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CX5000シリーズ SORTKIT R11.1 リリース
CX5000シリーズ 「SORTKIT R11.1」「SORTKIT(64) R11.1」
2010年10月15日 発売
2013年09月30日 販売終了
2023年12月31日 サポート終了
SORTKIT R11.1、SORTKIT(64) R11.1 強化概要
CX5000シリーズ SORTKIT R8.1、SORTKIT(64) R8.1から以下の内容を強化し、R11.1にバージョンアップしました。
- Solarisゾーン対応
Solaris 10のSolarisゾーン機能に対応しました。ゾーンで使用する場合、注意事項がありますので、こちらをご覧ください。 - MicroFocus COBOL形式のパック/アンパック10進数対応
ソート・マージキー、同値キーレコード集計機能、レコードの選択/削除機能、レコードの再編成機能、レコードの累計機能のオプション機能で使用できるようになりました。 - Unicodeデータ対応
UCS-2(ビッグエンディアン、リトルエンディアン)のデータをキーとしたソートが可能になりました。 - 最大キー数、フィールド数の諸元拡大
ソート・マージ時のキー数、および、オプション機能のフィールド数をACOS-4ソートと同等(最大256個)まで拡大しました。 - フィールドオリジン指定対応
システムに合わせてオリジンを指定できるようになりました。システム構築時やマイグレーションなどの移行性向上に効果があります。詳細は、「フィールドオリジン指定」をご覧ください。 - 同値キーレコードの入力順出力の指定方法の拡張
同値キーレコードを入力順に出力する指定を、SGファイルでサポートしました。 - 符号付データのゼロの処理方法を変更するオプションをサポート
固定長キーの符号付きパック/アンパック10 進数、外部数値(整数データ)、可変長キーでNUMオプションが指定されたフィールドの符号なし、“+”符号、“-”符号の”0”を同じ値として処理するオプションを追加しました。 - 同値キーレコード集計結果の0出力方法の変更
符号付パック/アンパック10進数データ、外部数値(整数データ)で集計した結果が0になる場合、符号が常にプラスになるように変更しました。 - ソート時の実行情報出力メッセージ内容を強化
ソート処理で使用したメモリサイズ、使用した作業ファイルの情報が出力されるようになりました。性能チューニングなどでご利用いただけます。
注意事項
- 本製品はSolaris 10をサポートしています。Solaris 9以前のOSをサポートしておりません。
- C 言語インタフェースの各テーブルのサイズや、オプションテーブルのメンバが変更されたため、ソース修正が必要になる場合があります。
- C-ISAMに対応していないため、C-ISAM編成ファイルおよびC-ISAM固有のデータタイプはサポートしていません。
Solarisゾーン機能を使用した環境で利用する場合の注意事項
- インストール時の注意事項
- SORTKIT を使用するゾーン(大域ゾーン、非大域ゾーン)毎にインストールする必要があります。
- 非大域ゾーンにSORTKITをインストールする場合、大域ゾーンでSORTKITのインストール媒体をマウントして、非大域ゾーンからアクセスできるようにする必要があります。設定手順については、OS のマニュアルをご確認ください。
- 非大域ゾーンにSORTKITをインストールする場合、大域ゾーンから継承しているディレクトリの設定内容によっては、大域ゾーンにもSORTKITをインストールする必要があります。
- アンインストール時の注意事項
- 大域ゾーンと非大域ゾーンの両方にSORTKITがインストールされている状態で、非大域ゾーンからのみSORTKITをアンインストールする場合、大域ゾーンから継承しているディレクトリの設定内容によっては、一旦大域ゾーンからSORTKITをアンインストールする必要があります。