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NEC、農業経営支援クラウドサービスを提供開始 ~ 採算性を見える化し、農家の収益率向上に貢献 ~

2014年11月6日
日本電気株式会社




本サービスでは、農作物の栽培工程ごとのコスト、圃場状況、取引先ごとの出荷計画などをきめ細かく管理します。これにより、農作物を栽培する前に採算性のシミュレーションが可能となり、経営の視点から栽培計画を立案することが可能になります。また、圃場ごとの栽培・収穫・出荷状況の把握や、栽培計画と実績の対比が可能となり、農業経営の評価・分析を実現することで、収益率の向上に貢献します。

本サービスの価格は、月額25,000円~(税別、5ID含む)で、NECは2017年度末までに300社・団体への提供を目指します。

NECは従来から、センサーを活用した圃場環境の遠隔監視・制御や、タブレット端末を活用した農業生産工程管理などを、クラウドサービスとして国内外で提供しています。このたびのサービス提供も本取り組みの一環であり、今後もICTを活用して農業活性化に貢献してまいります。



背景


日本国内の野菜需要のうち、加工・業務用野菜の割合は全体の6割を占め、今後も増加傾向で推移することが見込まれています()。一方で、加工・業務用需要に対応する輸入品も増加しており、国産品シェア上昇のため、産地・生産量拡大に向けた新技術・機械化一貫体系の導入や、輸送コストの低減が求められています。



本サービスの特長


このたび、高いコスト競争力を有する農業生産法人 株式会社関東地区昔がえりの会(本社:埼玉県児玉郡、代表取締役社長:小暮郁夫)の農業経営ノウハウをもとに、NECが農業経営支援クラウドサービスとして提供します。

本サービスでは、栽培マニュアルや圃場カルテ(面積や土壌特性など)をもとにした品目ごとの栽培方法・コストを標準モデル化するとともに、取引先ごとの農作物出荷パターンを標準モデル化し、あわせて出荷期間ごとの栽培品種と圃場を割り当てて登録します。これにより、年間の採算性シミュレーションを実現し、経営の視点から栽培計画を立案することが可能になります。
また、圃場ごとの栽培実績(種まき、肥料・水やり、草取り、収穫など)や出荷状況を記録することで、作業進捗や改善点、採算性の把握を実現します。
出荷後には、圃場ごとの栽培計画と実績を比較することで、全圃場の経営評価・分析が可能となり、翌年以降の栽培計画立案に活用することができます。

本サービスを導入することで農業生産法人は、取引先ごとの農産物生産計画を採算性の観点から立てることが可能となり、会員農家全体の収益率向上を実現します。

NECは、フード・アグリビジネスのコンサルティングと事業開発プロデュースを手掛ける株式会社TAKASAKI(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:高崎明男)と共同で、本サービスの啓発・普及活動を行い、次世代農家の農業経営を支援することで、農業の持続可能な発展に貢献してまいります。

なお、NECは本サービスを、NECグループが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2014」(会期:11/20(木)~21(金)、会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区))にて、展示します。
「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2014」について http://jpn.nec.com/uf-iexpo/index.html

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。



以上



(注) 独立行政法人農畜産業振興機構 加工・業務用野菜取引実態等調査より。


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 第二金融ソリューション事業部
TEL:03-5746-3909



NECは、社会ソリューション事業を推進する企業としてのグローバルブランドを構築するため、
新ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を策定しました。
本ブランドメッセージのもと、世界の人々と協奏・共創しながら、社会の様々な課題解決に貢献していきます。 Orchestrating a brighter world 世界の想いを、未来へつなげる。


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