが発生します。
オブジェクトでサポートされていないプロパティまたはメソッドです。
A8

原因として以下が考えられます。

  • ActiveX経由でRakuformのモジュールがクライアントにインストールされていない
  • ActiveXのインストール/実行が許可されていない
以下のActiveXの許可設定を確認してください。
  1. Internet Explorerの設定
  2. ウィルスチェックソフトの設定
  3. yahoo/googleなどのツールバーの設定
  4. Internet Explorerの情報バーをクリックして実行を許可していない
また、WebPrintModuleの『ご利用の手引き(Ver4)』『システム導入ガイド(Ver3)』の「クライアントに関するQ&A」も確認してください。

Q9クライアントから、帳票ファイルが参照できません。どのようにすれば参照できますか。
A9

Webサーバ側にてMIMEの設定が正しく設定されているか確認してください。
MIMEタイプは拡張子により以下のように設定する必要があります。

  • 可変帳票ファイル:拡張子=rkp、MIME=application/x-raku-form
  • 固定帳票ファイル:拡張子=rku、MIME=application/x-raku-form
※MIMEの設定に関しては、ご利用のWebサーバのマニュアルを参照してください。

Q10ActiveXコントロール使用時、プロパティ/メソッドが呼び出せません。 どのように指定すればよいですか。
A10

以下の内容の確認してください。
MIMEタイプは拡張子により以下のように設定する必要があります。

  1. ActiveXコントロールのインストール状況 製品マニュアルのご利用の手引きの「バージョン情報の確認」を参照し、 インストール状況を確認してください。
  2. HTMLのオブジェクト名
    HTMLで<FORM>タグや<FRAME>タグを使用している場合、プロパティ/メソッド呼び出し時に、それらのオブジェクト名を記述しているか確認してください。 スクリプトのリファレンスなどを参照し、スクリプトに間違いがないか確認してください。

Q11大量データファイルを印刷した場合、印刷に失敗しエラー番号-1又は-2が返却されます。
回避する方法は有りますか?
A11

下の内容の確認してください。

クライアントのディスクの空き容量が十分にあるか確認してください。
空き容量が少ない場合、印刷のスプールサイズの確保に失敗します。

必要に応じ、以下の手順にてスプール先を変更してください。

  1. エクスプローラで、「コントロールパネル」の「プリンタ」もしくは「プリンタとFAX」フォルダを開く。
  2. 表示されたフォルダにて、メニューから「ファイル」-「サーバのプロパティ」を選択する。
    (Windows Vistaの場合、エクスプローラのウィンドウ内を右クリックし、 ポップアップメニューから「管理者として実行」-「サーバのプロパティ」を選択する。)
  3. 表示されたダイアログにて、「詳細設定」タブを選択する。
  4. 「詳細設定」タブ内の「スプールフォルダ」欄に、変更先のフォルダを記入する。