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SORTKIT - 製品体系(Linux版 Ver2.0以降)

Linux版のSORTKIT Ver2.0/2.1、SORTKIT/Enterprise for Linux V2.2以降の製品体系についてご説明します。

2015年4月に製品体系を変更しました。
製品に添付されている使用許諾書の許諾台数が「1(4Coreまで)」または「1(追加2Core)」の場合、変更後の製品体系の製品です。

Linux版 Ver1.0/1.1は製品体系が異なります。
Linux版 Ver1.0/1.1の製品体系についてはこちらをご覧ください。

動作環境・価格については、次のリンク先をご覧ください。

製品構成

製品の種類

Linux版Ver2.0以降は、基本製品と追加ライセンス製品、保守バンドルの有無によって製品が分かれています。 それぞれについて、次にご説明します。

基本製品と追加ライセンス製品

各マシンに必須の基本製品と、CPUライセンスを追加する追加ライセンス製品があります。 ライセンスの説明はこちらをご覧下さい。

保守バンドル

本製品には、1年目のPP・サポートサービス(保守)がバンドルされている製品と、バンドルされていない製品があります。 バンドルする保守レベルは次の2種類があります。

  • 標準サービス(SWAS)
  • 時間延長サービス(SWAS24)

製品一覧

製品名は最新バージョンで表記しています。
型名の"?"は、バージョン、バンドルする保守レベルにより異なります。

製品の種類 製品名 型名
V2.2以降
基本製品 SORTKIT/Enterprise for Linux UL4200-??03
追加ライセンス製品 SORTKIT/Enterprise for Linux (追加CPUライセンス) UL4200-??04
Ver2.0/2.1
基本製品 SORTKIT(x64版) UL4200-??03
追加ライセンス製品 SORTKIT(x64版) CPUライセンス UL4200-??04

媒体・マニュアル

インストール媒体(CD)は、製品に添付されています。
マニュアルは、インストール媒体にPDFファイルで収録されています。

サポートサービス

ご購入後のお問い合わせや技術支援、運用支援、バージョンアップなどを受ける際には、 「PP・サポートサービス」のご契約が必須となっております。

PP・サポートサービスについては、こちらをご覧下さい。
サポートポリシーについては、こちらをご覧下さい。

ライセンス

基本的なライセンスの考え方

プロセッサーベースライセンス(CPUライセンス)製品です。 各マシンに実装されたCPUコア数分のライセンスが必要です。 基本的な構成では、各マシンに必須の基本製品と、搭載されたCPUコア数に応じて追加ライセンス製品を追加します。基本製品、追加ライセンス製品には、それぞれ下記のCPUコア数分のライセンスが含まれています。

製品 含まれるライセンス(CPUコア数)
基本製品 4
追加ライセンス製品 2

なお、構成により必要なライセンス数が異なります。主な構成について、下記にご説明します。

HWパーティション分割

マシンを複数のパーティションに分割している場合は、パーティションごとにライセンスが必要になります。

仮想環境

各仮想マシンを1台のマシンとして、CPU数は割り当てられた仮想CPU数でカウントします(仮想マシンに割り当てられた仮想CPU数が5個以上の場合、追加ライセンス製品が必要となります)。
1つの仮想マシンを同時に複数個起動するような構成の場合、同時起動数分のライセンスが必要です。
実行中の仮想マシンを別の物理マシンに移行する機能(Hyper-VのLive MigrationやVMwareのvMotionなど)を 使用する場合、1ライセンスで利用できます。なお、1つの仮想マシンが同時に複数起動しないことが前提に なります。

クラスタ、バックアップサイト

アクティブ-スタンバイ構成のクラスタの場合のスタンバイ機や、バックアップサイト等のコールドスタンバイ機にもライセンスが必要です。

SANブート

同時に稼働する可能性がある最大マシン数分のライセンスが必要です。

関連製品

ご利用になる機能によっては、別途製品が必要となる場合があります。

機能 必須PP 備考
ISAMファイル ISAM V2.3でサポート。対応製品はこちら
refamのRAFファイル refam/E、または、refam VXのいずれか Ver2.1でサポート。対応製品はこちら

ライセンスに関する注意事項

バージョンアップ

PP・サポートサービスのライセンスサービスによる無償バージョンアップが可能です。

なお、製品体系が変更になっているため、下記の点をご注意ください。

Ver1.0/1.1からバージョンアップする場合

  • Ver1.0/1.1の製品は、Ver2.0以降の基本製品へのバージョンアップとなります。
  • CPU数が5コア以上でご利用の場合は、追加ライセンス製品をご購入頂く必要があります。

旧製品体系のVer2.0/2.1から新製品体系のVer2.1またはV2.2以降へバージョンアップする場合

Ver2.0/2.1は、2015年4月に製品体系を変更し、CPU数の数え方が変更になりました。旧製品体系をバージョンアップする場合、次の点をご注意ください。

  • Ver2.0/2.1の旧製品体系の基本製品/追加ライセンス製品は、それぞれ新製品体系のVer2.1の基本製品/追加ライセンス製品、または、V2.2以降の基本製品/追加ライセンス製品へのバージョンアップとなります。
  • 旧製品体系と新製品体系(V2.2以降含む)ではCPU数の数え方が異なるため、バージョンアップ前後でHWが同じ物理CPU数だった場合もライセンスが不足する場合があります。バージョンアップ時は新製品体系(V2.2以降含む)の数え方でライセンス数の確認を行って下さい。ライセンス数が不足する場合、追加ライセンス製品をご購入頂く必要があります。

また、前バージョンと新バージョンを2台のマシンで併用することはできません。

ダウングレード

受注停止済み製品が必要な場合は最新バージョンをご購入頂き、保守契約締結後にバージョンダウンの手続きを行って下さい。
バージョンダウンの手続きを行わずに、購入したバージョンより前のバージョンを利用(ダウングレード)することはできません。

開発環境

開発環境にもライセンスが必要です。
例えば、SORTKITのC言語インターフェースを使用したアプリケーションを作成する場合、 SORTKITのヘッダファイルやライブラリ等を別マシンからコピーして利用することはできません。

HW間のライセンスの転用

使用中のライセンスを別のサーバに転用することができます。
ただし、2台のマシンに同時にインストールした状態にすることはできないため、転用元からアンインストール後、転用先へインストールを行ってください。

Ver2.0/2.1の新旧製品体系の製品の混在

旧製品体系の製品と新製品体系の製品を組み合わせて使用することができます。混在して使用する場合も、購入した各製品に含まれるライセンスに従います。Ver2.0/2.1の旧製品体系についてはこちらをご覧ください。
例:6コアのCPUが3個のマシンで使用する場合、基本製品(旧製品体系):1個、追加ライセンス製品(旧製品体系):1個、追加ライセンス製品(新製品体系):3個の組み合わせで使用可能