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WebSAM Rakuform - FAQ(Rakuform SkyPDF)

システム導入

Q1プリンタのリダイレクト機能を使用してPDF出力することはできますか?
A1

リモート接続環境におけるプリンタのリダイレクト機能などを使用してPDF出力することはできません。

(例1) リモートデスクトップ接続におけるプリンタのリダイレクト機能
(例2) 「Citrix Presentation Server」、「Citrix XenApp」環境におけるオートクリエイトプリンタ機能

Q2SpoolWriter(32bitOS)+spoolernet(64bitOS)、または、SpoolWriter(64bitOS)+spoolernet(32bitOS)の環境で、SkyPDFを利用することは可能ですか。
A2

SpoolWriter V4.5、および、SpoolWriter V4.5.1現在、この組み合わせでは利用できません。

システム運用

Q1問い合わせをするときに必要な情報はありますか?
A1

お問い合わせ時には、早期解決のため以下の情報を採取してください。

  • 製品名と製品バージョン
  • OS名と適用しているサービスパック
  • SkyPDFに出力要求をした製品名と出力方法(APIの場合は開発言語など)
  • ¥WINDOWS¥system32¥SkyPDFWriterLibRakuraku.dllのバージョン
  • 帳票の種類(固定帳票、可変帳票)
  • 発生している現象の内容、メッセージなど
  • 再現性の有無と再現手順
  • 特定の環境でのみ発生するか
  • 帳票ファイルと現象が再現するお客様情報を含まないCSVファイル

Q2インストールしているSkyPDFのバージョンはどこで確認できますか?
A2

コントロールパネルから「プリンタとFAX」で「SkyPDF MT Pro for Rakurakuform」または「SkyPDF Pro for Rakurakuform」を右クリックしプロパティを選択します。
「プロパティ」ダイアログの「バージョン情報」タブで製品情報のバージョンを確認します。

Q3生成するPDFファイルにページ数の制限やファイルサイズに制限はありますか?
A3

10000ページ以下でPDFファイルサイズが100MB以下を推奨としています。
製品担当部門による評価では、数十万ページ、PDFファイルサイズが2GBまで出力できることを確認しています。

Q4生成するPDFファイルに外字を使用することはできますか?
A4

フォントを埋め込むことで、外字を使用することはできます。
しかし、SkyPDFプリンタドライバの既定値では、フォント情報のみを保存するため該当フォントが存在しない環境では表示結果が異なります。
以下の手順でSkyPDFプリンタドライバに明示的にフォントの埋め込み設定を行ってください。

  1. コントロールパネルの「プリンタとFAX」を開き、PDFプリンタを選択して「プロパティ」ボタンをクリックします。
  2. 「全般」タブで「印刷設定」ボタンをクリックし、「印刷設定」ダイアログの「フォントの埋め込み」タブで埋め込みたいフォントを設定します。
  3. 「詳細設定」タブで「標準の設定」ボタンをクリックし、「標準の設定」ダイアログの「フォントの埋め込み」タブで埋め込みたいフォントを設定します。
なお、外字エディタなどで登録した外字については、SkyPDFプリンタドライバが自動的に埋め込むため、上記の設定は必要ありません。
また、上記の設定をおこなっても、該当フォントが使用された場合のみ埋め込みを行うため、不要なフォントの埋め込みはされません。

Q5IISからSkyPDFを利用する際に注意点などはありますか?
A5

IISのワーカー・プロセスなど、ユーザープロファイルが参照できない場合にPDF一時ファイル格納用のフォルダを参照できずに障害が発生します。
以下のレジストリ(文字列値)を追加し、一時ファイル格納用のフォルダのパスを設定してください。
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control\Print¥
Printers¥SkyPDF MT Pro for Rakurakuform¥ExtraData
名前:PDFTemporaryPath
種類:文字列値
値:一時フォルダのパス (127バイトまで)
※指定パス配下にサブフォルダ「SkyCom\SkyPDF_Raku」が作成されます
※一時フォルダのパスは読み込み・書き込みの権限がある場所を指定してください

Q6フォントの埋め込みはどのような場合におこなうのですか?
A6

PDF作成環境にしかないフォント(PDF参照環境にないフォント)を利用している場合にフォント埋め込み設定を使用してください。
なお、以下の文字は、ドライバの設定にかかわらず常に埋め込みフォントとなります。

  • 外字
  • 円マークもしくはバックスラッシュ
  • チルダ記号「~」
  • JIS2004とJIS90で書体の異なるフォント。
    (JIS2004の埋め込みフラグをONにしている時)
  • サロゲートペア文字
  • 欧文フォントでUnicodeが2バイト(0xff)を超える文字

Q7PDF作成時間を短縮する方法はありますか?
A7

URLが存在しない帳票をPDF化する場合は、SkyPDFの「印刷設定」ダイアログ、および、「標準の設定」ダイアログを開き、「リンク」タブの「URLを自動的にPDFリンクへ変換する」のチェックを外してください。

※ 上記ダイアログは、SkyPDFドライバのプロパティから以下のボタンをクリックして開きます。

  • 「全般」タブの「印刷設定」 … ログインユーザに対する設定
  • 「詳細設定」タブの「標準の設定」 … コンピュータ全体(サービスなど)に対する設定
実際にPDF化する内容にも依存しますが、PDF作成時間が短縮されます。

なお、「ページ設定」タブの解像度や「圧縮オプション」の設定をした場合もPDF生成時間を短縮することが可能な場合もあります。
(上記の設定は、作成するPDFファイルサイズにも影響があります。)