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2025年5月22日
NECが保有する知財の譲渡により、電力データ高度利活用スタートアップのグローバル事業拡大を支援
NECは、保有する知財の譲渡や活用支援を通じて、スタートアップ企業の成長を支援し、社会課題の解決に取り組んでいます。この度、電力データをAIで分析することで脱炭素ならびに暮らしの利便性向上への貢献を目指すインフォメティス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:只野 太郎、以下「インフォメティス社」)に、NECの日本および米国特許合計2件を譲渡しました。
ソニー株式会社からのカーブアウトにより設立されたインフォメティス社は、大企業を含めたグローバルでの技術開発競争に耐え得る特許ポートフォリオ構築に取り組んでいます。今回、NECはインフォメティス社の事業に関連する特許の譲渡を通じ、特許ポートフォリオ構築の支援を行いました。
インフォメティス社は「エナジー・インフォマティクス」と呼ばれる電力データ応用を目指しています。これは電力データの分析により、電力そのものの利用効率化や合理化、脱炭素化への貢献に加え、人がどのように活動しているのかの解釈まで行うことで、社会システムの利便性向上に貢献するものです。この「エナジー・インフォマティクス」による高度なデータ利活用につき、インフォメティス社は日本国内で約6,000万世帯に設置されているスマートメーターのデータを対象に拡大することを目途しています。
インフォメティス社では経営課題の1つに分析技術の強化、知財強化(特許対策)を掲げており、今回NECが譲渡を行った特許は、インフォメティス社の特許ポートフォリオを強化すると共に、日本国内外での「エナジー・インフォマティクス」拡大を支えるものとなります。
NECは、保有知財の活用によるスタートアップ企業の支援を通じ、社会課題の解決と新たな価値の創出に貢献しています。今後も、知財の譲渡や活用支援を積極的に推進し、幅広い分野での社会実装を目指していきます。
■インフォメティス株式会社について
インフォメティス社は「エネルギーデータの力で、暮らしの未来を変えていく。」をミッションに、[エネルギー × AI]をコア技術に、エネルギー最適化ソリューションを提供することで、日本、そして世界にカーボンニュートラルを社会実装することを目指す企業です。
■会社概要
社名 | インフォメティス株式会社 |
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所在地 | 〒105-0011 東京都港区芝公園一丁目8番20号 |
代表者 | 代表取締役社長 只野 太郎 |
事業内容 | エナジー・インフォマティクス事業(エネルギー関連データを独自のAIで解析して省エネルギーと快適生活の実現をするスマート・リビングサービス、エネルギーの運用効率の最適化を実現するエネルギー・マネジメントサービス、エネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出) |
設立 | 2013年4月8日 |
資本金 | 308,080千円 |
URL | ![]() |