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空港DX

顔認証でつながる安全で快適な旅行体験

煩雑な空港手続きを、顔認証技術が解放
タッチレスで安全に、ストレスのない新しい旅行体験を実現します

様々な国・地域から多くの旅客が訪れるなかで、不安やストレスを感じさせない「安全で快適なサービス」が望まれます。
NECは、生体認証・映像分析技術などにより公衆衛生にも配慮しつつ、煩雑な空港手続きをパスポートを毎回提示することなく顔認証でシームレスに行えるよう取り組んでいます。

入管審査・税関申告などの入国に関する手続をNECがトータルでサポート

訪日外国人旅行者数の増加に伴い、入国審査・税関申告では電子手続を利用する旅客が急増しています。2030年には訪日外国人旅行者数6,000万人という政府目標が掲げられており(注1)、円滑で効率的な空港での入国手続が必要不可欠とされ、電子手続の注目度が高まっています。

NECの共同キオスクでは、デジタル庁が提供する入国手続オンラインサービス「Visit Japan Web」(注2)で作成した外国人入国記録、税関申告情報のQRコード、旅券を登録し、顔写真撮影の実施および顔認証による本人確認と、指紋情報の読み取り(日本人は対象外)を行います。この情報を出入国在留管理庁ならびに財務省関税局のシステムに連携することで、更なるスムーズな入国手続と空港の混雑緩和に貢献します。

出国時

旅客は空港におけるチェックインに先立ち顔情報を登録することで、その後の手続き(手荷物預け、保安検査場入口、搭乗ゲート)において搭乗券やパスポートを提示することなく、スムーズに通過できるようになります。

「Face Express」顔認証技術を活用した新しい搭乗手続き

成田国際空港では、NECの顔認証技術を活用した新たな搭乗手続き「Face Express」を2021年7月19日より運用開始しました。

従来の煩わしい搭乗手続きがスムーズになるとともに、コンタクトレスで手続きができるため新型コロナウイルス感染症対策としても感染リスクが軽減されます。

世界に広がる、街中もつながっていく。

空港DXは世界に広がっています。さらに、顔認証情報は街中の各種施設・サービスと連携することで、街中でも快適でスムーズな旅行体験を可能にします。鉄道やバス・タクシーなどの利用も顔認証で目的地まで到着。レンタカー利用時の身分証明や滞在ホテルのチェックインも、パスポートの提示は不要に。ショッピングの決済や免税処理、観光施設への入場なども行えるようになります。

NECが考えるDigital ID

NECは、生体認証を活用した共通のIDで、複数の場所やサービスにおいて顧客へ一貫した体験を提供する新しいコンセプトを「NECが考えるDigital ID」と称し、今後、様々な分野での展開を行っていきます。

NECが考えるDigital ID

空港DXを支える世界No.1※の顔認証技術

NECの顔認証技術は、世界トップクラスの性能を誇ります。米国国立標準技術研究所(NIST)が実施した最新の顔認証技術のベンチマークテスト(Face Recognition Technology Evaluation (FRTE) 1:N Identification)において、1,200万人分の静止画を用いた「1:N認証」で認証エラー率0.07%と、参加した世界の企業・団体で第1位の性能評価を獲得しました。
NECはコアとなるアルゴリズムの性能向上を図りながら、顔認証の社会実装を推進し、これまで世界50以上の国と地域で顔認証事業を展開してきました。
世界の空港における導入数は延べ80を数え、出入国管理や税関申告、搭乗手続き、おもてなし等、さまざまな用途での活用が進み、顔認証技術の代表的なユースケースとして広がっています。

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