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Arcserve RHA - FAQ
動作環境について
- QマスタサーバとレプリカサーバのOSが異なってもレプリケーション可能ですか。
 例:マスタ Windows Server 2016 レプリカ Windows Server 2019
- A可能です。 
 ただし、アプリケーションの保護を行うには同一OSでご利用ください。
- QマスタサーバとレプリカサーバのArcserve Replicationのバージョンが異なってもレプリケーション可能ですか。
 例:マスタ Arcserve Replication r16.5 レプリカ Arcserve Replication 18.0
- Aバージョンの混在はサポートしていません。バージョンの統一以外にも、Arcserve Replicationエンジンは同じbuild番号で統一する必要があります。 
- QVMware ESXやHyper-VのゲストOS上にArcserve Replicationをインストールして使用可能ですか。
- Aマスタ、レプリカとも可能です。 
- QCLUSTERPRO環境にArcserve Replicationをインストールして使用可能ですか。
- A物理サーバ環境と同等範囲で使用可能です。ただし、フローティングIP/仮想IP/仮想ホスト名などCLUSTERPROの機能は使用できません。 
- Qワークグループ環境、ドメイン環境で利用するにあたり、Arcserve Replicationの注意・制限事項はありますか。
- Aワークグループ環境では、レプリケーション対象のACLや共有フォルダ設定をレプリケーションすることができません。 
 また、ドメイン環境でHAシナリオを利用する場合は、下記の注意事項があります。- マスタ、レプリカ両方のサーバが同じ Active Directoryフォレストに属しており、同じドメインまたは信頼関係を結んだドメインのメンバである必要があります。
- ドメインコントローラまたは DNSサーバをマスタサーバにはできません。
- マスタサーバおよびレプリカサーバがWindows ドメインコントローラまたは DNS サーバの場合、自動スイッチオーバは利用できません。
 
- QMSFC環境に Arcserve Replication をインストールして使用できますか?
- AMSFC環境で使用できます。ただし、レプリケーション対象として指定できるのは、クラスタの共有ディスク上のデータのみです。 
 各構成ノードのローカルドライブ上のデータを、レプリケーションの対象に指定することはできません。
 その他注意点については、下記Arcserve 社の技術情報を参照してください。
 - Microsoft クラスターをマスタサーバ/レプリカサーバとして使用する際の注意点(Arcserve社サイト)
製品構成について
- Q複数のマスタサーバから1台のレプリカサーバにレプリケーション可能ですか(N対1構成)。
- A可能です。 
- Q同一サーバ内の別ドライブにレプリケーションすることが可能ですか(シングルサーバレプリケーション)。
- A可能です。 
 ただし、同一サーバ内でレプリケーションを実施した場合、サーバ上に2倍のI/O負荷(ディスクへのI/OおよびI/Oのためのメモリ負荷)がかかります。下記の技術情報もご参照ください。
 - 1 台のサーバのみでレプリケーションはできますか?(Arcserve社サイト)
- Qマスタサーバのレプリケーション対象データを、レプリカサーバの複数のフォルダにレプリケーションすることが可能ですか。
- A可能です。 
 ただし、1シナリオでレプリカ先は一箇所しか指定できないため、複数のシナリオを作成する必要があります。
- Qマスタとレプリカで、お互いにレプリケーションすることが可能ですか。
 1.[ファイルサーバA]→レプリケーション→[ファイルサーバB]
 2.[ファイルサーバA]←レプリケーション←[ファイルサーバB]
- Aレプリケーション対象が異なる場合のみ可能です。 
 レプリケーション対象が同一である構成(双方向レプリケーション)はサポートしていません。
機能について
- Qファイルやフォルダのアクセス権はレプリケーションされますか。
- AArcserve Replicationでは、ファイルやフォルダのアクセス権を複製します。ACLはリアルタイムにレプリケーションしWindows共有設定は同期を行う都度複製します。また、ファイルやフォルダの属性もレプリケーション対象です。 
- QOS領域(システム)をレプリケーションすることができますか。
- AOS領域(システム)をレプリケーションすることはできません。 
- Qレプリケーション中に回線障害が発生した場合は、どのような挙動となりますか。
- Aマスタ側のスプールディレクトリに変更を蓄積し、回線復旧後、蓄積していた変更をレプリカに反映します。 
 HAシナリオの場合は、設定に従いスイッチオーバーが可能または自動実行されます。
- QArcserve Replicationで使用するパス長の制限はありますか。
- A下記を対象として、1024バイトを上限としています。 - ルートディレクトリ
- スプールプロパティで表示/指定するスプールディレクトリ
- スプールディレクトリに作成されるファイル
- レポート処理プロパティで表示するレポートディレクトリ
- レポートディレクトリに作成されるファイル
- 各種スクリプト名(完全パス)
 
- Qレプリケーションや同期処理の終了後にOSをシャットダウンすることができますか。
- A同期およびレプリケーション終了後、Arcserve Replication で自動シャットダウンする機能はありません。 
- Qハード障害などでマスタ側が壊れた場合、レプリカ側からデータを戻すことは可能ですか。
- A可能です。 
 Arcserve Replicationを再インストールするなど、稼動可能な状態に回復した後、レプリカ側からリストアを実施します。
性能・ネットワークについて
- Qレプリケーション専用LANを指定することができますか。
- AArcserve Replicationではレプリケーション専用LANを指定することが可能です。 
- Qレプリケーション対象とするデータのサイズの上限はありますか。
- Aサイズの上限はありません。ただし、大容量の場合は、ネットワーク負荷の影響を考慮する必要があります。 
- Qネットワーク帯域を制御する機能がありますか。また、特定時間のみの帯域制限が可能ですか。
- AArcserve Replicationには帯域制御機能があります。また、スケジュール設定により、特定時間のみを対象として帯域を制御することが可能です。 
- Q初期同期はどのぐらい時間がかかりますか。
- A同期にかかる時間はデータ量やマスタサーバ、レプリカサーバのスペック、回線速度などによって異なります。そのため、運用環境と同等の環境で実測いただくことをお勧めします。 
 開発元で測定した同期時間のデータが参考情報として以下で公開されています。
 「Arcserve カタログセンター」 >
 「シリーズ【Replication and High Availability】」 >「Arcserve Replicationの12の現場技 (PDF)」
サポートについて
- QArcserve Replicationのサポートはどのようになっていますか。
- ANEC では、Arcserve Replicationのサポートを「PP・サポートサービス」にて提供しています。サポート内容の詳細は「PP・サポートサービス」のページをご参照ください。 なお、PP・サポートサービスのサポート料金は各製品の標準月額保守料金の合計、またパック製品をご購入の場合は各単品製品の標準月額保守料金の合計となります。 
- QPP・サポートサービスでは Arcserve Replicationのバージョンアップ サービスも提供されますか?
- Aいいえ。提供されません。 
 Arcserve Replication製品のバージョンアップは有償となります。
