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ファイルサーバ移行時の業務停止時間を大幅に短縮
古いファイルサーバの業務データが大容量でも、新しいファイルサーバへ移行する際の業務停止時間を大幅に短縮します。
サーバ移行に伴う 業務停止が短時間 |
移行先サーバでの 設定作業を少なく |
業務ネットワークへの 影響を軽減 |
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新しいサーバへ業務データを複製している間もデータを利用可能。サーバ切り替え時、差分データのみ短時間で同期し移行を完了 | データのアクセス権や属性、共有設定も移行。移行先サーバで設定する作業を減らして移行時間をより短縮 | 移行先へのデータ転送は時間帯によって帯域制限でき、業務時間中はサーバやネットワークの負荷を抑え、業務への影響を低減 |
新ファイルサーバへ運用切り替え時、業務停止時間を短時間に
旧ファイルサーバでの業務データの利用しながら、新ファイルサーバへのデータを移行できます。利用者によるデータ更新を監視し、更新情報のみをほぼリアルタイムで新ファイルサーバへ複製(レプリケーション)するので、新ファイルサーバへ運用を切り替える直近のデータ更新までデータ移行を完了させておき、運用を切り替える際は、差分データや差分情報のみを同期して短時間で移行を完了することができます。
運用切り替え時になってから、長時間かけて大容量データをコピーする作業を省略することで、運用切り替え時の業務停止時間を大幅に短縮できます。
アクセス権や属性、共有設定も移行し、移行先サーバでの設定作業を少なく
ファイルやフォルダのアクセス権、ファイルの属性、Windowsの共有設定も、新ファイルサーバへ移行できます。
項目 | 転送タイミング |
---|---|
ACL | レプリケーション/同期時に転送 |
ファイルやフォルダの属性 | レプリケーション/同期時に転送 |
Windows 共有設定 | 同期時に転送 |
- ※ワークグループ環境において、移行先に同名のユーザが作成されていない場合、共有フォルダのアクセス許可で設定されるユーザ名は、移行後にユーザ作成や設定を実施する必要があります。
ワークグループ環境では…
ワークグループ環境では、Arcserve RHA r16 SP2 以降の「ローカルアカウントの保存」機能を有効として、レプリカサーバにマスタサーバと同名/同パスワードのローカルアカウントを作成しておくと、レプリカサーバに複製したファイルのACLに「不明なSID」ではなくアカウント名が表示されます。(既にレプリケーションしているファイルで「不明はSID」として表示されている場合は、再同期により反映します。)
ただし、共有フォルダの「アクセス許可」については、不明なSIDが表示されます。
不明なSIDが表示された場合
業務時間中はデータ移行によるサーバやネットワークへの負荷を低減
データ転送はネットワーク帯域制限が可能で、時間帯によって利用可能な帯域幅を変更できます。業務ネットワークに影響を与えたくない日中の業務時間帯は、データ移行に使用する帯域を小さく抑制することで、業務サーバやネットワークに高負荷を与えません。
移行にかかる時間を見積り
ファイルサーバのデータ更新量がどのくらいかを専用のツールを用いて計測が可能です。この測定結果から、Arcserve RHA によるデータ移行に必要なネットワーク帯域幅や複製時間を事前に見積ります。
ライセンスを流用して災害対策
新ファイルサーバシステムへ移行後、旧ファイルサーバに使していたライセンスを、遠隔地へ転送する災害対策やファイルサーバ二重化などに流用できます。
遠隔地の拠点が無い場合でも、NEC Cloud IaaS などのクラウド環境のマシンを利用できます。