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データを守れ!
テープストレージによるランサムウェアからの保護 [iStorage ストレージ]
ネットワークから完全隔離されたクリーンなバックアップでデータ復旧 不正侵入するランサムウェア
近年のランサムウェア被害の状況をみると、「不正侵入」されるケースが非常に多くなっています。
この不正侵入型ランサムウェアは、ネットワーク機器などの脆弱性から侵入し、瞬く間にネットワーク全体へ感染を広げます。
深刻なのは、ネットワークに接続されたバックアップデータまで暗号化されてしまう可能性があることです。
バックアップが暗号化されてしまうと。通常のデータ復旧が難しくなります。
この進化は、企業のセキュリティに警鐘を鳴らしています。単なるデータの暗号化に留まらず、バックアップデータまで標的とする近年のランサムウェア攻撃に備えて、不正侵入されることを前提とした対策が必要です。

さらに、ランサムウェアにより業務ファイルが暗号化され、システムに甚大な被害が発生する被害が多発しています。
警察庁によると、令和6年におけるランサムウェアの被害報告件数は222件であり、令和3年から高水準で推移しています。

多くの企業では、ランサムウェアの脅威を認識し、対策として業務データのバックアップを導入しています。
しかし、巧妙化している近年のランサムウェア攻撃では、バックアップデータも標的となっています。
警察庁によると、バックアップを取得していても、その7割を超える企業がランサムウェア攻撃後にデータの復元ができず、その理由の7割超が「バックアップデータまでが暗号化されてしまった」というものです。


このような被害の状況から、最新のランサムウェア攻撃への対策が求められています。
対策の検討においては、次のようなポイントを考慮する必要があります。
- 不正侵入型のランサムウェアによるバックアップデータへの攻撃を回避
- 有事の際に、復旧に必要なクリーンなデータの準備
- 現行システムに大きな変更なく、ランサムウェア対策を適用

このようなポイントを抑えたランサムウェア対策を、「テープストレージ」が実現します!
最新のランサムウェア対策をテープストレージで実現
バックアップデータをオフライン保管できるテープストレージは、ランサムウェア対策の最後の砦です。
また、既存のシステムを活かして、簡単・迅速にバックアップ体制を強化することができます。
ランサムウェアの不正侵入・操作による攻撃から
バックアップデータを保護!
オフライン保管されたバックアップデータ
テープストレージでは、物理的にエアギャップのあるテープ媒体にバックアップデータを保存します。
ネットワークから切り離された領域にデータを保存するため、たとえPCや業務サーバなどがランサムウェア攻撃されてしまっても、テープに保存されたデータへの感染はほぼ不可能です。
さらに、バックアップデータを取ったテープ媒体を外部にオフライン保管することで、バックアップデータをネットワークから隔離し、保存することができます。
オフライン保管されたテープデータはランサムウェアの影響を受けないため、クリーンなデータを保持でき、ランサムウェアに対する、非常に強固なバックアップを構築できます。

クリーンなバックアップデータから迅速に復旧できる!
ランサムウェアに感染してしまった場合、ネットワークや接続されたサーバ、ストレージの感染範囲を特定するには時間がかかります。
またその間、感染拡大の危険があるため、安全なネットワークだと確認するまでデータ復旧を始めることが出来ません。
物理的なエアギャップを実現しクリーンなデータ復旧
テープストレージでは、ネットワークから隔離した領域にデータを保存するため、物理的なエアギャップがあり、常にクリーンなデータを保持できます。
そのため、万が一ランサムウェアに感染した場合でも、すぐにクリーンなバックアップデータからデータ復旧できます。
災害対策用に予備のシステムを準備されていれば、テープ媒体を使用して災害対策サイト側でデータを復旧し、業務を再開できます。
被害範囲から隔離された災害対策サイトでの復旧は、復旧手順全体を効率化し、業務停止の時間を最小化することができます。

現行システムを活かして、手軽に・すぐに対策を始められる!
今お使いの業務システムにテープストレージを追加するだけで、すぐに強固なランサムウェア対策を始められます。
導入方法はシンプルです。既存の業務サーバ環境に、テープストレージを追加するだけです。
現行のシステム環境を大きく変えずに、手軽にバックアップ体制を強化することができます。
また、システム更改の機会を待つことなく、すぐにランサムウェア対策を始めることができます。

このように、バックアップデータをオフライン保管できるテープストレージはランサムウェア対策の最後の砦です。
特にランサムウェアの手口がますます巧妙化している今だからこそ、iStorage Tシリーズの導入をご検討ください。
NECのテープストレージ:iStorage Tシリーズ
NECでは、テープストレージとして「iStorage Tシリーズ」をご提供しております。
コスト重視・省スペースのT09Aと、拡張性があり大容量構成に対応できるT280の2種のモデルを展開しており、お客様のニーズに合わせて、最適なモデル、構成でご提供が可能です。
また、テープストレージには、ランサムウェア対策以外にも多数のメリットがあり、総合的な視点からデータ管理の合理化、環境への配慮、そしてセキュリティの充実を提供するソリューションです。
省エネ
以下3つを大幅に削減でき、カーボンニュートラル社会に貢献します。
1.TCO削減:Total Cost of Ownership(総保有コスト)をディスク比で80~90%削減
2.消費電力:ディスク比で95~98%削減
3.CO2削減:テープストレージとディスクを組み合わせ、CO2排出量86.7%削減
大容量・低コスト
テープストレージは、低コストで大容量のデータバックアップを可能にします。
ストレージ容量が増えるほど、その費用対効果はさらに高まり、コスト削減になります。
構成にはよりますが、データ容量が1PBから5PBへ増えた場合、ディスク比で1/9で、テープは容量追加ができます。
セキュアなデータ保護
バックアップソフトと連携して暗号鍵管理をし、テープストレージのハードウェア暗号機能を利用することでバックアップサーバに負荷をかけず、高速にデータを暗号化し、貴社の重要なデータを守ります。
また、上書き不可のWORM*テープを使用することで、データ消去やデータの改ざんを防止でき、ランサムウェア対策として有効です。
*WORM=Write Once Read Many
テープストレージは、重要データをオフライン環境に退避しランサムウェア攻撃に対して安全なデータ保護を実現します。
ぜひ導入検討しませんか?
以下より、資料をダウンロードしてぜひご検討ください。
遠隔地保管・メディア(媒体)保管サービス
NECグループでは、テープ媒体を遠隔地に保管するサービスを行っています。
お客様のテープ媒体を収納したメディアメディアトランクを、高いセキュリティを保ちつつ、耐震耐火や低温低湿に対応したデータセンターで保管します。
お客様のデータの確実な保護を支援いたします。
媒体保管サービス
iStorage従量課金/定額課金ストレージサービス
NECではテープストレージのサブスクリプションサービスもご用意しております。
NECが所有するテープストレージを保守費込みで利用できるサービスで、 従量課金もしくは定額課金からお選びいただけます。
ご要望の製品構成でご契約いただき月次支払いとなるため、テープストレージ導入時のコストを最適化できます。
※Tシリーズは定額課金のみのご提供となります。
iStorage従量課金/定額課金ストレージサービス