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NC7000-3A ~ユーザデータ活用基盤ソフトウェア~

ID管理、認証、認証連携機能により 「人とサービス」 「サービスとサービス」を繋ぎ、お客様のID活用ビジネス拡大を促進するサービスプラットフォーム

NC7000-3Aを利用したID活用サービス

ネットワークサービスの利用形態が、モバイルをはじめとしたマルチデバイスからのアクセス、異なるネットワークからのアクセスと多様化する中で、「NC7000-3A」はIDを中心とした安心・安全・使いやすいサービス提供・サービス拡大をするために必要な機能を提供いたします。

「NC7000-3A」は、ユーザや端末を多数管理している通信事業者やコンテンツ事業者、サービス事業者等の企業を中心に導入いただける製品です。

NC7000-3A 概要図

生体認証も可能なNC7000-3Aによるユーザデータ活用の効果

セキュリティとユーザビリティを両立したWebサービスへ

生体認証をはじめとした複数の認証方式に対応しており、ご要件に合わせた最適な認証方式を選択/組合わせることでお客様サービスのセキュリティおよびUX・ブランド力の向上に貢献します

安全なユーザデータ連携・活用による、エコシステムビジネスの拡大

サービスで取得したユーザデータを安全にパートナ事業者へ連携する機能をご提供することにより、お客様とお客様パートナーのビジネス連携拡大に貢献します

分散しているサービスIDの統合によるユーザビリティ向上および運用工数の削減

ユーザIDをサイト型で管理しているサービス群のIDを統合、ユーザビリティの向上と運用管理工数の削減に貢献します。

NC7000-3Aが顔認証やFIDOにも対応、さらに柔軟なシステムへ

柔軟なコンポーネントとキャパシティ

NC7000-3Aは機能ごとに個別製品から構成され、お客様のニーズに合ったコンポーネントを提供可能です。スケーラビリティにも優れ、マイクロサービスから数千万ユーザの大規模基盤まで、さまざまな用途にご活用頂けます。
通信事業者を中心とした複数の実績があり、キャリアグレードの運用にも対応可能です。

多様なサービスサイト連携機能

ID連携技術のデファクトスタンダードであるOpenID ConnectやSAMLをサポートし、さらには、アクセス権限委譲の標準技術であるOAuthにも対応しているため、多くのサービスサイトと、シングルサインオンおよびユーザデータ連携が可能です。

セキュリティレベルに応じた多要素認証機能

顔認証や声認証(固定フレーズのみ)等の生体認証やリスクベース認証など、モバイルに対応した複数の認証手段を組み合わせ、接続サイトごとに選択することができるため、サービスに求められる適切なセキュリティレベルで認証を行うことが可能です。 さらに本製品はFIDO UAF1.1/FIDO 2に対応しており、オンライン上に生体情報を送信することなく、より安全に生体認証を行うことが可能です。

適用イメージ

オンラインサービスへの適用

モバイル向けオンラインバンキングの適用イメージ図

スマートフォン向けアプリケーションやWEBブラウザサービスへのログインなど、ユーザビリティとセキュリティの両立が必要な認証の場面において、安全に生体認証を実現します。

【事業者のメリット】
  • ・セキュリティの強化とユーザビリティの向上
  • ・認証部分のみアドオンが可能であるため、業務ロジックはそのまま、既存システムの改修は最低限

【エンドユーザのメリット】
  • ・都度パスワードを入力するわずらわしさの低減

PDS(Personal Data Store)基盤としての利用

PDS基盤としての利用 適用イメージ図

本人の意志にもとづき許諾されたユーザデータをサービス事業者に安全に提供し、属性に応じたきめ細やかなサービスの提供を可能にします。

【事業者のメリット】
  • ・エンドユーザのニーズに寄り添ったサービス提供による、企業価値の向上

【エンドユーザのメリット】
  • ・自身のデータを自身の手でコントロールよりよいサービスの享受
  • ・煩わしい属性情報の登録を最小限に

なお、PDS基盤の導入事例として、本製品は、平成28年度総務省事業「都市サービス高度化の実現に向けた共通クラウド基盤構築に関する実証に係る調査請負」において構築している「IoTおもてなしクラウド」( OPaaS.io(Omotenashi Platform as a Service - Integrated and Open/オーパース・ドット・アイオー))に採用されています。
<詳細>https://jpn.nec.com/press/201703/20170308_02.html

ID統合基盤としての利用

ID統合基盤としての利用イメージ図

既存の各サービスで個別にもつユーザIDを認証基盤が紐づけ管理。 ユーザがどのIDを使っても一意に識別できる環境を実現します。

【事業者のメリット】
  • ・ID紐付により、ユーザがどのIDを使っても一意に識別できる環境を実現
  • ・ユーザ管理工数の削減

【エンドユーザのメリット】
  • ・都度アカウントを作成するのではなく、使いなれたIDで新しいサービスを利用可能
  • ・シングルサインオンによる、都度認証する煩わしさからの解放

製品構成詳細

「NC7000-3A」は以下の6つの個別製品で構成されており、既存システムの活用形態や利用機能に応じ、最適な機能を選択導入いただくことが可能です

NC7000-3A-CO

認証における中核の機能を担い、複数のユーザID管理や、ID/パスワードの変更、リセット、失効などライフサイクルを管理します。また、パスワード認証、デバイス認証などを組み合わせた複数の認証方式をサポートします。

NC7000-3A-OI

異なるドメイン間のSSO技術「OpenID」に対応し、事前の信頼関係を必要としないID連携を実現します。

NC7000-3A-OC

「OpenID Connect」をベースとしたサイト間ID連携を実現し、OAuthとOpenIDの両方の特徴を持ち、幅広いユースケースに適用することが可能です。
OpenID FoundationのOP Basic Certificationを取得済。(2016年3月7日)
https://openid.net/certification/

NC7000-3A-ID

異なるドメイン間のSSO技術「SAML2.0」に対応し、事前の信頼関係を必要とする強固なセキュリティを保ち ID連携と属性交換を行います。さらに、ユーザ指定内容に沿ってユーザの属性情報をフィルタリングし、提供可能な情報ポリシーを適用します。これにより連携先へ情報を限定して公開できます。

NC7000-3A-OA

「OAuth2.0」をベースとしたユーザ情報へのアクセス権委譲に対応しています。 ユーザ許諾にもとづいて、ユーザ情報を安全に公開できます。

NC7000-3A-FS

FIDO UAF1.1/FIDO 2に準拠。顔認証をはじめとした各種生体認証による認証機能をクライアントからサーバまでフルラインナップで提供、高いユーザー利便性と安全性を実現します。

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