2015年2月16日
日本電気株式会社
NECは、社会ソリューション事業に注力し、グローバル競争力を向上するため業務プロセス最適化に向けた全社業務改革に取り組みます。その第一ステップとして、スタフ部門改革を本年4月1日付で実施します。
NECは昨年4月、主にNECグループ向けに人事・総務・調達・販促等の共通業務に関するサービス提供を行うNECマネジメントパートナー(NMP)を設立し、多様な業務サービスを高品質かつ効率的に提供してきました。この取り組みを一歩進め、本社管理部門および事業部門のスタフ業務(人事、経理、調達、内部監査、情報システム、事業支援等)の大半を同社に集約します。
NMPでは、NECグループ共通のスタフとして全体最適の観点で制度・プロセスの標準化・業務改革を行います。不要な業務の廃止や標準プロセスの設計、そして、その標準プロセスをNECグループ全体に普及・定着させる役割を担います。
スタフ業務をNMPに集約することで、人材の専門性を高め、業務の迅速化・高度化による価値向上を図ります。これにより業務改革を継続する文化を定着させ、グローバル競争力を高めてCS最大化を目指します。
コーポレートは戦略機能としてグループ経営基盤の構築、コーポレートガバナンスの実行、ステークホルダーリレーションの強化等の役割を担います。
更に、全社業務の効率化進展によって生み出される人材の再配置を行い、NECが注力するクラウド、ビッグデータ、SDN、セーフティ、スマートエネルギー事業やこれまで培った専門性を活かした業務コンサルティング等に振り向け事業の成長を加速します。
なお、NMPでは、当面NECグループの業務改革に注力しますが、将来的には業務改革を通して得た経験・ノウハウをサービス事業として展開することも視野に入れています。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
【別紙】 NECマネジメントパートナーの概要
以上