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Linuxサービスセット - レスポンスサービス

レスポンスサービス(技術的なお問い合わせ)では、障害や不具合などの問題が発生したときなどにお客様の問題解決を支援します。

レスポンスサービスの内容

電話、Webサイト、電子メールでのご質問にお答えします。

問い合わせ対応

  • Linux(OS)のコマンドの使い方や出力されるメッセージの意味など、設定時や運用中の疑問、障害時の問い合わせにお答えします。
  • Linux(OS)の再インストール方法、再インストール時のトラブルに関する問い合わせにお答えします。
  • LinuxカーネルおよびOSに付属の運用ソフトの設定や再インストールに関するお問い合わせに対応いたします。
  • 対象ハードウエア上で使用する範囲の基本ソフト/運用ソフトおよび本サービスで提供する構築・運用ツールの利用に関する問い合わせにお答えします。

レスポンスサービス(技術的なお問い合わせ)の対象ソフトウェアは下記の通りです。

RHEL6

用途 RHEL6
基本ソフト Kernel kernel
(対象ハードウェア上での動作に必要なドライバを含みます)
運用ソフト NFS nfs-utils
Web Server httpd
Mail Server sendmail(SMTP)
dovecot(pop3含む)
FTP Server vsftpd
DNS Server bind
Telnet Server telnet-server
DHCP dhcp
ファイル共有 samba
Cache Server squid
TCPフィルタリング tcp_wrappers
時刻調整 ntp
SNMP net-snmp
セキュアシェル openssh-server
ファイアウォール iptables
ディスク制限 quota
ログ関連 rsyslog
logwatch
logrotate
仮想化 KVM(*ii)
  • 各ソフトウェアは、OSに付属のものを対象とします。
  • 上記は、レスポンスサービス(技術的なお問い合わせ)の対象範囲です。ソフトウェアの不具合やセキュリティ問題の修正物件(アップデートパッケージ)については、原則としてOSの全パッケージに対して提供されます。

RHEL7

用途 RHEL7
基本ソフト Linux Kernel kernel(*1)(*2)(*3)
System and Service Manager systemd
運用ソフト Logical Volume Manager lvm2
NFS nfs-utils
Web Server (*i) httpd
Mail Server postfix(SMTP)
sendmail(SMTP)(*4)
dovecot(IMAP/POP3)
FTP Server vsftpd
DNS Server bind
DHCP dhcp
ファイル共有 samba
Cache Server squid
TCPフィルタリング tcp_wrappers
時刻調整 ntp
chrony
SNMP net-snmp
リモートアクセス(*5)
セキュアシェル
openssh-server(SSHサーバ)
openssh-clients(SSHクライアント)
ファイアウォール iptables
firewalld
ディスク制限 quota
ログ関連 rsyslog
logwatch
logrotate
仮想化 KVM (*ii)(★)
  • (*1)
     kernelには、動作させるハードウエア上で必要となるドライバをサポート対象として含みます。
  • (*2)
     ファイルシステムは、実績ある ext4 および XFS (スケーラビリティに優れている) をサポートします。Btrfs は、まだ商用利用実績に乏しいため、サポート範囲外とさせて頂きます。
  • (*3)
    ネットワークインタフェースの冗長化方式としては、商用システムでの利用実績が豊富であるボンディング(bondingドライバ)をサポート対象とします。
    チーミング(teamドライバ)については、Linux開発コミュニティの動向や(NECに限らず)ワールドワイドでの実績がとぼしく未成熟なことから、サポート対象外とさせて頂きます。
  • (*4)
     Red Hat社は、sendmail は非推奨であり、今後のバージョンからは削除される可能性があるとしています。このため、基本的に postfix をご利用ください。また、弊社では、RHELの次期バージョン以降では、sendmail のサポートを提供しない予定です。
  • (*5)
     telnet, rsh, rcp 等は、通信が暗号化されず情報漏洩の原因となるため、sshをご利用ください。telnet, rsh, rcp は、サポート範囲外とさせて頂きます。
  • (★)
    RHEL7でのKVMサポートは、7.1以降での対応になります。
  • 各ソフトウェアは、OSに付属のものを対象とします。
  • 上記は、レスポンスサービス(技術的なお問い合わせ)の対象範囲です。ソフトウェアの不具合やセキュリティ問題の修正物件(アップデートパッケージ)については、原則としてOSの全パッケージに対して提供されます。
  • コンテナ機能についてはサポート範囲外とさせて頂きます。

RHEL8

用途 RHEL8
基本ソフト Linux Kernel kernel(*1)(*2)(*3)
System and Service Manager systemd
運用ソフト Logical Volume Manager lvm2
NFS nfs-utils
Web Server (*i) httpd
Mail Server postfix(SMTP)
sendmail(SMTP)(*4)
dovecot(IMAP/POP3)
FTP Server vsftpd
DNS Server bind
DHCP dhcp
ファイル共有 samba
Cache Server squid
時刻調整 chrony
SNMP net-snmp
リモートアクセス(*5)
セキュアシェル
openssh-server(SSHサーバ)
openssh-clients(SSHクライアント)
PAM認証 pam
ファイアウォール iptables
firewalld
nftables
ディスク制限 quota
ログ関連 rsyslog
logwatch
logrotate
ストレージパス制御 Device Mapper Multipath (DM-Multipath)
Java OpenJDK(*6)
仮想化 仮想化基盤 KVM (*ii)
仮想化ユーティリティ open-vm-tools
  • (*1)
     kernelには、動作させるハードウエア上で必要となるドライバをサポート対象として含みます。
  • (*2)
    ファイルシステムは、実績ある ext4 および XFS (スケーラビリティに優れている) をサポートします。
  • (*3)
    ネットワークインタフェースの冗長化方式としては、商用システムでの利用実績が豊富であるボンディング(bondingドライバ)をサポート対象とします。
    チーミング(teamドライバ)については、Linux開発コミュニティの動向や(NECに限らず)ワールドワイドでの実績がとぼしく未成熟なことから、サポート対象外とさせて頂きます。
  • (*4)
     Red Hat社は、sendmail は非推奨であり、今後のバージョンからは削除される可能性があるとしています。このため、基本的に postfix をご利用ください。また、弊社では、RHELの次期バージョン以降では、sendmail のサポートを提供しない予定です。
  • (*5)
    rsh等のパッケージは提供されなくなったため、sshをご利用ください。
  • (*6)
    ご利用の製品にかかわらず、過去の対応事例やRed Hat社の公開情報をベースとした対応およびRed Hat社へのエスカレーションを行います。
  • 各ソフトウェアは、OSに付属のものを対象とします。
  • 上記は、レスポンスサービス(技術的なお問い合わせ)の対象範囲です。ソフトウェアの不具合やセキュリティ問題の修正物件(アップデートパッケージ)については、原則としてOSの全パッケージに対して提供されます。
  • コンテナ機能についてはサポート範囲外とさせて頂きます。

RHEL9

用途 RHEL9
基本ソフト Linux Kernel kernel(*1)(*2)(*3)
System and Service Manager systemd
運用ソフト Logical Volume Manager lvm2
NFS nfs-utils
Web Server (*i) httpd
Mail Server postfix(SMTP)
sendmail(SMTP)(*4)
dovecot(IMAP/POP3)
FTP Server vsftpd
DNS Server bind
DHCP dhcp
ファイル共有 samba
Cache Server squid
時刻調整 chrony
SNMP net-snmp
リモートアクセス(*5)
セキュアシェル
openssh-server(SSHサーバ)
openssh-clients(SSHクライアント)
PAM認証 pam
ファイアウォール iptables
firewalld
nftables
ディスク制限 quota
ログ関連 rsyslog
logwatch
logrotate
ストレージパス制御 Device Mapper Multipath (DM-Multipath)
Java OpenJDK(*6)
コンテナ podman(*7)
仮想化基盤 KVM (*ii)
仮想化ユーティリティ open-vm-tools
  • (*1)
     kernelには、動作させるハードウエア上で必要となるドライバをサポート対象として含みます。
  • (*2)
    ファイルシステムは、実績ある ext4 および XFS (スケーラビリティに優れている) をサポートします。
  • (*3)
    ネットワークインタフェースの冗長化方式としては、商用システムでの利用実績が豊富であるボンディング(bondingドライバ)をサポート対象とします。
    チーミング(teamドライバ)については、Red Hat社が非推奨としているため、サポート対象外となります。
  • (*4)
     Red Hat社は、sendmail は非推奨であり、今後のバージョンからは削除される可能性があるとしています。このため、基本的に postfix をご利用ください。また、弊社では、RHELの次期バージョン以降では、sendmail のサポートを提供しない予定です。
  • (*5)
    rsh等のパッケージは提供されなくなったため、sshをご利用ください。
  • (*6)
    ご利用の製品にかかわらず、過去の対応事例やRed Hat社の公開情報をベースとした対応およびRed Hat社へのエスカレーションを行います。
  • (*7)
    Red Hat社が提供する純正のUBIイメージを対象にLinuxサービスセットのサポート対象ソフトに準じたサポート範囲にて過去の対応事例やRed Hat社の公開情報をベースとした対応を行います。
  • (*i)
    表内のソフト名はディストリビュータが提供するパッケージ名に基づきます。
    RHELで提供するhttpdはApache HTTP Serverです。
  • (*ii)
     サポート対象のホストOS/ゲストOSの組み合わせは、こちらをご参照ください。
  • 各ソフトウェアは、OSに付属のものを対象とします。
  • 上記は、レスポンスサービス(技術的なお問い合わせ)の対象範囲です。ソフトウェアの不具合やセキュリティ問題の修正物件(アップデートパッケージ)については、原則としてOSの全パッケージに対して提供されます。

LinuxサービスセットRHEL-EX-LinuxサービスセットRHEL

障害切り分け支援

障害時、出力されるメッセージや現象を元に、Linux(OS)とハードウェアの問題切り分けを支援します。

LinuxサービスセットRHEL-EX-LinuxサービスセットRHEL

障害対応

過去の対応事例やディストリビューターの公開情報を調査し、障害原因と回避策・対応策を提示します。
発生事象に該当する事例がない場合、当方の判断でエスカレーションを実施します。

LinuxサービスセットRHEL-EX-LinuxサービスセットRHEL

エスカレーションとは別に、NECのLinux技術者が公開情報の調査に加え、対応可能な限りの問題調査・解析を実施します。
ディストリビューターから得られた回答内容とNECのLinux技術者による調査・解析の結果から、より確度の高い障害原因を報告、回避策・対応策を提案します。

LinuxサービスセットRHEL-EX-

エスカレーションによりディストリビューターから得られた回答を報告します。

LinuxサービスセットRHEL

ESMPROに関するQ&A

ESMPROのインストールや設定方法、仕様やメッセージの意味などの問い合わせにお答えします。

対象ソフトウェア

  • ESMPRO/ServerManager
  • ESMPRO/ServerAgent

LinuxサービスセットRHEL-EX-LinuxサービスセットRHEL

レスポンスサービス受付時間

レスポンスサービス(問合せ)の受付時間には、標準時間と24時間365日の2種類があります。

  受付日 受付時間
標準時間 月曜日~金曜日
(国民の祝日、国民の休日および弊社の指定する休日を除く)
8:30~17:30
24時間365日 365日 24時間

注意事項

レスポンスサービスでは、お客様からご報告を受けた障害の調査を実施し、問題の切り分け支援を行なった結果をお客様に通知することを最終回答とさせていただきます。最終回答には、「解決方法の提示」、「回避方法の提示」、「障害原因切り分け結果の通知」などが含まれていますが、問題の解決にいたらない、または、障害の切り分けが不能な場合もありますことをご了承ください。

  • カーネルなどをNECが独自に改修することはできません。したがって、問題解決のための回避策や、既知の修正物件の紹介が主な実施内容になります。
  • 既知の修正物件の紹介はいたしますが、問題解決を保障するものではありません。
  • NECが最終回答を実施しても問題の解決にいたらない、または、障害の切り分けが不能な場合もあります。
  • 障害の切り分けによりサポートサービス対象ソフトウェア以外の調査が必要と判断された場合、担当部門に調査を引き継ぎます。この場合、引き継ぎ先のサポートサービスを契約している必要があります。
  • システム設計やシステム開発時の技術支援等は本サービスには含まれません。