当サイトでは、サービス向上、アクセス状況計測、広告配信などのためにクッキーを使用しています。個人情報保護について

OK

Please note that JavaScript and style sheet are used in this website,
Due to unadaptability of the style sheet with the browser used in your computer, pages may not look as original.
Even in such a case, however, the contents can be used safely.

宇宙事業における合弁会社の株式取得について

2015年2月27日
日本電気株式会社




NECは本日、株式会社東芝(以下 東芝)と2001年に設立した合弁会社のNEC東芝スペースシステム株式会社(代表取締役 執行役員社長:山口 進、本社:東京都府中市、以下 NTスペース)について、東芝が保有するNTスペース株式の全てを2015年3月31日(予定)に取得することを決定いたしました。

NECは、宇宙事業をコア事業の一つとして、人工衛星システムや衛星の運用・管制を行う地上システム、衛星により取得したデータの利用システムまで幅広くカバーする「宇宙ソリューション」を提供しています。
NTスペースは、4月1日(予定)よりNECの100%子会社として社名を「NECスペーステクノロジー株式会社」に変更し、引き続きNECの宇宙事業においてセンサや人工衛星・ロケット搭載機器の設計・組立・試験を担当します。

NECは、日本の宇宙開発とともに培ってきた最先端の宇宙技術を基盤として、人と地球にやさしい情報社会の実現を目指します。


NECは、日本初の人工衛星「おおすみ」(1970年打上げ)をはじめ、小惑星イトカワからのサンプルリターンを達成した小惑星探査機「はやぶさ」や、その後継機で昨年12月に打上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」など、69機の人工衛星のインテグレーション(取りまとめ)を担当しています。
NECは、相模原事業場(神奈川県相模原市)に展開する小型衛星組み立て工場に加えて、府中事業場(東京都府中市)の「衛星インテグレーションセンター」の稼働により、当社の標準衛星システム「NEXTARシリーズ」(注1)の自社一貫生産体制を整備し、環境監視・災害監視・測位などの衛星インフラ整備、アジアをはじめとする宇宙新興国の衛星需要などを積極的に取り込み、2020年度の宇宙関連事業規模1,000億円を目指します。

なお、NTスペースの概要は別紙をご参照ください。

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。


【別紙】 NEC東芝スペースシステム株式会社の概要



以上



(注1) NEXTAR:NEC Next Generation Star
NECの長年に亘る人工衛星バス機器開発のノウハウを元に、短期間に低コストで高機能な人工衛星を市場に提供可能とする標準衛星システム。SpaceWire規格を全面採用した搭載機器間通信やSpaceCube2による全搭載コンピュータの共通化等が特長。


NECの宇宙事業への取り組み

「宙(そら)への挑戦」
http://jpn.nec.com/ad/cosmos/
人と地球と豊かな未来のために~NECの宇宙ソリューション~
http://jpn.nec.com/ad/onlinetv/society/spacesolution.html



NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
http://jpn.nec.com/profile/solutionsforsociety/index.html
Orchestrating a brighter world 世界の想いを、未来へつなげる。


Share: